(シンプルであること、これは最も素晴らしい智慧です.愛し、尊敬し、寛大であり、分け合う、感謝し、許す、それらのことは全然複雑でも大変なことでもありません.あなたの心の根底にあるものを見つければおのずから道が見つかるでしょう)
選挙の結果のせいでちょっと落ち込んでいる。でも福島の避難している日と、被災している人たちは私どころの思い出はないだろう。福島から避難して実情を他の人たちに知ってもらうためにブログなどを通して情報をシェアしている玉川サンという方がいる.その人の文章を読んで、なんだか申し訳なくなった。そしてその通りだと思うのでここでシェアしたいと思う。
4人の子供を抱えての避難生活はすでに1年9カ月です。
避難生活後二度目の冬を迎えています。
そんな中で考えることが色々あります。
私がこの1年9カ月の間ずっと考えていることは、
「3.11以前の日本と3.11以後の日本が同じであっていいはずがない」
・・・ということです。
原発の問題を一つ取ってみても、
今も私たちは家にも帰れずに避難生活をしているというのに、
電力会社の社長は、
「一刻も早く原発を稼働したい」
・・・というような発言を平気でしています。
経済が優先され、効率が優先される社会を私は否定はしませんが、
少なくても、今も苦しんでいる人への配慮の言葉くらいは欲しいです。
そんな配慮もできない人が公益企業のトップであることが当たり前のこの日本という国を私は残念に思います。
私の地元である南相馬市は、「震災関連死」が、特に被害の大きかった被災三県の中でもダントツに多い市町村です。
すでに370人を超えています。
せっかく、あの大震災や津波からは助かったのに、その後の移動や避難生活の中で死んでしまうなんて本当に残念なことです。
こんな長期の避難生活がなければ、もっと長生きできていたはずの人は沢山いたはずです。
人生の最期なのに自宅や地元で迎えることができず、遠く離れた避難先で息を引き取った人もたくさんいます。
避難生活の中で、人生に絶望し、自ら死を選んだ人もたくさんいます。
人生を大きく狂わされたと感じている人も本当に沢山いるでしょう。
私は、3.11以降の日本を、
「命と愛を大切にする社会」にしたい。
少なくても、私自身は、
命と愛を大切に生きる
・・・そう誓います。
ただ息をしているだけでは生きているとは言えない。
自分らしく、尊厳を持って生きるからこそ、
命の尊さを知ることになる。
自分は何が好きで、
何をしたいのか?
本当に大切にしたいものは何なのか?
心から愛する人は誰なのか?
心から愛する人と共に、
人生を心から楽しみ、
もし、さまざまな苦難があっても、
それを愛の力で共に乗り越える。
大きく深い愛で、すべてを包み込むように生きる。
そうすれば、周囲もまた愛に包まれた社会になるでしょう。
そんな愛に包まれた社会は、
絶対に、「命と愛を大切にする社会」
であるはずなのです。
「命と愛を大切に生きる」ためには、
偉い政治家が必要なわけではありません。
大金持ちになる必要もありません。
誰かに頼ったりする必要はないのです。
ただ、今この瞬間に、あなたも
「命と愛を大切に生きる」
・・・と決めればいいだけなのです。
もし、皆さんが、そう感じてくださるなら、
私はとても嬉しく思います。
そんな仲間を世界中に広げたいです。
さぁ、皆さんも、
「命と愛を大切に生きる」
・・・と宣言してみましょう。
グッと私たちのもとに近づくはずです。
みんなに届け!
No comments:
Post a Comment