大急ぎで車を走らせなんとかフェリーにも間に合った。
上五島の奈良尾港は思ったより小さく、レンタカーの方も親切に(というか無理矢理ボードを押し込んだ様子が心配だったのかも)車を大きめのものに変えてくれ、サーフスポットであると言う高井旅のビーチで別の港からバスに乗ってきた愛ちゃんとの合流。ここには福岡から旅行で来ていたカップルもいて、サーフィンですか?と声をかけてくれた。人がいないところに行くとサーフボードが共通語と言うかサーフボードをもってるだけでお互い嬉しくなって仲良くなれる、これが混んでいる有名なブレイクではそうはいかない。
愛ちゃんはもう10年以上前にマウイでやったサクラキャンプに参加してくれたウインドサーファー。その時は10年勤務のご褒美でやっと休みが取れたと参加してくれ、ほんとに一生懸命、そして誰よりもマウイを楽しんでいた気がする。地方であまりレディースがいないところで一人で頑張って上手くなるのは大変な事だけれどそんななかで地道に練習を続け、情熱を燃やし続けてきた強さと優しさを感じさせる女の子だった。
(合流できたビーチは風邪が強いいいコンディションではなかったけれど、赤ちゃん見てるから乗ってくれば?と言ったらすぐ乗りにいった。海好きはまったくかわってない)
それが今や2時のお母さん。8ヶ月の赤ちゃんをおんぶして会いにきてくれた。午後は二人(と半分?)で島をドライブ。
廃校になっている学校だけどとっても立派、宿泊施設として使えるそうだ。
所によってはこれ、歩道じゃないの?とかほんとにこの道でいいのって言うくらい細い道になり、とても島の主要道路には見えないようなところも。そんなところがまた離島らしくていいけど。
彼女のお友達のところに泊まれたのも今回の旅の中でのハイライトの一つ。やはり旅をしたらその場所にすむ人の話を聞いたり、仲良くなったり、また時のものを地元のやり方で料理したものを頂くのは一番の楽しみ。そういう事が旅の思い出になる。(庭はお父さん手作りのおもちゃが一杯、植木もツリーハウスになっていた)
お世話になった板浦ファミリーはお父さんが漁師さんで奥さんが長崎からここにお嫁に来た。
二人のお子さんもトーイプードルのもこちゃんも皆で心から歓迎してくれ、申し訳ないくらいいたれりつくせりでもてなしてくれた。
何より他ではなかなか食べられないだろう、キビナゴのお刺身、地元の料理いりやき(きびなごのしゃぶしゃぶ)そして天ぷら、その他たくさんのごちそうが食べきれないほど!
寝る頃にはとても初めて会ったばかりとは思えないほどでほんとにリラックスさせていただいた。上五島もいいところだなあ。
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