2014-01-19

1月19日 ジョーズバレルセッション!?

今日も朝ちょっとだけまずスタンドアップパドル.腰に負担にならない程度に漕いでと思うのだがやはりずっと乗っていなかったので全然行けない。でも大丈夫だとわかっていても行けない時は無理していかない方がいいのかもしれない、自己嫌悪になりながらもちびっちゃい波に乗って帰って来た。
波は本当にきれいだし、このスポットにしてはかなり小さめ、これ以上小さかったらちゃんと割れない。結局私は割れるかわれないかの小さなサイズでないと乗れないという事なのがよくわかった。情けないけど、でもこの場所は何か私にとって特別な場所になりつつあるし、ここでいい波をピークからしっかり乗れるようになれれば、もうそこまで上達できればとりあえずこの人生では充分だと思えるし、それを目標に地道に頑張ろうと思う。まだセットが来たらショルダーにしか入れないし、あのセットのピークで何度もどかんとやられたらかなりダメージがあると思う。泳ぎも息も、そして腰も筋力も、サーフィンのスキルもまだまだだ。
でもこの場にいて人が全然いないこの美しい海の上で波のパワーを感じ皆のライディングを見て感謝の気持ちがあふれてくるこの感覚はすばらしい。
(今日の一番のチューブライディング、ビリー・ケンパー)
さてそんな頃ジョーズでは、クリーンで無風のコンディションの中ばれるセッションになりつつあった。ウエストボールが金曜日よりも巻いていて、みんなチューブにはいっていた。おそろしや。
そしてレディースチャージャーも3人。(左からペイジアルムズ、アンドレアモーラー、ケアラケネリー、心からすごいと思う)
(アンドレア・モーラーのドロップ)
 アンドレア・モーラーはスタンドアップパドルでもモロカイやマウイで初期の頃からメンズより速く、特にダウンウインドやグライドを使ったレースではだんとつの強さを誇る彼女、でも実はジョーズで何人かがパドルで挑戦し始め、皆が無理だよ、ばかだななんて言ってた頃彼女はその仲間達と一緒にパドルでもチャレンジしていた、そしてトウインでも女性で最初にジョーズにはいったのが彼女と当時レアードの奥さんだったマリア・サウザなのだ。だからパイオニアとも言える。
(ペイジとケアラ)
(この波の中はいりたいと思えるだけでもほんとにすごい、そして3人ともとっても人間的にも魅力があり、素晴らしい人たち)
怪我から復帰したばかりのペイジ、彼女のビッグウエイブシーンで彼女はだんトツに認められているし、皆から慕われている。明るくて気さくで優しい彼女は、今ジョーズガンのデザインでは最前線をいくと言われているSOS shape、ショーン・オルドネスのパートナーでもある、彼女がジョーズにはいる時はショーンがしっかりサポートする。
混雑する時はリスクが高いので避け、午後人が減ってきてから出てきた二人、辛抱強く自分にあった波を選んでばっちり乗っていた。本当に心からリスペクト。彼女達はただむやみに突っ込むのではなく、確実に計算し、安全二重分気をつけながらもチャージする。ケアラはすでに有名だが、売名行為やスポンサーへのアプローチをほとんどしないペイジは未だに大工作業の手伝いやディングリペアなどをして生活費を稼ぎながらサーフィンに取り組んでいる。そろそろ彼女のすごさが評価されてもいい頃だと思う。マウイでは皆が認め、大好きなローカルチャージャーだ。
  こんなに風がないジョーズはあり得ない、というほどいいコンディションだった今回のジョーズ、その分混雑もすごかった。ローカル達は何時間も待ってやっと一本乗れた、とか波予報なんてなくなればいいのに、とかぶつぶつ文句言っては板が、基本的にはみんな思い出に残る一本に乗れてストークにあふれていた。ラインナップでは少しイライラストレスがたまってきりきりした雰囲気もあったようで血の気の多い人が怒鳴ったり、文句言ったりもしていたようだ。

まあ、それはそうだ、自分たちが町に待ってやっと来たコンディションなのに、何時間待っても乗れなかったり、横で必死にパドルしている人の事を知らないからこの人が何をするか予想がつかない、乗るのか、乗らないのか、ドロップインしてくるのか、あるいは転んでぶつかってくるのか、クリティカルナテイクオフにおいて、そして巻かれたら大きなダメージのあるここの波でそういった要素はとても大きなストレスになるだろうな。でも普段聞くところに寄るとここまで大きな波に乗る人たち、そして乗りたいと思う人たちが集まってくるわけで相互のリスペクトもあり、普段のラインナップはとてもいい雰囲気があると聞く。

今回は本当に人数が多すぎ、コミュニケーションが足りなかったり、挨拶もできないし、始めた来た人もどの人がローカルなのかすらわからないような状況だったのだろう。

(カイ・レニーは常に目立っていた、ライトにレフトにガンボードにスタンドアップにと両日乗りまくっていた)


アルビーレイヤー、母親譲りのヘビーウオーター好き。どこかの記事で「チューブ狙う時は陸に目印をさがズにアルビーを使えばいい、彼はそれしか狙ってないから」とビリー券パーが言っていたけど、さすがにローカル達はウエストボールを良く把握しているようでみんな今日はバレルにはいっていた
ちなみにこの週末の記事がすでにサーフラインに出ている。カメラマンもオンラインマガジンの編集者も大忙しだ。

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