今日はマリコランのパドルボードレース。マリコランで行われる最も昔からあったレースで,もともとはプローンパドル(レイダウンパドルボード)のレースだった。最初にスタンドアップパドルが参加した歳はほんの一握りの人たち、毎年スタンドアップも数が増えていき,今年プローンパドルで出た人数は正確に走らないが10%に満たないと思う。(そのほとんどがモロカイクロッシングのレースに出るために来ているオーストラリアなどからの選手。とんでもない体つきだった)
なぜかマリコレースは風があまり吹かない。ウインドの大会も大会の日程になると風がなくなったりすることを典型的なコンテストウエザーだというのだが,マリコの醍醐味は40ノットを越える風が吹いているときだと思うし,マウイローカルは皆そういうのが得意なので一度そういうコンディションで開催されるといいなあ。とはいえ今日も全く吹いていないわけではなく,20ノットくらいは吹いていたかな。
日本から参加は4人。左から御前崎の永松君、石垣島の津村サン,沖縄本島の松山君,宮崎のトモ。皆こうやってみるとがっちりしててスポーツマンっぽいなあ。
優勝はコナー,2位に3分の差を付けてのだんとつ優勝。ほんとに速い。レディースもだんとつ優勝のアンドレア,なんていったってメンズに混じって14晩目に帰って来た、トモもぎりぎり,ハーバーに入ってから平水面で抜かしたらしいけど彼女のグライドのテクニックは半端ではない。
トモは全体で12位,これだけ高いレベルの中で12位は上出来。もうちょっと頑張って10以内に食い込みたいところ。後ろからいつもは負けてしまうフランスの選手が追い上げているのを気にしてフィニッシュ直前後ろばかり見ているのがトモらしくて笑えた。
永松君は14フィート年齢別でクラス2位
初めてでもかなり速い松山君。
疲れきってゴールまでは知れない人が大飯中日本人チームの中でも一番軽い足取りで走っていた津村隊長は年齢別で2位!
みんなきついーしんどいーと言いながらもとってもいい笑顔,一生懸命やるってほんとに素敵。
ちなみに男でも嫌がるレイダウンパドルでの優勝はこの子,とってもかわいらしく細いけど,贅肉全くなし,でものすごく速かった,モロカイでも優勝しているらしい。でもプロサーフィンと違ってさすがに皆がっちりしている人が多い。そんななかで私と同じくらい小さなデビンが2位,そしてメンズにも引けを取っていないのはとっても誇らしいし,励みになる。
嬉しかったのはマウイのアンダーグラウンドライダージェレミーが2位で入ってきたこと。彼はとっても穏やかでスポンサーもほとんどいないけどとても上手でビッグウエイブでも光っているライダー。22インチ幅17フィートのボードで,今までやったことがないくらい沖に延ばしたコースを行ったらしい。
それにしてもまあほんとにスタンドアップパドル浸透したなあ。
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