2020-11-27

11月26日 Happy Thanksgiving Day!

          


今日は感謝祭の日。こちらではサンクスギビングデイはクリスマスの次の大きなホリデイかも?家族な友人が集まって感謝祭の料理、七面鳥やマッシュポテト、サツマイモやインゲンのベイク、そしてありとあらゆるパイ(パンプキンパイがメインかな?)を食べて祝う日だけど、今年はころなのせいで、みんなで集まれないので気持ちだけ。

もともと収穫を感謝し祝うことから始まった(他にも色々言われているけど基本はそうだと私は思っている)ことなのになんだか食べることがメインになっていたような気もするのでシンプルに感謝することにフォーカスできていいかなと思う。

春4月ごろ、コロナで家から出られないロックダウン中、イエール大学の人気講義をオンラインでとった。Science of well being(幸せでよりよく生きることの科学)というような内容だけど、何より感謝の気持ちを持つこと、そして受け取ることより与えることが実は自分を幸せにするとおいうことがわかった、そしてそれを実践することで本当に心が乱れなくなった気もする。というわけで昔からつけてたけど最近また真面目に1日の感謝日記、Gratitude Journalをつけているが。これもまた効果があるように思える。

感謝したことは山ほどあって、いくらでもリストアップできるけどそんなことしてたら1日かかっても終わらないので頭に最初に浮かんでくることだけ書こうと思う。

(インスタで軽く書くつもりが長くなっちゃったので日本語バージョンはこちらに)  

感謝したいことをあげたらきりがないくらいすぐにたくさん思いつきますが、、まず一番最初に頭に浮かぶのは、当たり前すぎるかもしれないけど、やっぱり家族。

もう随分前のことになるけれど、当時ビッグウエイブでは(まあ、今でもだけど)誰もが知るうナンバーワンのレアードハミルトンに質問したことがあります。

「今までいろんなことに挑戦してきたけど、何が一番ハードだった?」

彼はほとんど考えることもなく躊躇もせずにこう答えました。

「子育て」

子育ては24時間営業で休みなし、肉体的にも精神的にもめちゃ疲労する。思いがけないハプニングがどんどん起こる中トラブルシューティング、危機管理に長けていないとならない。オンオフがなく、もうやめますと言えない。やり始めたらその仕事は辞めたくてもやめられない。今までやってきた何より大変なのに、一般的には当たり前に誰もができることだと思われているし、表彰されたり、賞をもらったりすることもない。

「だって、サーフィンだったらサーファーオブザイヤーとか、ルーキーオブザイヤー、ベストウエイブオブザイヤーとかみんな頑張れば表彰されるだろ?でも子育てってサーフィンなんかよりずっとハードだし、チャレンジング、そして責任重大だ。誰もがやってるから誰でもできると思いがちだけど親として素晴らしい仕事をするのは本当に難しいし、毎日が挫折の連続だよ、これほど大きな挑戦はないね」

と真剣に話す大男の言葉に、なるほどーと変に感心したことを思い出します。

そういう意味では私の親、家族みんなはfamily of the year, いや今年だけじゃなくて一生、lifetime family of the year awardに値する。どんな時でも家族だけは自分のことを大事に思ってくれているという確信があることは、ものすごいパワーをもらえるし、自信、自己肯定になっていると思う。そして頑張りエネルギーとなり、挑戦する勇気になっている。私みたいに手のかかる勝てな子供でもここまで無条件に愛してくれる家族はまさに表彰状ものだと思っているし本当にありがたいと思っている。特にコロナでこの一年日本に帰れず、離れていることが反対にその気持ちを強くしたし、彼らの愛情を余計感じさせるのかもしれない。家族に心から感謝!本当に会いたいけど会えるのを楽しみにこっちで頑張ります。

感謝したい事や人はいくらでもありますが、書き始めたら1日終わってしまうので、残りは、自分のGratitude Journalに綴っときます。ひっそり書いているだけでも多分感謝の気持ちは遠くまで飛んでいって相手になんとなーく伝わる、そんな気がします。

みなさんHappy Thanksgiving ! 思いっきり感謝でいっぱいの毎日を過ごしてるけど今日はいつも以上に感謝を捧げます。

So many things to be thankful for but first thing comes to mind is... my family. 
One time I asked the bigwave surfing legend @lairdhamiltonsurf “what is the biggest challenge you ever faced ?” 
Without hesitation he said “Parenting ” 
“It’s 24 hour job,constant and draining physically and mentally, and Niobe give you award or anything. As a surfer they reward surfer of the year, big wave of the year etc, but no one even think about acknowledge doing a great job being a parent , like parent of the year . Anyone can be a parent and have a kid but to be a great parent and do a good job is the hardest task. “ 
I think my parents and rest of my family is deserve a family of the year , no , the family of lifetime putting up with me and make me feel loved so much even though we are far apart. 
Sometimes being apart makes you realize how lucky to have unconditional love from the family. Thank you fam! I miss you and hope to get to see you soon. 
The rest of the things I am thankful for. I’ll just write down on my gratitude journal because the list would go way too long for Instagram ( It’s already too long 🤣). 
Happy Thanksgiving everyone. I give thanks every day but today I give extra amount! 

