今日は波もないので、じゃあ、スモモとダウンウインドしようということになり、お昼過ぎに待ち合わせ。
すもには私の8’6のサーフボードを持って行き、私は細めでバランス取りにくいミニガンボードの練習にいいと思ったのでそれを持って行った。
かあかのもおちゃんと3人でセッティングしてマリコベイから出発。
スモモの表情がちょっと緊張気味。
確かにマリコから出ると大海原で波はなくても結構海面は荒れている、それに普通の人はそんなに沖まで行ったことすらないので大の大人でもパニックすることもある。
ましてスモモは小学校4年生でスタンドアップはほとんどやったことすらない。
でもこの間御前崎に行ったとき一緒にちょっと漕いで、どれくらい漕げるかはわかっていたので大丈夫だとは思っていたし、どんなことがあっても絶対引っ張って帰ってこれるし、安全にやれると思っていたのでウインドやサーフィンとは違う経験もさせてあげたかったのだ。嬉しいことに彼女も結構やる気だったし。
最大の難関はマリコベイを出るところ、そこまでは穏やかな海面だけどワンの外に出ると急に風が吹き、風下に流されるそこを横からくる風波にひっくり返らないように一生懸命子がないと風下の岩場に行ってしまうから。
スモモ踏ん張って必死に漕いでいた。
がんばれっもうちょっと、もうちょっとと励ましながらかなり沖まで漕いでからはまっすぐダウンウインド。でもこんな荒れた海面で漕いだことなんてないからちょっと不安そう。落ち着いて喋ってはいるけど、表情が固い。とはいえしっかり漕ぎながらどんどんすすんでい木、ホキパの横まで来た。
何人かのウインドサーファーがすぐ近くまでやってきて、そのうちの一人はびっくりしたように「スーモー!」と叫んでいた。「すもって呼んでたよ」というと「そうイタリア人のおばちゃん』だって。すもは赤ちゃんのときからホキパに毎日いたので知り合いだらけなのだ。
(Mauiの沖で変顔)
ホキパを無事クリアして少し経った頃、すもは泳ぎたいと言い出した。こぎ出す前から沖でいたからジャンプしたいと言っていたのだ。3人で「いっせいのせ!」でジャンプし、スモモはスイムゴーグルで覗き込む。「キレーイ、真っ青!」深くてビビりながらも興味津々でゴーグルを私たちにも貸してくれる。こういうところが子供っぽくて最高、ダウンウインドにもこういう楽しみ方があるんだな、と私も改めて教えてもらった。その後沖のリーフがあるところ(ここで冬は大きな波が割れる)あたりでは結構なうねりに乗ってグライドしたりしながら、どんどん慣れていって漕ぎ方も少しずつ様になってきた。ボールドウインに着く頃には完全に緊張も取れ、無事フィニッシュ。そうくんとヒデさんに迎えられた。
よくやったなあ、すも。感動したよ。
スモモが頑張ってるのを見て、私も刺激をもらいそのあとはカイトビーチで自分の練習。
独立記念日の午後がみんなどこかでバーベキューをやっているのか思いのほか海は空いていて楽しかった。
No comments:
Post a Comment