(今日の写真はすべて津村サンのブログから借用、彼のブログにも詳しく乗っています
(オアフ島サンセットビーチ)朝起きてわくわくしながらインターネットでオアフ島サンセットの様子を見る.予想されていたうねりはまだ完全には到着していない様子で、それほどには大きくない、マウイもまだ上がってきていない。とはいえ昨日よりはあるのでこれからどんどん上がってくるのだろう。
サンセットではスタンドアップワールドツアーの予選が始まった。これには日本からお友達3人が出場している。四国のビッグウエイブサーファー白川浩平君、石垣島でいつもお世話になってるボス津村サン、そしてウインドサーフィンでもチャンピオンでスタンドアップでもトップクラスの本橋君.みんな三人三様のキャラで全然違うタイプだけれど上手。私も手に汗にぎりながらコンピューターのスクリーンに目を凝らして応援した。
(弟のように思っているエアルトンも参戦、短いボードで苦労しながらも頑張って予選を勝ち上がり本戦へ)
結果から言ってしまうと残念ながら3人とも本戦に残れなかったが、3人それぞれ自分を存分にプッシュしたいいライディングをしたと思う、ずいぶん前からノース入りして練習していたみんなが波に乗ってるにもかかわらず浩平君は沖の奥で武士のように辛抱強く一番いい大きなセットを待っていい波をとり、本橋君は彼らしいスピーディーなリッピングとチャージを見せ、抜けられないとわかっているチューブにも果敢に突っ込んでいた。
彼は多分サンセットは初めてだと思うし、作った9’6のガンボードもそんなに乗ってはいないと思うけどそんなこと全く感じさせない力強いライディング、そしてクリティカルなところに当て込むスタイリッシュさにびっくり、感動した。ウインドサーファーは大きな板をまわし込むことに慣れている、そういうアドバンテージもあるかもしれない。そして津村サン、知らなかったけど今年還暦らしい!贅肉一つない体は日頃から毎日海にいろんな道具ではいっていることを物語っている、この年になっても(失礼)現状維持どころか、毎年レベルアップしている津村サンはすごいといつも思っているけど何より彼のすごいのは精神力、いつも何事もできると思ってやってればできるし、ダメだとか歳だとか自分で限界を作ったらそこで止まると私も思っているが、津村サンはそのいい例だ。絶対に自分にリミットを作らないし、イメージを浮かべそれを実現する方法を長年の間に身につけている、多分それって何よりも大事なトレーニングなんだと思う。またマウイに戻ってきて一緒に海に出てもらうのが楽しみだ。
リミットを自分で作るわけではないが、はっきりいって今の時点で私はサンセットに出る実力はかけらもない。まずは泳ぎ、そしてサーフィンができないとダメだし、あの分厚い波に乗るパドル力も、スープに持ちこたえる脚力もない、そして巻かれたときにサバイバルできる精神力も泳力も長い息もない。自分の実力を知っていることも大事だと思うし、サンセットが甘くないことはちゃんと知っている。フキパの何倍もパワフルで分厚い波だと思うし、速い。昔小さなサンセットやバックヤーズでウインドをしていたことがあるが、それだけでもよくわかった。水の流れがすごいし、とにかく男らしい波というイメージがある。
いつかはスモールサンセットくらいなら出れるくらいまで上手になりたいと思う、彼らは大きな刺激を与えてくれた、そして現場で撮影してくれていた木本サンにも感謝。この様子、インタビューはナルの誌面で記事が出る予定なので楽しみにしていてほしい。今は木本サンのブログで彼らの頑張りをチェックできるのでどうぞ。
(カラ・アレグザンダーのいぶし銀ライディング)
さて侍3人以外もみんなすごかった。ワイメアやアウターリーフを攻めるレジェンドビッグウエイバーもいれば14、5ンティーンエイジャーもたくさんいるこのコンテストのコントラストが面白い、でも若い人もベテランもみんなすごいチャージだった。夕方見ているだけではいかん、とカイトをしにいった、マウイも午後から少しずつサイズアップ、ストラップレスボードをカナハで乗ったけど、サンセットでチャージしていたみんなを思い出していつもよりほんのちょっとだけ自分をさらにプッシュしたつもり。明日はかなり大きくなる予報、さ、がんばるぞ。
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