2013-08-21

8月20日 西湖サップレッスン


今日は大切な富士でThe River Surfというサーフショップをやってる友人たー君からのお誘いで西湖へ。
お店のお客様などでスタンドアップをやってみたいと言う人,また何年かやっているけど正しい漕ぎ方をきちんと習いたいと言う人などを集めて西湖でレッスンを開いてくれた。私はそこに鞭を持って登場。
たーくんはそれこそ20年くらいの付き合いになり,私にとっては外遊全般における先輩であり,師匠でもある。富士と言うのは実は山でも海でも遊べる場所も遊び方もたくさんあり、サーフィンウインドサーフィン山登り,ラフティング、自転車などとにかく彼は富士周辺かなり広い範囲で(遠くは冬に北陸まで日帰とか)いいコンディションを求めて動き回る,自称マグロ(動きを止めると死んでしまう)なのだ。彼を見ていると消防士さんっていつ仕事があるのだろうと思うほどいつも遊んでいるように見えるのだが,実はちゃんと仕事もしっかりやってるようだ。
プロではないが,ウインドでもプロのコンテストにでていたこともあったし,サーフィンでもプロの人が一目置くライディングをする。口数も少なく,目立つことをするわけではないが,知ってる人は知ってるアンダーグラウンドソウルサーファー,つまり私がもとも尊敬するタイプのサーファーでもある。そんなわけでいつもお世話になっているので今回は皆さんにスタンドアップの楽しさを知ってもらい,また正しい漕ぎ方を伝授してさらに上達してもらおうと出向いた。
富士まで電車で行きそこでみんなと合流久々の電車での移動。江の電はやっぱり気持ちいい。
湘南は南風が強そうだったけれど,富士から西湖に向かうと天気は快晴,湖は穏やかで私達に飛び込んでおいでーと誘いかけてくる。

まずは初心者のかた中心に陸上で漕ぎ方の練習。いつもやる方法だが陸で漕ぎ方を学び,体に覚えさせてしまうことで水の上にでた時ふらふらしていてもかんがえずにこぐことができるのでいい。
経験者の人たちもその横で正しい漕ぎ方を聞いてまねをしていたけど,実は何年も自己流で漕いでいた人ほど漕ぎ方に独特の癖がついててそれがなかなか取れない。
初心者の人は完全な白紙だから反対に最初っから癖のないいいフォームが出来ている,バランスをとるのにちょっと苦労するので最初は力を入れて漕げないが,フォームがきれいなのでなれてくるとすぐにスピードがでてきた。
最高の景色

初心者チームが方向転換も出来風上にものぼって来れるようになり,自分で好きなところにいけるようになったところで今度は経験者チーム。こちらは昔から知ってる人も多く,サーフィン上級者が多いので容赦はしない。「泣くまで漕がせますよ!」
 
ター君は見てわかる通り体力派。北島サンはそのたー君のほとんどすべての活動にくっついていけるハードコアアスリート。その他の皆さんもサーフィンやウインドやいろんなものを熱心にやってる人ばかりなのでパワーはある。ただ漕ぎ方は見本になるもの,情報が全くなかったので完全に自己流。数週間前にたー君にはお茶をしながら漕ぎ方のキーポイントをちょっとだけ話したのだが,それからずっと気になって,釣りするときも波乗りするときも漕ぎ方を意識していたらしい。
(バラキくんはしばらく会わないまにお父さんになっていた。今回は奥様が主役でスタンドアップ初体験、しっかりした漕ぎをマスターし楽しんでくれていた)
そんなわけで結構漕げるけどフォームをかえればスピードが増すのでフォームの完全矯正、口うるさいほど細かいところをチェックしながらゆっくり濃いだ。その後は波乗りにもさらに応用が効く漕ぎ方、それから普段はあまりやらないだろうマーク回航(これも波とるときのクイックなターンに応用できる)やダッシュ(たるい波でのテイクオフ)など、ヒーヒーぜいぜい言いながらもプッシュすればみんな頑張ってやってくれた。
きついと言いながらも楽しそう,さすがたー君についていく人たちだけある。
最後には皆かなり悪い癖も直り,すごくいい感じで漕いでいたので私もおおいに来たかいがあった。
しめにこの間琵琶湖で盛り上がったサップ相撲をやってみた。どんなことをやるのか見せるために絶対負けると思ったけどター君と私でまずやったら,たー君がつんのめって私の勝ち!でもみんな慣れてないから勝負があっけなくつきすぎだったかな。でもこれは必ず盛り上がる。私も腰が悪くなければもっとやりたいくらいだ。

お昼はおいしいオープンサンドと茹でピーナッツにスイカ、夏らしいおいしいランチごちそうさまでした。

結局お昼のあともまた湖にでて夕方まで満喫,鎌倉に戻ってきたのは9時過ぎだった。

そこから今度は幼稚園が一緒の友人二人と合流。幼稚園のときからあまり変わらない顔の二人、その上ラフな格好(人のことは言えないが)とてもビジネスマンには見えないけど実は一人は社長さんでもう一人は大手広告会社のやり手(?)その上ちゃんと子供までいるから結局子供のまんま来ちゃたのは実は私だけなのかもしれない。


海の家に会いにいったらちょうどそこで共通の友人カメラマンんも菅沼サンにあい、菅沼サンと一緒だったスキー雑誌の編集長さんと皆でのむことになり,あちこちうろうろした結果鎌倉中歩いて(少なくとも歩いた気分)裏駅に到着,編集長さんはなんとか終電に間に合い,その後も私達は話がとまらず,私が寝ぼけ始めて初めてお開きになった。久々の夜遊び、夜更かしだったけど気楽な仲間はありがたい。その上自転車ですぐに家に帰れるのがいい。

長い一日だったけど楽しかったな

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