2013-10-04

10月4日 東京デイ

北海道からおいしいものがたくさん届いた。糠サンマは今回の旅で初めて食べたけどたまらないおいしさ!肉厚のほっけ,松前漬け、実は本場の明太子(博多の明太子ももとのたらこは北海道から送られてくるのだから,というのが北海道の言い分)どれも今回北海道で食べてあまりにおいしかったものばかり。食欲の秋はさらに深まっていく。

平塚からメグちゃんが会いにきてくれたので前々から行こうと思っていた逗子のコーヒー屋さん、BarefootCafeへ。
メグちゃんとは東北つながり、オータムを通して知り合い、その後もいろんなところでいろんな形で会っている.また12月にはマウイに来てくれるらしいので楽しみ。
(左からヒガイさん、木下さん、トチさん、桑野くん前列カゲ君)
今日は久しぶりに東京へ。親しいカメラマンがほんとにたくさん参加しているイベント『俺たちに出来ること』の写真展示を見てきた。
いつもお世話になってる人たちがたーくさんいた。
なべちゃんはついこの間ニセコのお家に遊びにいったばかり、22人のカメラマンの中でももう兄貴格です。
木下さんは『俺が一番年上じゃねーかなあ』だって.大丈夫です,中身はまだまだ少年みたいなものですから。彼もこの間ハワイから帰って来たばかりなのにまた来週から行くらしい,アウトリガーカヌーのめんバーと一緒らしく,最近はモロカイに行くのが一番多いとか,たまにはマウイにもまた来てください。
一人一人個性があり,写真を見ると思いやこのシーズンにどういうところを誰と滑っていたのかわかりとても面白い。若手がとっても増えたことが印象的でこれはとても喜ばしいことだと思う。ここでこの間まで北海道で一緒だった内本夫妻と合流,夜ご飯を食べてからパタゴニア大崎ストアへ。
こちらではニックの新作VALHALLAを鑑賞.でも何よりここで雪の仲間にたくさん会えることが嬉しかった。ケニア君が横にいていろいろ手伝っていたけれど,彼の映画はケニア君が販売するそうだ。ニックのアプローチやメッセージ、作品の作り込み方などはケニア君のし製と重なる部分が多い,実はニックとは初対面だけれど,あまりに共通の友人が多く,いつも話を聞いていたので初めての気がしないけど,彼が日本のロケーションやライダーと仕事を良くするのは多分彼自身が日本人的ものをたくさん持ってるからじゃないかな,という印象だった。とても好感の持てる静かでありながら暑い情熱をもった人とみた。
彼の話していた言葉の中で「完全なる自由というのを感じるのは難しい,なかなか出来ない。でももしもそれを感じることが出来たなら,その感覚はあまりに素晴らしく 、もう一度,もっともっと,とそれを求めて中毒になってしまうね」
私も完全なる自由を感じたことはある。彼がいうように完全なる自由はなかなかそういつでも感じられるものではないけれど,その感覚を忘れていなければ本来そう言う感じであるべきなんだっていうのがわかる。すべてがキラキラして見えるし,なんにでも感謝の気持ちがわき起こってくる,自分を肯定し,自分の回りを肯定し,好きなことを一生懸命やっている充実感があふれてくる。そんな感覚が出来るだけ多くもてる生活を目指したい。
左からニック,映画でもフィーチャーされてるオレンジマン山内君、そしてバブル素、オーム君,ケン君,春菜ちゃんとおなじみのゲンテンライダー達(今年からはパタゴニアアンバサダーでもある)
あまりにたくさんの友人がいて一人一人とはゆっくり話せなかったけどそれでも皆にあって話せて良かった。皆のライディングかっこ良かったな。

映画を見て以前はこの雪のためにすべてをうっちゃって山にこもって,春のアラスカがシーズンちゅうやってきたことのおさらい会みたいな気分でいたことを思い出した。ライディング自体もそうだけど、その時のメンタリティーそして雪国で暮らしているときにふと見つけるほっこりした雪が積もった葉っぱやあかりに照らされる降ってくる雪、顔を上げるとぼたぼた落ちてくる牡丹雪,音のない白い世界,きゅっキュという足下の雪の音とかことが心の底からなつかしくなった。
みんないい生き方していい顔してて、いい感じ。

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