2020-11-04

11月2日 やっちゃったー!

(ウイングのダウンウインドで毎日のように一緒に行ってくれてたアート、私が写真を撮ってるのを見て、自分もやりたいと同じカメラを買い、ウイングで私が必死になってる時にその近くを通って欲しいなど私にはハードルの高いリクエストをしてくるのでそんなことまで気を配れる余裕はないと煩わしくさえ思っていたけど笑風がなくなってもみんなの写真を撮ってくれてるので自分のサップの写真が増えてめちゃくちゃ嬉しい。ありがとうアート。

ここのところ疲れも溜まり、なんか腰に嫌な感じがあってリハビリクラスな久々に行ってみたりはしてたけど、昨日波が上がり風も吹きそうだと朝一からやる気満々でフオイルやらウィング、サップにカイトギアまで詰め込んで海に行き、一日中思い切り練習するつもりでいたら、体が勘弁してくれよ、とでも言いたかったのか、ラフな海面で小さいボートでバランス取るのに苦労しながらカメラ構えたり波とろうとして腰に負担があったのか、テイクオフしようと刺した瞬間腰にグキッと痛みが走り、これはやばいとそのまま乗れるところまで岸に向かって乗り、その先漕ごうとしたらもうすでに立ってパドルはできず、レイダウンでゆっくり岸までゆっくり帰りました。

(最後の一本を取ってくれていたアート、すでにやばいって感じでターンもできずまっすぐ落ちないように乗ることで精一杯腰に手を当てて情けない泣き笑い状態)

その瞬間から動けない程は酷くはなかったのでよかだけどこの感じは以前よくやってた嫌なギックリなのでその場でアルビン先生に電話し、みてもらい、帰宅。あー2年くらいやってなかったのにやっちゃった、それも久々に風も吹いて波もあるのに😭

でもトレーナーのサムに言われたけど以前はこれくらいの痛みが毎日あったことを考えれば随分良くなったことをおもい出せて良かったじゃない?と。
確かにそう、もう何年も痛みと海に入れない辛さに悩まされた頃には戻りたくないので、(あの痛みがここまで治って思い切り海に入れることも奇跡に思えるくらいだから、体ってすごい)この冬はもう体の故障は無しで過ごせることを最優先にしてジムにも真面目に行って体の声をちゃんと聞いてあげます。

海に出れない心の痛みの方が腰の痛みより大きいくらいなので大したことはありません。数日で治ると思います。やりそうだなと思ったら休まないとだめですね。この歳になってもまだそこが学べてない強欲女の独り言でした。


Yesterday was a great day. Surf came up and everyone was out then it got windy in the afternoon ( first time in 3 weeks or so) so winging in waves.
Unfortunately my session got shortened because I felt on my lower back while trying to take off on a wave that I hadn’t felt for a long time. I knew that feeling and that wasn’t good. I tried to ride that wave as far as I could and laid down paddle back to the beach. I used to slipped disk almost monthly and staying in bed for weeks every time and paddling or kiting was an option it was a really hard years of my life. I knew it was tired and also kinda being lazy with my rehab work , I see the warning dign but it’s been too fun and non stop. Well I’ll take this as warning sign and make sure to be on top of things for the rest of the winter. Thankfully it’s not as bad as I was afraid and I can still move and my man Alvin helped right away and Hana upstairs shot anti inflammatory shot on my butt at home. Ill be back in a few days. Missing out on good days hurts more than actual pain so I guess it means that my back pain isn’t that bad.
Sam from @deep2peak wrote me I used to be in pain like this or worse every day before so realizing how much better I got is a silver lining. True and to be able to keep enjoying the water time , I’ll come to the gym more often. My winter goal is Rest , stretch and listen to my body ! Easier said than done but I’ll do it!

2020-11-01

10月31日 Happy birthday Dave and Happy Halloween!



(ダウンウインドフォイルはデイブに叶う人はほとんどいない。そして彼も誰よりも熱心にやっている。ウイング使っても追いつけない速さ。)


なんと忙しく過ごしていたら1ヶ月以上もブログをサボっていた。あっという間に11月になってしまう!

