(なごじゅん、photo from www.junkonagoshi.com)
今日は少し波が小さくなっているかな、と思ったら、うねりの向きが少し変わってよりノースからのものになり、サイズアップ、その上割れ方が良くなっていた。
オアフのサンセットやパイプラインとはちがい、マウイ、フキパにはウエストからの波よりちょっとノース気味、ノースイーストが入った波のほうがいい割れ方をする。ただし今日の波の向きとサイズ、そして風がちょっとだけオン気味だったこともあって、ウインドサーファーにはアウトに出にくいコンデイションだったのかもしれない。たくさんのウインドサーファーがロックしているのを目撃、何人かはマストやセールをブレイクしてレインズに流されていた。
今日も朝早くウインドサーファーが出ていないうちからフキパヘと乗り込んだ。ただしサイズの選択で悩み、ちょっと強気で7mをはって出て行ったらすぐにオーバー、波に乗るとコントロールしにくく四苦八苦。
2番目くらいに出てきたウインドサーファーは髪が長かったので、もしや、と思ったらやっぱり日本人で唯一ワールドカップで活躍しているなごじゅんだった。彼女は本当にウインド好きで、努力家で、いつもいろいろ考えて日々上達している。彼女のウインドに対する姿勢に触れると本当にすごいなと思うし、同じ日本人として誇りに思える。相変わらずかっこいいライデイングを見せていた。
彼女が出てきてから過ごしたつと、カイトサーファーが5機くらいどーっとフキパに押し寄せ、同時に風も上がってきてウインドサーファーが増えたので、レインズに戻る潮時かな、と思ったら、案の定ライフガードタワーからぷーと警報が鳴ったので、顰蹙を浴びないうちにとっとと退散。
今日はレインズも結構きれいに割れている波が多かったので十分楽しめた。ちょうどレインズに降りてきたころエリオットが出てきて、「もうフキパでホーンなった?」と聞いてきた。間に合わなくて残念そうだったけれど、それからずっと私が上がった後も長い間リッピングし続けていた。最近撮影の仕事が多くて朝一番に出てくることが少なくなったけれど、出てくれば完全にレインズは彼の独占ステージとなる。
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