
いつもは大きなセットで沖のグループがやられているとき横から残り物をもらったりするのだが、そこまで大きなサイズは来ないし、サウザンピークスで見かける上手いおじちゃんたちがみんな勢ぞろいでピークにいた。彼らは波を逃さない、これと決めたらきちんと乗るので残り物があまりない。セットが来ると上手いロングボードのおじちゃんたちがみんな乗っていき、次のセットが来るまでにまたもどってきてしまう。さすが何十年も乗ってるだけある。特にデイルは多分もう65歳くらいだと思うんだけど、動きもすばやく、セットの一番いい波をしっかりとって一番ピークからインサイドまで延々とリッピングする。上手い人がいい波を取るのは当たり前で自然なことだからいらいらもせず下手だから取れないのだから仕方がない。さすがだなあ、と感心しながらおやじたちを観察させてもらった。いつかは私も、「あの婆ちゃん、長年やってるだけあっていい波とって行くよなあ」と若者達に言われるようになりたい。


お昼前には人も少しずつ少なくなっていき、さらに良くなってきた感じもしてなかなかビーチに上がれず、やっと見切りをつけてビーチに帰ったころには腕も肩もくたくた、痺れたようになっていた。でもけだるさを越えた疲れに喜びを感じる私は変なのだろうか。
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