９月２２日 サップツアー第２日目

 朝の空気がきーんと冷えている。桑さんが庭先ににょきにょき生えていた落葉キノコをとってきた。庭に一本から松があり，その周りに生えるという落ち葉のように見えるのでわかりにくいこのキノコ，早速シーサーが朝のお味噌汁に入れてくれた。

キノコ好きの私にとっては最高の贅沢，これからは毎朝チェックしよう。

今日はまず日本海チェック、弱いオンショアだが，サーファーがいないところで小波に乗れるかもと期待して行ったのだが、風がかなり強くその上かなりぐちゃぐちゃ、２カ所チェックして，他もダメそうなので結局太平洋側に戻った。このエリアのいいところはた併用川と日本海側が近いので風を買わせる場所がいくつもありオプションがたくさんあること，海だけでなく湖や川もあるのでどんな風でもよっぽど吹いてない限りどこかしらで乗れる。

さてここはニセコから一番近い海。鏡のような海面を見て皆，ああ移動して良かったと思っていたに違いない。

 水のあまりのきれいさに思わず覗き込んでいるゆみちゃん。

 函館のレジェンドサーファー中村さん。北海道ではいつも大会で優勝するコンペティターでラインナップで一番短いボードに乗ってる印象があり誰よりもスタンドアップをやらなさそうだと思っていたのに板を買ったと聞いてびっくり，ほんとに嬉しいサプライズ，そしてまだ始めたばかりで思うように漕げないのをとにかく漕ぎまくって練習して上手くなろうという真剣さが伝わってきた。もちろん驚くほどの上達ぶりで来年は波の中で一番いい波にテイクオフしてぐいぐい板をまわしこんでリッピングしているはずだ。

 それにしてもロケーションが素晴らしいので皆ニコニコ，今日はそれぞれの板を交換しあって試してみた。

私の浮力のない板でも皆結構乗れていたし，同じサイズでも乗った感じが全然違う板もあって面白かった。

 午前中のブの最後にちょっと漕ぎ込む目的で遠足

 岩戸岩の細いところを会えて通ってみたり，ちょっとトムソーヤになった気分。

 でもただ遠くに行くだけではなく，途中でダッシュ練習やフォームの矯正もする。とにかく正しいフォームを頭ではなく体に覚え込ませたい。

 北海道なのに，水だけ見てると沖縄みたい。

 今回準備から運転からロケハン、天気チェックと何から何までやってくれたシーサー。スノーボードレッスンで培ったお客さんを惹き付けるインストラクションですでに何回も通ってくれる生徒さんがつき始めた．北海道でやってみたいと思ってる人は寒くて我慢できなくなる前の後少しの間是非シーサーに連絡を！

今回のツアーは道南編としてニセコ周辺を中心にまわっているので羊蹄山をあちこちで見るのだが、どんなアングルから見てもこの堂々としたこの姿は厳かな雰囲気でパワフル。

朝昼晩でいろんな表情をもっていてその度にこの場にいることを感謝させてくれる。

夜はニセコのハイドウンで飲み会。コストパフォーマンスの素晴らしい数々のおかずに感動！参加してくれた一人一人のキャラもどんどんわかってきてとても楽しい夜だった。
明日も筋肉痛に負けずに頑張りましょう。