波は再びサイズアップ、それも予想以上に!朝ウエブキャムでチェックしたカナハは夜中吹いたオンショアのせいもあってストーミーで大きすぎ、これではだめだな、といろいろな情報を集めるが、結局どこもいまいちのよう、カフルイハーバーはいいだろうけどきっと混んでるしなあ、とサンドパイルへ。
夜オンショアが吹いてしまうといくら風が弱くても波がいまひとつなことを知ってる私はすこしゆっくりしてから出発したが、いきり立って朝早くから出かけて行ったアンドリューとその仲間たちはサンドパイルで先に出ていた。私が着いたときにはちょうど一人大きすぎる、と帰ってきたところ、もう一人はいったんかなり流され、もう一度挑戦。そしてもう一人はリーシュを切ってしまい必死に泳いで帰ってきた。リーシュを切ってshまったこと助けようと私もスタンドアップであわてて出たが、出たころにはもう板のところまでたどり着いていて、最後にアンドリューもスープに乗って帰ってきた。
かなり荒れた海面だったけれど出ちゃったからこのまま帰るのももったいないのでいったん沖まで出たけど、ピークがあちこちに移動するので変なところにいるとドッカーンとセットをくらうことになる。私は安全圏内でいい波を選びに選んで乗り、巻かれることなく早めに終了。出来ないコンディションではないが、人が少ないのはやはりそれだけの理由があるからなのだろう。今日はあまりハードに苦労しながら乗る気分じゃなかったし、巻かれるリスクはあるのに乗る波はちょっとバンピーで、割が合わない。
その後皆でカフルイハーバーに移動。小さめに見えても甘く見ては行けない。ここは波が早いし、力があるし、何よりうまい人がたくさんいるので邪魔をしてしまう可能性がある。アラスカからの友達もいるし、港の反対側のHideawayに行こうという私に対してアンドリューと何も知らない友人たちは、ここからでも平気だと主張し、一番はじっこのブレイクにいくことになった。私が先に着いたけど、ミドルズはおろか一番はじっこでもものすごくうまい人ががんがんリッピングしているし、奥からテイクオフしてギュウイーンとかっこよく乗っている、とてもビギナーが入る隙間はない。絶対邪魔するし、乗れる波もあまっていない。それに私だってスタンドアップに乗って20人ほどの上手なショートボーダーの中にいるなんてもってのほかだ。ちょうどビギナー風のおじさんたち3人に上手なショ^トボーダーが「ここではたぶん波に乗れないだろうから、他行ったほうがいいですよ」とても丁寧な態度で言っているのが聞こえた。
私も急いでパドルしてくるビギナーの友人たちに「もっと先のハイダウエイまでパドルするよ!ここは上級者オンリーで邪魔になるから」と有無を言わせず引っ張っていった。
結局ハイダウエイも普段はどんなに大きなうねりがきても腰はらくらいしかないのに、今日に限ってオーバーヘッドのセットが来るほどでここでも十分私たちはぐるぐる巻かれ、人を気にせずに(私たち以外には常時2人くらいしかいなかった)楽しく乗れた。
陸に上がってきたらアンドリューが「あの判断は正しかった、彼らが入れる場所はなかったよ、引っ張って行ってくれてありがとう。僕自身緊張したくらいだもん」と言っていた。
よかったよかった。
今日はなんだかオールスターカフルイハーバーフェスティバルといった感じ、ここだけしか乗れるところがなかったのか、ショートのトッププロ、ロングのトッププロ(パット福田、ディノなど)、スタンドアップのトッププロ(カラマ、カイレニー、バジーなど)そしてトウインサーファーたちもアウターリーフからここに帰ってくるのでマウイじゅうの上手な人が全員集合していた感じだった。皆かっこいいし楽しそう、あんなふうに乗れたらほんとに楽しいだろうなあ。
夜は夏うちにすんでいたゲーリーを呼んでディナー。彼はフランスのシャモニーでロッジを経営しているのだが、日本人に自己紹介するといつも皆が笑うけど(何しろ彼の名前はゲーリー、(ゲリ、下痢?)だから)なぜだか長い間わからなかったと話していた。もう一つ知ってる日本語はFucka you ki (fukayuki、深雪)だとか。
2011-01-08
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