2013-10-31

10月31日 Halloween

今日も引き続きホキパではアロハクラシックが開催されている。今日はプロメンズのダブルイルミネーションが行われると聞いてちょっと覗きに行ってみた。
毎日行こう行こうと思いつつ波が結構いいので手前のレインズで止まってしまい結局カイトして終わってしまっていたのだが、今日は見に行くことにした。ちょうどウオームアップセッションが終わってみんな上がってくるところだった。
(アマチュアクラス出場、そして私のウインドの師匠でもありだんとつに選手最年長の羽隅さんと本橋プロ。他に小笠原さん、ワイレアの日本料理レストランをやっている久保田さん、レディースでなごじゅんがまだこれから出番を待っている)
本橋君は第一ヒート、今年のワールドチャンプのフィリップ・コスタ、フランシスコ・ゴヤ、久々に登場のジョッシュ・アングロというとんでもなくハードなヒートで勝ち上がったのだが(ジョッシュトップ、本橋君2位上がり)この大会ではワールドランキングのどんでん返しがたくさんあったようだ。普段ワールドツアーに参戦していないジョッシュや本橋君のような人がたくさん出ているのでトップランカーが一回戦で皆負けちゃったから。結局フィリップ・コスタは今日またルーザースの一回戦でリカルドやジュバンなどと一緒のハードなヒートで完全に空回り、取る波取る波ワイプアウトしてかわいそうなくらいだった。これで今年のワールドチャンプ戦線から外れてしまった。
カイトのコンディションも素晴らしく良さそうなので本橋君のヒートが待ちきれずレインズへ。でも見た目ほどには良くなかった。風が上がったり下がったり、そして波も見かけほどきれいでなかった。とはいえ十分楽しかったし、久しぶりに昔から一緒にレインズで乗っているエリオットも出てきたのが嬉しかった。
本橋君のヒートに間に合うようにビーチに上がりレインズの丘からiPhone片手に応援。iPhoneでインターネットライブ中継を見ながらヒートのスコアや説明を聞きながら見れるのだ。世の中便利になったものだ。
そして多分日本でもインターネットで皆がら応援していた人も少なくないだろう。残念ながらヒート中なかなか波が入って来なくて特に本橋君は波回りが良くなかった、探しまわっているのがわかるのだが、無理矢理取った波もサイズがいまいち、サイズがナイトやはりくるくるゴイターなどをやってみせる若手の方が点数が高くなってしまう。仕方ないことだけど、もう一度パワフルな波でパワーカーブ見たかったな。


ついでにフランスではスタンドアップワールドツアーの最終戦、こちらもライブ中継をしていて、カイレニーがレースに通津てウエイブ部門もワールドタイトルを勝ち取った。カイはほんとにすごいし,努力もしていてナイスガイだから心から祝福する気持ちでいっぱいだ。

そんな頃カナハではシャークアタックがあった。午後3時頃カイトビーチの沖でフランス人のカイトボーダーがふくらはぎあたりをかまれて自力で帰って来たという。そのごライフガードがジェットスキーでパトロールしたところ12−15フィートのタイガーシャークを目撃したらしい。同じところで去年はスタンドアップパドラーがアタックされたし、何度か亀が食べられてる様子を見つけてビーチがクローズしたこともある。この1、2年でマウイでのシャークアタックがすごく増えている気がするけど何故なんだろう?ピアワンではすでに3回私も見ているし、カナハは一番人気のあるビーチで大勢のサーファーやウインドサーファー、カイトサーファー、ダイバーがやってくる。まあ、サメの方がローカルで私達がビジターだからなにもいえないけれど。
 さて夜はジョンとちはぎちゃん宅でハロウイーンディナー。
太腕三姉妹の長女ふみさんの強烈な登場に皆が湧いた。ティナ・ターナーみたいでかっこいい。私は以前もらったぬいぐるみにアイデアをもらってライオンキングとターザンウーマン。(ベルトでライオンをぶら下げてライオンに乗ってる風にしてある)この格好でスーパーで買い物したけどちょっと恥ずかしかった。
四国から来ている美子ちゃんもしっかり仮装.滞在先のチカちゃんはアニー。衣装のちょうちん袖が細すぎて腕の血が止まりそうにパンパンなってるのには笑えた。 マウイの女性はよく働きよく遊ぶので腕が太いのだ。