さて今日はハロウイーン、コロナのせいでパーティーもないし盛り上がってないけど、ハロウイーンというとデイブカラマのバースデーでもある。今日は海でみんなにこっそり声をかけデイブがインサイドからパドルアウトして戻ってきたときにさりげなく、周りを囲んでバースデーソングを歌ってお祝いした。そしていい機会なので彼について少し書いてみようと思う。本人は毎日顔合わせていて、こんなこと口に出せる雰囲気ではないので誕生日プレゼントがわりにラブレターというか感謝状をオンラインで!笑

フォイルする前はよくサップでアウターリーフの波に乗っていた。
プローンでも割れそうもないようなところからテイクオフするためのシンバルみたいなパドルサポートも最近定着してきた。

(数年前の写真、カナハで息子のオースティンと娘のサニーと一緒に)

デイブカラマのバースデーはハロウイーンの日なので忘れない笑 今日は大勢の人がフォイルに来ていたので海の上でこっそりみんなに「次に沖にデイブが出て来たらみんなで囲んでバースデーソングを歌おう」と声をかけてサプライズ。恥ずかしがりながらも嬉しそうにしていたデイブ、みんなから尊敬され、慕われているデイブを海で祝えて嬉しかった。


私がマウイに来始めてから30年以上、彼は常に私にとって身近にいる師匠でした。自分で色々道を探るのは迷子になったり間違った道を選んでしまったりと難しいけど、デイブの後ろをついていけば、必ず最終的には正しい場所、自分が目標とするところにいきつけるという安心感があります。

初めてマウイに来た時はちょうどデイブもマウイに来たばかりでとにかく朝から晩まで練習してました。風がなくても沈みながらバランス取る練習(?)してたしとにかく誰よりも早く来て誰よりも遅くまで乗っていた。上手くなりたかったらこうすればいいといういい見本で、数年後には大会で優勝をするほどになってました。当時バンドを組んでいたマークやブレット、マイクウオルツ達は「Possessed to sail」というデイブの歌を作ったほどデイブは練習の鬼でした(今でも基本変わってないけど)

ウインドでホキパから登って行ってジョーズの波に乗った最初のメンバーの一人だったし、その後すぐトウインでジョーズを攻め始めたストラップトクルーのメンバーでもあり誰もが認めるトウインサーフィンのパイオニアでもあります。

ロングボードでも頭角を現し、そこからサップにもつながっていき、サップでもパイオニアとして波乗り、そして外洋のダウンウインドなど多くの分野でリーダーでした。

(多分2016年の最初の頃、2014年の写真の板に比べたらかなり小さくなっている)

(初期のボード多分2014年くらい)
私がフォイルを始めたのもデイブのおかげでした。まだ私には早いし、サップで十分楽しいと思っていたけど、デイブが毎回岸まで波を乗りつないでいき、15分くらい帰ってこないところまで行っちゃって、きゃっきゃと笑いながら楽しそうにしているのを見たらなんかこっちサイドで彼を羨ましがるのではなく彼サイドに行って自分もきゃっきゃ笑いたいという気持ちが抑えられなくなったのです、あまりに楽しそうだったから。その時からもうすでに4年かな?

フォイルサーフィンからダウンウインドフォイル、そしてウイングとどんどん進化してきているけれど、彼や彼の仲間たちのおかげで楽しみがどんどん増え、毎日が本当に充実していて最高です。彼を間近で見るのは毎日がワークショップみたいなもの。

(フォイル2年目の冬、初めてアウターリーフでフォイルチャレンジ。)
彼のあらゆるマリンスポーツにおける功績は素晴らしいものだけれど、彼の人間性がどれだけたくさんの人にどれだけ多くのインスピレーションや刺激を与えてきたかに比べたらそれほどたいしたことに思えないくらいです。彼を見て学ぶことは多く、日々ワークショップを受けてるよう。注意深く彼を見ていると本当に多くの気づきや学びを与えてもらえます。みんな彼のやってること気づいてるのかなあ?と思うほど、彼は海でそのラインナップにいる全ての人が波に乗れて楽しい思いができるよう気を配っています。どんな波でも取ろうと思えば取れるのに、他に誰かが取れそうなポジションにいたら手を出さないし、みんなに譲る。とにかく自分だけでなく、みんなが同じように楽しんでいることを大事にしているのです。

口うるさく説教することは一切ないけどとっても価値のあるワンポイントアドバイスをさりげなくくれたりします。何より彼を見ていればマスターになるためには何位が大事なのかがよくわかる。海で混雑をさけるために誰よりも朝早くくる、他の人への気配りをし、何から何まで全ての波を取らなくても波を選んで乗る、コンスタントなトレーニングと努力、献身、情熱、そして失敗や笑われることを恐れずになんでもトライしてみる。上手でリスペクトされるアスリートになりたかったら彼から学ぶといいと思います。




