2013-07-20
7月19日 SUPTOMOレッスン
私もSUPしているけどSUPTOMOとは私のことではない。村林ともやす、今や日本のレースでは敵なしの強さを誇っているトモ。あまりに長い間知ってるので今すごい彼も、昔は気が弱かったり(今もかな?)くじけたり、いじけたり、泣いたりしていたことを知っているし、だからこそ、彼がどれだけ今まで頑張ってきたかも良く知っている。結局どんなことでもかなりのレベルまでは才能じゃなくて努力でいける。努力と大きな夢を持つ勇気と情熱があれば。本当に才能で差が出るのはそれからで、それは世界のトップクラスになるまでは関係ないと思う。
トモは日本で練習相手もあまりいない中、常に世界を意識してここ数年頑張ってきた。ビデオや雑誌も一生懸命見て、井の中の蛙にならないよう、勝ってもおごらずに、もっと速い人、もっとレベルの高い人たちを追いかけるべく前をみて努力していた。
数年前とは体も全然違うし、精神力、漂わせるオーラも違う、それは努力と練習をしてきた自信から生まれたものだと思う。そして自分が今どのレベルにいるかを冷静にみているとも思う。私も彼をみていてトップ3くらいにはさすがに手が届かないけれど、その後ろの集団(そこが大勢いてせめぎ合いがすごい、5位にも25位にもなれるくらいたくさんいると思う)には入っていると思う。だからコンスタントに10以内に入るのはすごく大変なことだと思うし、ここ数年彼も速くなっているが若手もさらに伸びてきているからちょっと気を抜けばすぐ順位は下がる。
自分が全然漕げてもいないくせに批評家みたいな言い方するのも失礼だが、薄っぺらな実力ではなく、常に上位にいける実力をつけているので、後一押しでそのグループから頭一つ抜けられる可能性もある。はやくからマウイ入りして追い込み練習をしたり、きちんと休んだりとしっかり自分のコンディショニングもしているようだ。いろいろレースには出てて、今週末はマリコレースに出るがモロカイクロッシングがメインのレース、来週に向けて体調、精神を最高のコンディションに持っていって、全力を出して頑張ってほしいな。私にとってはべつにともが上位に入ってもいまいちでもあれだけ一年間頑張っているのをみれば、それだけで十分だって思っちゃうけど、でも本人としては結果が出したいところでもあるだろう。
トモが今日は休みにするとのことで私のパドルフォームをみてもらうことにした。いろいろカラマに教わっては来たけどよくわからない部分やあやふやなところもある、また自分ではわからないから見てもらいたかったのだ。
琵琶湖では私とトモが一緒にスタンドアップクリニックをするので教え方がある程度同じでないと困るし打ち合わせもかねて海にきてもらった。教え方は大体一緒。自分の説明の仕方と彼の説明の仕方がちょっと違ったりはあったが、基本は一緒。
私は今まで理論的にはわかっていたけど何となく体で理解できてなかったことがトモの説明の仕方で、わかった気がした。それが今日の大きな収穫。自分が癖になっている漕ぎ方をほんの少しでも矯正するのはとっても難しくて(だからこそはじめる時最初に正しい漕ぎ方を学んだ方がいいし、いいレッスンを受けるべき)なかなか直らないが、ゆっくり漕ぎながら体に覚えさせることがこの夏の課題になりそうだ。
漕ぎ方一つでずいぶんスピードも変わるし、疲れにくくなり、効率が良くなる、その辺りを8月3、4日の琵琶湖では二人掛かりでたくさんの人に伝え、またスタンドアップの楽しさを伝えられたらと思っている。トモの持っている世界レベルのテクニック、人をその気にさせる盛り上げ番長はわたし、細かい技術も教わったけどそれはここでは紹介しないで琵琶湖のイベントに来てもらえれば、と思う。
ちなみに琵琶湖のイベントはこちら、8月3、4日の週末でプカプカが主催。
ナッシュの永松君も一緒に練習。こういう練習とか実は私大好きで(きついのは好きじゃないが、合宿気分を味わうのが好き)彼らがマウイにいる間毎日でもそうやっていたかったのに仲間に入れなくて残念。
でもこの二人、そして津村サン、沖縄の松山コースケ君みんな応援している。
教えてもらって気分が盛り上がったところでプールによってスイミング。パドルができなきゃ他のことをやってコンディションを整えておけばいいのだ。
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