 マスターシェイパーのデイブ・メルも今晩はドラキュラに。本橋君の板は彼が削っているが今更に小さなスタンドアップボード(それもウインドサーフィンボードのコンストラクションで作るので超軽量に仕上がる)作成中とのこと。
野口ファミリーと美子ちゃん、海賊シリーズ

なんと10月もこれでおしまい。いろいろ考えることも多いけれど残りの2ヶ月全力投球で頑張っていこう。

2013-10-30

10月30日 ライトウインド、グッドウエイブ

このところ朝早めに風が吹き始めるので今日は夜明け前から出発、せっかく波があるのだから風が吹く前にちょっとだけでも乗りたい。日本だと夜明け前どころか真っ暗のなか海に出るほどハングリーなのだからこっちに帰ってくるとかなり贅沢になっている。
せっかく朝早く出たのにビーチでウエットベストまで来てい座でようとしたら、あ、板を忘れた!こんな時家がカナハの近くで良かった!と思う。いそいでボードをとりに帰った解けど出遅れ、すでに風は吹き始めていた。それでも1時間くらい乗ったかな。荒れた海面だったけれどそのおかげで全く混雑はなくあれはあれで楽しかった.久々に合ったケンジ君もずっとここの所サーフィンばかりでスタンドアップは久々らしい『足に来るねー』と笑っていたけどそれは彼が普通のロングボードをスタンドアップように使っているからバランスが難しいだけなのだ.こんなメローな感じでも去年はしっかりジョーズチャレンジして波に乗ったのだからすごい。

 (ジミールイスの工場の壁に飾ってある初期のカイトボードの数々、当時プロライダー達はほとんど彼の板に乗っていた)

風が上がったので今度はホキパ方面へ.ジミーさんから電話があったのでお昼ご飯をもって工場へ。いつもオーダーした板には自分が選んだハワイアンプリントを入れてもらってるのだが、今回はベトナムに行く前に仕上げるには時間がないから生地を貼るのはなし、その分カイトボードと同じ赤い色でいいかい?と聞かれた。もちろんそんなことで文句いえる立場でもないし、作ってもらえるだけでもありがたい。たまたま小さなボードを作ってみたいなと彼が思ったタイミングと私がダメ元で聞いてみたタイミングがぴったり合ったみたいで今回はすんなり出来上がってきそうだ。
それにしてもちっちゃいし薄い!
(作るとなるととことん細かいところまで完璧にするマスタークラフツマンのジミー、その仕事は本当に美しい)
前回は2シーズン待ってやっとこの春で来てきたのだから。問題は私が乗りこなせるかどうか。まあ、今乗ってる板がバンピーなときや大きな波用.そして新しい板はグラッシーなときや小波使用になるのかな。削り上がった板を見たけどまるでサーフボードだ。

その後カイト。今日も7mで波も昨日と同じくらいかちょっと小さいか.いい練習になるが今日はその後用事があるのでささっとだけで終了。

これから週末、来週といくつものウネリが重なるようにやってくる予報。いいぞいいぞ。

2013-10-29

10月29日 引き続きグッドコンディション

 (ホキパの入り口からの風景、今日もそこそこ波がある)
 (ホキパ、このコンディションを4人で楽しめるのだからうらやましい限り)
今日もグッドコンディション.ホキパに応援に行くつもりがまたもや自分が乗ることが優先になり、レインズで車を止めてカイト。ホキパで行われているウインドサーフィンの大会は今日はプロクラスではなく、アマチュアとレディースクラスをやりとのこと。多分これからもまだまだ波も風もありそうなのでプロは波が上がってからやろうと言うもくろみだろう。ウインドサーフィンにはちょっと弱めの風かもしれないが、カイトにはばっちり、オフが勝手ガスティーかと思ったらそうでもなく、十分楽しめた。ただしストラップレスなのでリップに一度も当てずじまい。弱くのライディングばかりでちょっと欲求不満気味、たまにはストラップつけて思い切り当て込んだ方がいいのか、それともどんなときでもストラップ無しでいって慣れていくしかないのか、悩むところ。
(こちらはレインズ)
今日は上手なプロがみんなレインズで練習していた。エアリアルは当たり前、軽く360やゴイターをやってしまうので見ていて楽しかった。

