2012-01-07

1月7日 バイオリン3人娘

今日は母の昔の教え子さんたちが家に遊びに来てくれた。先生にとっては何年、何十年立ってからもこうやってたずねてきてくれたり、近況を知らせてくれる生徒さんたちはほんとにうれしいに違いない。母はそういう生徒さんたちがたく差にて、みなさんそれぞれいろんな道を進みながら活躍している。

今日来てくれたのは20代の3人娘、子供のころはほんとにお猿さんみたいに動き回って、大騒ぎしていた、手に負えない、でもかわいくて仕方のなかったのびのびとした女の子が今ではバリバリのやり手のビジネスウーマンだったり、世界のあまり知られていない、でもとても興味深い場所をあちこち旅して回っている子、そして中国への興味から香港へ留学し、そのまま今度はイギリスの大学院で香港の歴史を研究している子とほんとにみんながんばっていて素敵。

そんな彼女たちを迎える母もなんだかいつもより張り切っていろんな料理を作っている。女の子たちは来るといつも思いっきり食べてくれるので料理のし甲斐があるのだろう。
私も便乗して普段あまり食べられない日本的な料理屋アイデア料理をたくさん食べた。

みんな優秀でバリバリ仕事もできるタイプだけれど、それでもそれぞれちょうど人生の進み方など考える転機を迎えているのかもしれない、彼女たちの話を聞いていたら、とにかく選択につまされたら自分の心がわくわくするようなことへの道を選んでほしいな、と思った。それに失敗してやりなおしのように思える出来事や回り道をしてもそれが実はとっても大事なプロセスだったりするということは、この年になってやっと実感が持てるようになったけどほんとに回り道や失敗から人って味が出たり魅力が増したりするような気がするから悪いことではないのだ。そのときはつらいけど。


どんなにお金をもらっても(もらえないのは困りものだけど)やりたくないことを続けるのは本当に大変だし、それがストレスになって健康を害したりもするし、自分がハッピーでないとポジティブな人間ともつながっていかない、反対に好きなことならお金にならなくてもやりたいという気持ちがあるから続けられるし、自分がハッピーだと周りまでハッピーになり、明るい人が集まってくる。

自分の気持ちが周りに影響し、周りの空気が自分に影響を与える、そんなことはなんとなくわかって多様な気がするが去年の震災以来、本当に思うことのパワーを見直さずにはいられないのだ。3人のうちの一人、リリちゃんが最近行ってきたという中国福健省の土楼、存在すら知らなかったけどとっても面白そう、何より彼女たちがトイレが見つからずに探したらポリバケツが部屋においてあったというのが笑った。でもまだまだ世界のあちこちにいろんな魅力的な場所があるし、そういう意味では日本にも本当にたくさんの魅力あふれる行ってみたいところがある。
3人からいろんな刺激をもらえ、家族とも一緒に楽しい午後を過ごすことができた。

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