１１月５日 Surf rising , Punchy wind.

昨日は夜遅く、ここ数週間気になっていた選挙での結果で、モンサントなどを規制し、農薬をばらまいたりさせないという条例が通ったので大喜びだった。

何よりそのためにほんとに頑張ってきた人たちは頑張ったかいがあったと実感してもらえるし、正しい事は必ずちゃんと通るんだと信じる事が出来るのが嬉しい。何しろ８億円（！！！）もかけて向こうはキャンペーンをし，道路でサインを振る人たちも、個人の家のドアをノックしてノーへ投票するよう頼む人も皆バイトで雇っていたほどだ。こっちは皆自分のなけなしのお金を使いながら、あるいはいそがしい仕事のあいまにやっていたというのに。草の根運動でも巨大なモンスター企業に向かっていけるのだという自信になった。ただし向こうもこのまま引き下がるとは到底思えないが。
(早速新聞にモンサントがこの条例は施行されると島の経済に大打撃を与えるので施行されるべきではないという訴えを出すと宣言したと出ていた。）


波はちょっとサイズアップ。朝起きてしばらくたつともう風が吹いてきた。やっぱりこの島では風を使うスポーツをやらないとフラストレーションがたまる。朝は波乗りの予定変更で１１時過ぎからレインズへ。

見ためいい感じの風が吹いていたのだが、いざ出ようとする事に風が上がってきて風向きも少しオフ気味になってきた。カイトをあげてみたらすでにきつい。その上沖に出たら思いのほかオフでインサイドは弱くアウトでは急にブローが来て、吹っ飛ばされそうになる。
その上波が上がったとはいえ大丈夫だろうとストラップレスボードで出たのでおっとっとおっとっとと危なっかしい。
まあ巻かれても危険ではないサイズなのでそのまま乗ったけれど結構難しいコンディションだった。オフショアがスティーなコンディションはもともとあまり得意じゃないが、ストラップレスだとさらにダメ。

今日は海の神様にしめられた気分だった。ちょっとでもおごった気持ちで入るとすぐ謙虚にさせられる。でもそれはそれで気持ちがいい。人間、謙虚にさせられる事はいくらでもあった方がいい。

アロハクラシックはPWA部門でホットセールの若手モルガンが優勝したそうだ。今日の風はきっと派手なエアリアルが決まりやすい、上手い人が光るウインドコンディションだったんじゃないかな？