ウルトラマンの胸のビームがピコピコいい始めるのと同じように私の腰も2時間弱でぐきぐきいい始めたのでいそいで終了。筋肉痛になる前に腰痛が来てしまう悲しい現実。
でもいいコンディションで暖かい海で晴れてて皆ニコニコ譲り合って楽しくカイトできてるんだから幸せだ。
(この間教えてもらったリップスティックプラントと呼ばれる植物、このハナの色からそういわれるのかと思ったら、この中にある種を干してお米を炊くときに入れるとお米が真っ赤に染まるからそう呼ばれるのだそうだ)
昨日御前崎のもおちゃん(ウインドのMOTOKOプロ)とメッセージのやり取りをしていたときに体や生活のペース配分の話になり、「本当のマスターは体を壊さない」と言う誰かの言葉を聞かせてくれた。ほんと似そうだと思う、私がマスターだったら若い頃からきちんとただ無我夢中に練習するだけでなく体のメインテナンスやバランスのいい筋力を心がけていただろう。ジェリーロペス先生がそのいい例だ。ヨガと禅とサーフィン、そしてそれ以外のあらゆるスポーツを楽しんできた彼は本当に体を大事にしてきた。マインド、ボディー、スピリットすべてにおいて健康であることの大切さを最近は痛感する。と言うわけでもおちゃんともいっていたけれど、無理はせず体の発している言葉をちゃんと聞きながら行動するよう心がけたい。

10月28日 Surf's up ! Great kiting, Great Aloha Classic!

(今日のパイプラインby Jamie O'brien、ウエストスウエルはパイプラインが良くなる、そしてマウイはかなりオアフに比べてサイズが小さくなり、ダンパー気味になる。まさにその通りのコンディションだったかな)
朝から何となく今日は風が吹きそうなのがわかる。毎日外を見てそればかり考えていたら大体の人がわかるようになる.私はそれをもう30年もやってるからわからない方がおかしいか。鎌倉だったら、目を覚ました時点で窓の外を見なくてもにおいやどちらから音がするかで大体わかる。
週末だったので出来なかった車の修理をまず一番にやってしまおうと工場のオープン時間に行くとその場でやってくれた.1時間半その場で本を読んでいるうちに終了。3万くらいかかってしまったけど(このぼろ車に3万かける価値があるのかどうかもちょっと疑問だが)とりあえず安心して海にいける。
ブーツを貸してあげていた友人と待ち合わせしてブーツを返してもらいレインズへ。波は少しずつ上がってきているようでウエスト気味のウネリなのかちょっとレインズはダンパー気味、風はマウイにしては弱め、カイトにはパーフェクト。ホキパはとっても良さそうに見える。多分10時半頃からすでにコンテストがスタートしているのだろう.今日は4人だけでホキパで乗れたら最高だろうなあ。

私もさっさとカイトを張って沖に向かった。去年の私だったらこのサイズでストラップレスはただストレスになるだけだったと思う。今でも思い切り当て込めないし全然思うように波に乗れないけれど、でも去年に比べたらまだスピード出しても板と足が離れない感じになってきた。やっぱり亀のような進歩でも少しは上手くなっているのかもしれない。
とはいえ今日は楽しかったがこれ以上大きくなったらやはり安全のためにストラップつけたいなあ。

(King Robby is still the King)
乗ってるうちにどんどんサイズアップしてきて後半はゆうにオーバーヘッドはあり、ロビーさんがレインズに来てリッピングしていた。ミッキーと一緒に何やら話しながら乗っていたのでセールのテストをしていたのかも。
ジョッシュ・ストーンもカッコいいエアリアルをドカーンと見せてくれた。

(おめでとう!とってもいい笑顔!)
今日はアロハクラシックのPWAの大会がスタートし、ウイナーズブラケットでリーバイが優勝したそうだ。レインズから見ていたところではどの選手も完璧な波乗りをしていて、なかなかさをつけるのは難しそうだった。とにかく今日みたいな波と風は誰でも乗りやすくてリッピングできる。これがもっとハードでガスティーで波も大きかったら、差がわかりやすいけれど。
そうはいってもリーバイがやっぱり優勝、彼のスタイリッシュなトイークの入ったエアリアル、完成度の高いエアリアル360はいつ見ても感動する。その上ナイスガイ。こころからおめでとうといいたい。リーバイ、引き続きルーザースも頑張って。

