２月１１日 あと一ヶ月で２年

(photo by HiroyukiYamada)

 また１１日がやってきた。この間友人と話していたのだが、彼は久しぶりに福島の友人とFacebookで繋がり、彼のアップする内容を見て、未だにあのときとほとんど変わらない状況で生きているのだということに愕然、自分がノーテンキにサーフィンなどしているのが申し訳なくなった、何もできない自分がもどかしくなったと言っていた。私もそう感じるときが多い。特にクリスマス、新年などのときにそう思う。今私がこうやって毎日海にはいっているというのに、いえもまちも全然再建のめどがつかなかったり、欲しくもない堤防やら他の建物やらがしがらみや行政の都合でできていたり、あるいは補助金の問題、訴訟、放射能など、今までなかった煩わしいことがたくさん。そんななかもう２年も頑張ってる。もういい加減疲れた、と思ってる人がたくさんいるに違いない。何も助けになれない申し訳ない気持ちになる。

私もここ数ヶ月忘れたわけではないけどあまりできることをやっていないことを反省し、日本に帰ることもあるので少しずつ動き始めた。まずは来月の３月１１日に向けてまたマウイのみんなで集まり、忘れないようにすること、小さなことでも何か役に立つことを考えたり相談したりできたらと思う。できることは考えればいろいろあるのだ。
そしてみんなで、忘れていないこと、祈りを東北の地に送りたい。映画上映会をしたいと思っているのだが、もしも上映させてくれるもので英語の字幕付きのものでおすすめのものを知っている方があれば教えてほしいと思っている。もしもおすすめがある方はこちらにメールをください。