朝8時に原田さんご一行が家に到着、ボードケースなどを積み、飛行場へ。その前にクリスピークリームによって3人それぞれが12個ずつお土産にドーナッツを購入!買い占められて私が食べる分がなくなるんじゃないかと思った笑
普段は仕事をしている原田さん。畑やったり、釣りやったり、レースに出たり、誰もやらないようなハードなトレーニングしたりといつ仕事しているのかと思うほどだが、ちゃんと鍼灸院とリハビリセンターを経営している。限られた時間の中でも自分の限界をプッシュし続け本当に限られたギリギリのお休みをとって世界的に有名なインターナショナルなレースにもチャレンジ。時間がなければ有効な練習をと、ついてすぐマウイのダウンウインドエキスパートジェレミーからレッスンを受け、グライドのコツを学んで、早速15キロのコースを一日に2本もこなすハードコア。去年レースで見たときも精神力の強さに感銘を受けたが、彼の努力や自分を信じる力を間近に見ていると人間の強さや可能性に感動する。自分より早い人がいたって、自分の環境の中で思いつく限り、やれる限りのことをやった、そしてレースでも全力を出したという達成感は順位とは関係ないと思う。
where there is a will, there is a way. やろうというつよい気持ちがあれば達成する方法は必ずある。彼はそんなことを私たちに教えてくれる。
原田さんだけではない。今回のレース、そして来週のモロカイレースに出る日本人選手はそれぞれ立場も環境も目標も違う。でもみんな自分はできないという弱気を振り払ってここまで来て実際にレースに出るところまでこぎつけた。その努力はやはりこれからも大きな力になるはず。日本人だけでなく、世界中からそういう人たちが集まってきているのだ。いいポジティブエネルギーに満ちないわけがないのだ。
マウイ2モロカイのレースは私が一番好きなレース、一度4年前に出たことはあるが、腰を痛めて以来出ていない。モロカイ2オアフは腰のことを考えると無理な気がするが、このレースはぜひまたいつか出たい。あの距離をしっかり漕げるくらいに体を戻せることがもっかの私の目標だ。勝ち負けではなく、それくらいの体力、筋力漕ぎ力をつけるために今できること地道にしっかりやっていこう、もっともっと時間も環境も限られている原田さんた直樹くんたちでさえ、こうやって努力して完走し、さらなるところへと登っていこうとしているのだから私も頑張らなくちゃと、大いに刺激をもらえた。
レースはどんなものでも感動するけど海峡横断レースのような壮大なスケールの海で漕ぐレースはやはり違う。何かうまく表現できない大いなる力が私たちを動かしているのを感じながら漕げると思うし、自分や海と真っ向から向き合う経験になる。
今日はモロカイの島の中でレースが行われているはず、いろんなレースで多くの人と素晴らしい時間を分かち合うことの素晴らしさ、スタンドアップって本当にすばらしい。言葉が通じなくてもハグしあい、感動を共有できるのだ。
さ、1週間かなり仕事サボってしまったから今週は仕事頑張らないと。
2015-07-20
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