日本人はAWTからワイルドカードの出場権を得た本橋君が出場。最初のヒートはジョッシュ、ゴヤ、コスタと全員ワールドチャンピオンになったことがある人ばかり、そんななか素晴らしいパフォーマンスを見せて勝ち上がったらしい。すごいな。まだルーザーズもあるのでチャンスはある。本当にレベルの高いこの大会で堂々と頑張ってほしいな。レディースはPWAはないらしい、残念だな、なごじゅんがだんとつだろうに。

今日は自分が楽しみすぎて応援に行けなかったけど、乗りすぎで腰が少し痛いので明日はカイトする前に応援に行こうと思う。



2013-10-28

10月27日 Beautiful Sunday

絵はがきになりそうなきれいな晴れっぷり.風もなし。カナハ周辺は波が小さいけどきっとホキパまで行けば波もあるだろうが、私の車は故障中なので遠出が出来ない。結局朝は仕事をして10時から教会、その後海にいくことに決めた。

久々の教会、今日のお説教の内容はなんと同性同士の結婚について。キリスト教ではもちろんホモセクシュアルは認めていないから、そのせいで敬虔なクリスチャンの家庭に育ったゲイの子供が親に縁を切られたり、なんとか直させようと矯正施設に入れられたりした結果自殺するような事件もアメリカでは結構多い。
個人的には同性に恋愛感情を持ったことはないので、その人の立場になって考えるのは難しい、でも他のことと一緒でどうにもならない感情と言うものはある.それを押さえて社会的に上手くやっていこうとすることで本来の自分と言うものが出せなかったり、自分を好きになることが出来なかったとしたらそれは本当に辛いこと。だから同性を好きになってもそれ自体は私は悪いこととは決して思わない。ただし結婚となると、別にいいけど.してもしなくてもいいんじゃないって感じではある.一緒になることに対しては理解できる、でもどこでラインを引くかが大事で、同性でも好き同士であればいいのなら、兄弟で好き同士でもいいではないか,とか、同性の結婚を認めない教会で式を挙げたいのに断られたから訴えるとか、そういうことが起こりかねないのならこれはまた難しい問題だと思う。結局結婚と言うものでちょっと精神的に安定がえられると思っているから結婚したいのだろうか.そうだとしたらそんなものに頼らずに結婚せずに一緒にいればいいのではと思うけど。まあ何故こんなことが急に問題になっているかと言うと明日ハワイの議会で同性同士の結婚が認められる法律が通るかもしれないらしく、教会としてはどうしてもそれをストップさせたいのだと思う。
結局これがオーケーになったらエキストリームな人たちは教会や他の場所でそれを認めない人を訴えるかもしれない、でも反対しているエキスとリームな人たちはゲイはいっさい認めず、罰するべきだと言うほどで、どちらも過激な考えすぎるのが問題なのではないかなと思う。
ちなみに私の言っている教会はほとんど日系のおばあちゃんばかりがくる教会で、ゲイがいかに許されないことか、さらには動物と関係を持った人がアフリカにいてそこからエイズと言うものが生まれ、そういうかたちで神が人間を罰していると言うお説教を皆ちょこんと座って黙って聞いていたけど、たぶんおばあちゃんたちにはあまりぴんとこなかったんじゃないかなあ。

教会の後はビーチへ、風がないので軽く漕いでから泳ぎそして貝拾い。海の水がいつも異常に明るいブルーに感じた。
ここのところ風がない日がほんとに多いけど波も巨大なのが全く来ていない。だいじょうぶかしら。

2013-10-26

10月26日 車トラブル


朝コーヒーを入れてポーチに出て見ると、ハレアカラ火山の向こう側の空がどんどん赤くなってきた。
素晴らしい朝焼けでいいスタート!
今日は完全にノーウインド、空気が止まっている感じ。波はそれほど上がらなかったがホキパ方面に行けば十分楽しい波がありそう.オータム達と待ち合わせしてく合うあたりで乗ることに決めた。
出発した後にはっと気づいたらボードをもってくるのを忘れていた,普段は車に入れっぱなしだったのに昨日おろしたことをすっかり忘れて出てきてしまった。あわてて家までUターン、そしたら今度はなんだかエンジンの温度が高くなっている。チェックしてみるとラジエーターのところからぽつぽつ液体が漏れている.これのせいでこの間もオーバーヒートしたに違いない。修理できるかいろんなところに電話をかけてみたものの、土曜日なのでどこもやってくれない。クアウ方面まで遠出するのはちょっと危険なのであきらめ、カナハで乗ろうかと思ったがカナハでは波が割れていない。

