今朝朝の7時半からモロカイからオアフに渡るパドルレースが行われた。日本からはトモが参加。何が起こるかわからない、もっとも過酷な、荒海でのレースといわれるこのレース、トモががんばっているかどうか情報が得たくて午後じゅういろんなサイトでチェックしていたが、有名な人や注目を浴びている人たちのことはちょこちょこ出るがトモのことは何もわからず、結局夜になって非公式のリザルトが出るまでわからなかった。
(トモは律儀なので電話してくれるところだが、私の電話が壊れていたのだ)
全体で39位(スタンドアップ、パドルボード、チームすべてあわせて)そして年齢別種目別ではなんと6位!30代のアンリミテッドはかなりレベルが高いグループで、そのなかで6位になればたいしたものだ。完走しただけでも十分だと思うけど彼もこれだけがんばればすごくうれしかったと思う。マリコでは全くかなわなかったパドルクイーンのアンドレアよりの先にフィニッシュしているほど。やはり御前崎でこつこつチャー漕ぎをし続けたことに意味はあったのだ。
同じ日本人、海で一生懸命やってるものとして心から拍手したいと思う。
さて同じくらいうれしいのはデイブカラマの優勝。彼の努力は誰もが知っているところ、そして実力も誰もが認めるところで、彼ほど優勝するのにふさわしい人はいない。早いけれどなかなか勝てなかったデイブ、やっと努力が実り、今年は見ていた人によると、一人だけ違うクラスにいるような走りだったらしい。
フィニッシュした人もできなかった人も一人一人がいろんなドラマを繰り広げたこのレース。9回続けて優勝しているレイダウンパドルのジェイミー(スタンドアップの世界でもウエイブ、レースともにトップの選手)、義手でレースをフィニッシュした、最年少12歳、ソロで海峡を渡りきったリグズ・ナポレオン、上位に食い込んだテーンエイジャー、ゼインとコナー、そしてなんと言っても最後の最後まであきらめなかった胸から下が麻痺している50代のマークは9時間近く漕ぎ続けて最後のフィニッシャーとなった。彼の精神力は想像もつかない。わたしだったら陸でうつぶせになっているだけでも9時間は無理かもしれない。
このレースは他の選手ではなくまさに自分相手のレース、そして大いなる自然相手のレース。そのなかで年々タイムもギアもグレードアップしていく人間の可能性も素晴らしい。これからも毎年やり続けて欲しいと思う。
Congrates to all the racers! you are my heros!
2010-07-27
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