(鯨シーズンまっただ中のマウイ。スタンドアップパドルをしながらかなり近くで鯨に遭遇する事も多いようだ)
朝は風もなく波も小さい。どちらにしてもなぜか調子の悪いわたしの腰、だから海にはいけない。ずいぶん拾ってたまってきた貝でいろいろ作ったり、仕事をしたりしているうちにお昼近くになってしまった。
宗豊君がダウンウインドパドルを帰る前にしたいと言っていたのだが天気予報では今日が唯一なんとか風が吹きそうな日、でも家から見る海はなんだか頼りない.カナハは全く風がなさそうだし、下手したらウエストからオン気味の風が吹いている。ハイク方面や沖は白波がたっているので多分サウスイーストの風なのだろう。
とりあえず海の様子を見にタカさんとカナハで待ち合わせ。彼らはスタンドアップではなくレイダウンパドルなのでもともときついのだが、風がないなか漕ぐとなると、さらにきつい。途中から風がなくなったらハーバーまではきついんじゃないかと二人で話していたが結局宗豊くんに電話して相談する事にした。彼は去年体調が万全でない時にダウンパドルをして結局ハーバーまで辿り着けないうちに暗くなり、フィニッシュしてない事が頭にあったリベンジがしたかったのかもしれない、是非ハーバーまでやろうという事になった。まあタカさんも宗豊君もきついだけで危険ではないし、できない距離ではないのでせっかくだからやりましょうと決まった。
せっかくのチャンスなのにスタンドアップならスピードが速いからゆっくり漕いでいsh粗に行きたいなとも思ったけどここでまた腰を悪化させたらどうしようもないのでなくなく運転手だけさせてもらい見送った.久々のいい風にダウンウインドランの強豪達、常連達がみんな集まって来ていた。太陽も出ていて海も青く.キラキラしている、アー私も乗りたいなあ.その上ホキパにはちょっと波もあり風も吹いていてウインドが大勢、レインズにはカイトが大勢。あーーもう、乗りたい!
でも我慢してみずにつかるだけにしておいて家に帰ってさらにストレッチ,そしてタカさんから教えてもらい、宗豊君も絶賛するブレストレーニングのアプリで息を止める練習。
それにしてもその練習についてのかなりオタクな話をいろいろ聞いてすごい世界だなあと改めて感心。
オタクと言えば,ビッグウエイブに関してのタカさんはまさにオタクで「サーフィンの雑誌とか購読してますか?これ役に立てばと思って」と出た順番どおりに並べられ、ビッグウエイブやパドルでのビッグウエイブサーフィンに関する記事が載っているところにちゃんと印が付けられた雑誌やビデオをどさっとわたされた。雑誌を貸してくれるだけなら普通だけど年代順に、しおりまでつけてあるとは!さすがタカさん、そういう変態ぶりが私は好きなのだ。宿題だされたと思って私もしっかり勉強し、まとめようと思う.今のこのムーブメントは20年前のトウイン以上に重要な事で、ジョーズで波を乗り始めたトウインの時代からのいろんな出来事やエピソードなどすべてしっかりまとめ、アンダーグラウンドで雑誌などに出て来ないようなハードコアサーファー達の話などもしっかり記録しておきたいと強く思っている。そう私に思わせるだけの魅力とパワーがピアヒとあの波に向かっていくサーファー達にはある。
というわけで海にはなかなか入れないが、できない事を思ってうじうじするより、今できる事を楽しみ、やりたい事ができるようになった時に思い切りできるように環境を整えておく事が大事なのだ、そういう事を学ばないといけないのだろうな。
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