でも「波乗りの前に部屋の片付けをしてやらなくてはならない仕事をしてしまいなさい」と言われている気がして、無理して海にいくのをあきらめ仕事をすることにした。それにしてもこんなに風がなくていい天気なのに、残念。


サーフィンを終えたオータム達が街に出てきたので近くのモールまで会いにいった。赤ちゃんの成長はほんとに早く3ヶ月近く会ってなかったマナちゃんはなんだかタテに伸びていて人間らしくなり、自分の意志を声と態度でずいぶん主張できるようになっていた。
(もうご飯も一人で食べれます、大部分はこぼれて口に入っていかないみたいだけど)
オータムとゆうじ君は相変わらず.なんだか二人の顔を見るとほっとする。

ここのところ手抜き料理が多かったので今日は久しぶりにルームメイトの好物の煮込みハンバーグをメインにいろいろ作ってみたら、
「あれ、今日エディーのところに夕食呼ばれたから行こうって言わなかったっけ?」
あー、そうだった。
なんだか今日は空回りが多いけど、とりあえず腰の痛みは少なめなのでよしとして明日に期待しよう。


2013-10-25

10月25日 Fun kite session and jungle walk

朝は風がなくサーフィンに良さそう、でも腰がまだ本調子ではない、いつ最寄りはちょっと早めにトレードが吹いてきそうだったのでゆっくりじっくりリハビリとストレッチをしてから美子ちゃんを迎えにいく。
(エー、僕たちは置いてけぼりなのー?とかなりあからさまに不満げなわんちゃん達、ごめんねー)
風は弱いものの、ホキパでは大会が進行していて波も頭くらいのちょうどいいサイズ。カイトにもとても良さそうなので、無理しない程度にカイトをすることにした.ストラップレスを練習するにはこれ以上のコンディションはないと言うくらい理想的。
腰が痛くならない程度に1時間ほど乗ったけれど、急な動きに腰がついていかないので思い切ったオフザリップやパワーのあるスープを乗り越えるのが辛い。まあそんなにカッコいいリッピングは滅多にないのだが。
少し乗った後は美子ちゃんを連れて久々にジャングル探検。ハイクの山奥に住んでいた頃はこんな感じが日常だったが、今はワイルクの方にすんでいるので緑でうっそうとしている感じがとても新鮮。やっぱりこういうのが私は好きだ。途中でグアバやストロベリーグアバ、パッションフルーツなどを見つけては一緒に食べながら滝まで川を上っていく。



初めてここにつれてきてもらったのはもう2年以上前になる。その時この小屋と吊り橋を見たときはトムソーヤみたい、と感動したな。あのときに比べるとかなりガタが来ているけど。

マイナスイオンの直撃を受け、心も体もすっきり。
天然のシャワー




滝から戻るとチカさんトランスが仕事から戻ってきたところだったのでグリーンハウスへ。ここで育っている華や植物をアレンジメントしてホテルに売っているのだが、チカさんのアレンジメントがとっても素敵。早速美子ちゃんもお手伝い。
これは先週もっていったものを回収したものなのだが、まだまだ元気で十分飾れる。
チカさんの敷地のありとあらゆる果物を試食しながら、やっぱり緑が多いところで暮らししたい、と心から思った。

今日もカイトしたので腰がひどくなるかなと思ったらなぜか夜楽になっていた。歩いたのが良かったのか、無理しなかったのが良かったのか、ほんとに何が良くて何が悪いのかはっきりわかったらいいのになあ。

2013-10-24

10月24日 Welcome 美子ちゃん!

波は引き続きまあまあある。でも腰が本調子でないのでモチベーションが上がらない.もしも今無理してまたひどいことになったらどうしようもないので我慢我慢。
ほんのちょっとだけカイトをしてみたが波のないところでやったのに、1時間もしないうちにさらに痛くなってきたので終了、その後腰をほぐそうと泳いでみたがそれもあまり効果はなし。全く痛くなったり楽になったり、ほんとによくわからなくていやになっちゃう。

2時過ぎにマウイに到着する予定のみこちゃんを空港に迎えにいく。彼女はサーファー田中宗豊プロの奥さん。宗とよくンが昨シーズンの冬にマウイに来た時、詩然が多くてオーガニックファームがたくさんあるマウイが気に入り、『みこちゃんに見せたい、みこちゃんも気に入るだろうなあ』としょっちゅう言っていたが、今回彼の後押しで子供二人はお父さんが見てくれると言うことでみこちゃんが単独マウイにやってきたのだ。

