2012-12-08

12月6日 KSPコンテスト

(アドリアナ、小柄だけれどみんながストラップをつけていた頃からストラップレスで攻めていたライダー,さすがのリッピング)
なかなか風が思うように吹いてくれず波もどんどん小さくなっていき,マウイらしいエピックコンディションとはとても言えないが,それでも少しずつカイトコンテストはヒートを消化しつつある。昨日は弱めの風にセットで頭くらいの波,今日はさらに波がサイズダウン、風は吹いたけれどものすごいオフショアの風だった。普段だったらコンディションを見ただけで私はでないだろう。そんななかでも世界のトッププロは見せ場を作る。そのすごさに圧倒された。

 (カボベルデの英雄、ミツ,フキパでもチューブをねらう!?)
 (今日も目立っていたモーナ,彼女のラストネームを見て,ん?っと思った年配ウインドーサーファーはいないだろうか?実は彼女レジェンドビッグウエイブサーファーでありパイオニアウインドサーファーのリチャードホワイトと日本人サーファーで有名だった星マリナさんのお嬢さんだったのだ,サラブレッド中のサラブレッド)
レディースもどう見たって難しいガスティーな風の中みんなストラップレスでフローター,えぐるようなオフザリップを決めている。特にローカルワイルドカードのときにトップで上がった期待の新人モーナはやはりだんとつでうまい。誰かが彼女はメンズに入れた方がいいっていってたけどほんとにメンズヒートでも勝ち上がれるほどスタイリッシュでスピードがあり,サーフィンライクなライディングをする。ものすごくかっこいいオフザリップを決め,そのあとものすごい大きなスプレーが飛ぶ。参りました!って感じで見てて嬉しくなる。

(クリスティー・ジョーンズ)
他に目立ったのはベテランのクリスティー・ジョーンズ彼女ももともとサーフィンでプロだったイギリスの女の子、それからオアフ在住のブラジリアン、アドリアナもタイトなリッピングを見せていたし,荒削りだけどケリア・アグエラもアグレッシブでかっこいい。現在ランキングトップのヤールー、去年のワールドチャンピオン、イネスもがんばっていた。でも正直言ってどの子もモーナとはくらべものにならない、かな?

メンズはカボベルデのミツがあんな波の中チューブを狙ったり,丁寧に波を使っていいライディングをしていた。
(エアルトン,彼はポートでもスタボーでも両方のスタンスでリッピングできる,でもナチュラススタンスはグーフィー)

エアルトンは彼にしかできない野性味たっぷりのライディングを見せて勝ち上がり、モーナのボーイフレンド、ケアヒも観客を唸らせるライディングで堂々と勝ち上がった。

サーフィンもうまい人ばかりでカイトをほとんど使わずに波に乗っている。こんなコンディションでもこれだけうまいのだから,いいコンディションで彼らのライディング見てみたいものだ。
とりあえずエアルトンはこれから3ヶ月マウイに滞在,その間にいろいろ教えてくれる約束になってるので,ストラップレスサーフィンに励もうと思う。課題が山のようにできてしまった,大変だけど嬉しい。

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