(2013年くらいかな?このころはサップばかりでアウターリーフに行っていた)
マウイには、そして世界中にはスーパーヒーロたちがたくさんいるけれど、デイブはおそらくその中で一番人間味のあるヒーローだと思う。

ある時インタビューをしていてこう尋ねたことがあります。

「いろんなスポーツで多くの功績を残してきたけれど最終的にどんな人だったという印象を残したい?」私はどんなスポーツで活躍してきたことが重要なのかという意味で質問したのではありますが、彼はボソッとこう答えました。

「いいやつだったと、そう、あいつはいいやつだった。そう覚えていてもらえたら嬉しいね」

まだまだ人生の終わりにはほと遠いし、これからもまだまだ頑張って欲しいと思ってますが、でも既に私たち誰もが、あなたのことをいいやつだ、と心から思っていますよ。

お誕生日おめでとう、デイブ!これからずっとプッシュし続けてください。年はとってきてるかもだけど、年齢レースにおいては私もすぐ後ろから追っかけてます。

(横にいるのはちいちゃかったアニーちゃん、12歳くらいかな、デイブのコーチングをカナハのインサイドで受けてサップサーフィンの基礎を教えてもらっているところ、この時もまず人の邪魔にならない、巻かれにくいスポットの見極め方、そして並みの選び方などただのるだけど教えるのではなく大事なことをしっかり教えてインサイドの小さめの波で何度も何度もその繰り返しをしていたなあ)

Dave has been my huge influence for over 30 years and we appreciate having him as a mentor. It's a lot easier to follow someone's lead than trying to figure out on your own. Often you get lost or take wrong turns in life. But I feel confident that as long as I follow his way, I am going to end up where I like to be in the end.

When I first came to Maui, Dave was also new and I think he said that he didn't go to Hookipa for whole summer because I felt he needed to get better. I remember seeing him at Hookipa every single day. Always first one out and last one in. There are days when the condition was so poor but Dave was out alone sinking to his knees trying. And of course that is how you get good, so he was winning contests within couple years. Brett Lickle, Mark Angulo, Mike Waltze, Kai kachadorian, and Joel Cat had a band and they wrote a song about Dave called “possessed to sail”

He was one of the first guys who ventured out to sail up the coast from Hookipa to Jaws, too and soon after pioneered that spot with Tow in Surfing as one of the 7 strapped crew.

As stand up paddle started, I got to spend a lot of time in the water with him again and get to watch his manners in the line up. Sup in early days ( well now as well to a ceartain degree) we faced lots of conflict with surfers, and he showed how suppers should act in the lineup without any preaching or talking but by his actions. 

Even no, He would never paddle out to the middle of the surfers line up and even if he was the first one out, if the surfers started to come out, he would quietly paddle to the next peak or wouldn't take any waves till all the surfers catch first. Most of the time he gets all the waves before everyone come out so he is happy to be finished and paddle in.

In Downwind , he was the one to beat for the longest time ( he stll is) I remember him saying that DW sup made him feel like all these sports he has been doing was put together in one and knowledge he has gained from all that is put into use in DW paddling. And it looks amazing.

When I saw dave trying the first go foil at this spot pretty far away from the beach. He would take off and ride all the way to the beach while I have hard time catching waves and glide for only about 20 yards. He would come back out about 15 min later giggling like a little girl. As he kept doing that all day, I decided that even though I thought I am not ready to go on a foil. I rather be on his side than my side where I get so frustrated that he is having a heck of a time while I am paddling my heart out for nothing. 

Last 3,4 years foiling DW foiling, winging. I feel like I am sharing best time watching him and his friends making it more fun and pushing limits daily. And watching him is like going to a workshop every day.

All his athetic achievements are not significant when you think how much and how many he has inspired as a human. If you pay attention, there are so much to learn from him. If you haven't noticed that he is always making sure EVERYONE in the line up is having a good time and catching waves , not just him . He could catch any waves he wants if he tries but if he sees someone who might be able to catch the waves, he would let go. Always watching everyone's safety never lecture you but give you valuable pointers. But most of all watching him tells you what it takes to get good. Be early to beat the crowd, be courteous of others( no need to hog the waves to be good) , be consistent, effort , dedication, passion and not be afraid to fail or be laughed at. If you want to be good and be respected, just watch Dave. 

He is the most real human hero among all my super heroes. 

One time I asked him during the interview” You have done so many sports and achieved so much. In the end, how would you like to be remembered?”

He paused a bit and quietly answered, 

“ I like people to think I was a good man, yeah, I like to be remembered that I was a good man” 

Well, you are far from gone yet, but we do think you are a Good Man. 

Happy birthday Dave! Keep paddling old guy, I am right behind you!