ちょうど野菜がなくなったところだったので日工場からそのままお気に入りのオーガニックファームへ、と思ったらクラに行く途中で私のぼろ車がオーバーヒート。慌てたけどなんとか近くの車のパーツさんに辿り着き、一件落着。素晴らしい景色と優しい素敵なスタッフが働くオーガニックファームでおいしそうな野菜を摘みながらみこちゃんも早速マウイの空気をいっぱい吸って気持ち良さそう。
その後滞在先のチカさんのところへ。チカさんのところもオーガニックファーム以上に気持ちのいい空気が流れる場所、GREEN THUMB(植物を育てるのが上手な人のことをこちらでは緑の親指をもつ人という)のランスとチカさんが育てたくさんの野菜と果物の木が敷地内にあふれるほどの食べ物を実らせている。早速バナナを房ごとお土産にくれた。これだけで多分30本くらいのおいしいバナナがついている。熟れたら食べられないぶんは凍らせてスムージー用にストックしておけるからとってもありがたい。



2013-10-23

10月23日 アロハクラシック前夜祭

all photos by Jimmie Hepp
(カウリ・シーディー)
ここの所ずっと風がなかったのでこの調子だとウインドの大会中もずっと風がなさそうだねと言う噂だったのだが、なんと今朝はちょっとトレードっぽい風が吹き始めるのは早かった。強い風ではないがなんとかウインドが出来る風が吹き、多くの選手がウオームアップしていたに違いない。

(ミスタートウイークエアリアルのリーバイ・サイバー)
アロハクラシックはとても歴史の古い大会で何年か開催されていなかった時期もあるが実は私がマウイに来る前からあった大会、つまり25年くらい前からあったのだ。日本がバブルの頃で日本のスポンサー、サーフエンジニアリングや三菱自動車、テルツオなどがスポンサーになり、当時は秋の大会シーズンにマウイに来ないトップウエイブライダーはいないくらい日本人も多かったと思う、私はまだ高校生で、そんな皆が頑張ってる様子を雑誌で見てはドキドキしていた。

自分が選手だった頃も思い出深い大会で毎年秋には出ていたが、90年くらいだったと思うけど(あまりにも昔で覚えてない)この大会で3位になってその年の年間ランキングが2位に決まったこともあった。ランキングを意識したことなどそれまで全くなかったので人に言われてびっくりしたのを覚えている。

ずいぶん後になってまたアロハクラシックが再開したときはどちらかと言うとローカル大会的な雰囲気もあり、それまで何年もウインドの聖地であるホキパで大会がなかったのでみんなすごく喜んでいた。キッズクラスもあり、当時ウインドを始めたばかりのゼインシュワイツアーが初めてフキパで出て頭くらいの波で巻かれて足をぶつけ泣きながら帰って来たり、コナーが巻かれてロックしたりしていた。(その時の優勝はカイレニー)みんながあまりに可愛くて集合写真を撮った覚えがあるけどあの写真どこに言ったかなあ。初めて波のあるホキパにドキドキしながら出てこてんぱんにやられた後、悔しかったようで皆ホキパに通い続けるようになり、翌年の大会ではものすごい成長ぶりでエアリアルなど、攻めたライディングをしていた。そして今では生命のしようがないくらいワールドクラすのウオーターマンとして知られている。
 (このシークエンスは完璧、知らない間にエアータカは皆がやるトリックになっているのだろうか!?フォームにも無理がなくて素晴らしいなあ)


 


さて前置きが長くなったら明日からアロハクラシックが始まる。ここ数年盛り上がってるアメリカンウエイブツアーの最終戦、そしてPWAの大会もかねているもので、両方の選手が集まり、その上マスターズクラスやキッズクラスもある。
世界最高峰のライディング、そして将来のスーパースター、またマスターズの頑張り、どれもとても楽しみだ。日本からは私が知る限りでは本橋プロ、野口プロ、そしてマスターズにマウイ在住のオガちゃんこと小笠原さんと私の師匠でもある羽隅さんが出る予定。多分レディースではだんとつ優勝候補(去年一昨年と優勝したはず)のなごじゅんも出るはず。みなさんがんばって!
ライブの中継もあるので要チェック!