2013-05-12

5月12日 宮島 SUPイベント


朝6時起床でお店の2階から下りていくとすでに何人かの人がボードを車に乗せたり準備をしていた。何台も連なってフェリー乗り場まで行き,フェリーに乗ると立った10分ほどで宮島に到着。確かにこれだけの距離ならパドルで漕いでいけるだろうなあ。普段はボードワークスで宮島ツアーと称して1時間くらいかけてパドルで向こうに渡り大鳥居をお参りするらしい。それも楽しそうだ。

こんな感じで大荷物を乗せた車がフェリーに何台も!
宮島内には鹿がたくさんいる。最初のうちはびっくりしたけどどこにでもいるのでだんだんなれて北、向こうも全くおびえずに近寄ってくる。

まずは大鳥居付近で写真撮影。ローカルのノンチャンが同行してくれた。彼女はボードワークスで一番最初にボードを買いスタンドアップをはじめたお客さんらしい。
撮影を終えてすぐ島の裏側にある海上に向かうとかなりの人がすでに集まって来ていた。
予定は20名だったはずなのに何と50名近く参加。こんな大勢、それにレベルも全くのはじめてからレース思考の人までいろいろ。ちゃんとまとめられるかなあとちょっと不安だったけれど、みんなとっても協力的でフレンドリーだったので文句も出ず(多分)いい雰囲気の中進めることができた。
まずは全員に正しいパドリングのフォームを見てもらい、悪い癖を直してもらう。初めての人は白紙の状態なので結構すぐにできるのだが、反対に長い間漕いできた人は癖が染み付いていてなかなか直らなかったりする。最初はとっても違和感があったはずだが午前中いっぱいそのフォームを体で覚えてもらうよう、漕ぎの練習をしてもらった。
その間にビギナーのレッスン。こちらもみんないい感じで漕げるようになり、少しくらいの風が吹いてもかえって来れる程度にまで上達。小さな子供達も何人か頑張っていた。
わんちゃんも乗せてもらってご機嫌のカメラ目線。
ランチタイムにはおいしい豪華なお弁当、そして差し入れに美味しい手作りパンまであり、みんながそれを食べている間にくるくるコンテストを開催。
これは一カ所で何回板を回転させることができるかを競うもので、これができるとクイックターンやとっさのときに波を取ることがしやすくなるので結構大切なテクニック。大体みんな2、3回まわれればいい方だと思っていた。
ところが最初に出てきた3人が3人とも20回もまわり、すとっぷさせないとおわりそうになかったので、もしかしたみんなこんなにできるのか!?とびっくり。
結局できたのはその3人だけであとの人は普通に2、3回で終わったけれど、上位3名は決勝戦をやってもらい一番は約10階まわった人が優勝ということになった。みんなぐりんぐりんすごいスピードで板をまわし見ていた私たちを圧倒した。
さて午後が経験者対象にいろんな細かいテクニックや漕ぎ方のレッスン。まずは午前中に教えてフォームの復習。そして少し距離を一緒に漕ぎながらスピードダッシュ、マーク回航,ダウンウインドで風波に載せる方法などを一緒に練習。最後にビーチスタートまで練習した。レースに出ない人も多かったかもしれないがこんな練習一人では絶対にやらないし、レースのときだけでなく、例えばショアブレイクのあるビーチで沖に出るときにも役に立つし、いろんなシチュエーションで使えるテクニックがあるから、やっておいて損はない。

そんなこんなで結構スパルタレッスンをやったあとは全員をチームに分けてチーム対抗リレーをやった。
これはいつやっても盛り上がる、初対面の人たちとだれが先に漕ぐかなど順番のシークエンスを相談したり、上手い人が初心者の人をカバーしたり、みんなで大声を上げて応援したり、抜いたり抜かれたりで大騒ぎ。一気にみんなの親密度が深まるのだ。
優勝はEチーム、アンカーをカメラマンの李さんがつとめ、チーム全員煮商品としてパタゴニアの製品をプレゼント。



特別賞は私の独断で石田菜々子ちゃん。多分8歳か9歳だけれど、大人に交じってレッスンも受け、レースでも活躍,ちゃんとコースをしっかりまわってバトンタッチ。よく頑張りました。これからも頑張ってまたどこかのレースで会いましょうね!

皆さん本当におつかれさま。九州や岡山、島根、山口など遠いところから来てくださった方々もありがとうございました。


最後はお約束の広島風お好み焼き。完全に食べ過ぎ。でもたくさんの新しい仲間ができて最高だった。
ボードワークスにいったん戻って片付けをして次なる目的地へと出発。
そんなときにオーナーのうしおさんが私たち3人それぞれにびっくりするようなお土産を手渡してくれた。
高価でもあるが、何より、私たち3人が何をもらえば喜ぶかずいぶん考えた末にこれにしたんだろうな、と思えるもので、それぞれ全く違うもの。森けんには自分で板を削るようにと今や手に入れることもできないクラークフォームのブランクス。李さんにはヘリアングルで波の写真を撮ってくださいとカメラをつけて撮影できるリモコンヘリ。私にはこれでしっかり腰を直してくださいとノルディックポールをくださったのだ。
3人ともほろりとして思いっきり後ろ髪弾かれながらお店を出発した。ボードワークスの皆さんほんとにありがとう、また遊びにいかせてください。

次なる目的地は山口県上関。たまたまパタゴニアスタッフがその日上関にいることがわかっていたので連絡を取り、9時過ぎには到着することができ,そこでまたお世話になる人たちと食べたり飲んだり。どこにいっても素敵な人との出会いが待っているから旅は素晴らしい

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