(photo by www.tracykraft.com)
今日も変わらず波がある。私もまたウインドサーファーが出てくる前の一瞬だけフキパデ乗るために早めに海に行った。11時ちょっと前に海に出るとちょうど11時ごろにフキパにいける。それから30分、ラッキーだと1時間くらいウインドサーファーが出てくるまで乗れるのだ。(5人以上になってきたリ、カイトサーファーが大勢きて目障りになってくると、すぐライフガードが警報を鳴らしたらいメガホンで出て行けと怒鳴り始める)
自分ではものすごく気を使ってウインドサーファーが乗っている波の前後ははずし、できる限りスペースを譲るようにしているのだが、それでも部外者気分はぬぐいきれない、もしカイトを落としたリ、ボードを放したら、それだけで「それみたことか」といわれそうなのでとにかくワイプアウトしないように、と乗るから思い切り突っ込むこともできない。それでもレインズの波よりフキパの波のほうがずっといいのでどうしても乗りたいのだ。
今日最初に出てきていたのはカイカチャドリアンやリーバイ、挨拶はしてくれるけどビーチで会うときほど思い切りフレンドリーではないような気がするのは被害妄想だろうか。
でも楽しいから乗っているとインサイドで警報が鳴り、小心者の私はそそくさとレインズに戻っていた。ちょうどそのころ、出遅れてカイトサーファーが大勢フキパにやってきて、ウインドサーファーと同じ波に乗って邪魔したりしているのを目撃、その人はいつもレインズで私の波に乗ってきたりする人で私が苦手な人、あーまたああいうことしてみんなが迷惑かかるんだよなーとあまりいい気分じゃなかったんだけど、その後彼がレインズに戻ってきて、またもや私やブラッドの波にドロップしているのを見て、我慢できなくなった。これだけ波がたくさんあって有り余ってるのに何でわざわざ人の乗ってる波に乗らないとならないのだろう?彼に向かって手を上げて「??」とジェスチャーをしたらむこうも、「何だよ?」って顔でジェスチャーを返してきた。普段いらいらすることはあまりないし、怒ったりしないほうだけど、海の上で人のことを考えない行動する人に対しては、つい厳しくなってしまう、だってそれだけで海全体の雰囲気が変わってしまうし、レインズはそういう人がいないだけにすごく目立つし、一人そういうことするだけで私はいやな気分になってしまうのだ。みんなが譲り合ってこそ、楽しいのに、一人がやり始めると、みんなも、じゃあってやり始める(カナハのロウアーズがいい例、あんなに楽しい波だけどあまりにみんなルール守らないのでまったく行かなくなってしまった)から。
このままうやむやにしてビーチで無視しあうのもさらに良くないと思ったのでにこやかにアプローチしてレインズはこんなに波があるんだからいくらルームがあるといっても人の乗ってる波にドロップしないで次の波に乗ってくださいといったら「え?いつドロップした?」とまったくわかってない様子、いろいろ説明して、私の波だけじゃなく、だれそれやだれそれの波にも乗ってるのを見ましたよ」と指摘すると、いろいろ言い訳した挙句に、「たぶんロウアーズではみんながそうやってルカら自分もやるようになった」とかいうから「そのとおり、だから私はロウアーズに行かないんです、レインズでは誰もやりません、やるんならロウアーズでやってください」とついちょっと強く言ってしまった。ロウアーズでだって、別にやっていいわけじゃない。誰かがドロップするからってやっていいというのなら、誰かが盗んだから自分も盗む、見たいなものじゃないのだろうか?
私はウインドしているころから絶対ドロップインはしなかった、その分誰かが波を逃したのを即座に見逃さなかったり、自分が乗った波をできるかぎり逃さないように努力する癖がついて波取りが上達したと思う。ドロップしない代わりに人にも自分の波を横取りされたくない。それってすごく基本的なルール、というかモラルじゃないだろうか?
いちいち文句言うほどのことでもないだろう、というような顔をされたけど、言うほうだって気分のいいものではないし、彼のことはみんながそう思っているのに言わないだけなのだから、私が言ったことで気をつけてくれればみんなからだってよりリスペクトされるようになるだろう。でも文句言う役は楽しいものではない。やらないでくれれば誰も言わなくてすむのにな。
ま、それはおいといて、そんなことがあっても十分それをカバーするくらい楽しいライデイングだった。昨日よりはちょっとだけストーミーだったけど風は5.5mでぴったり。ちょっとノースイースト気味の波はレインズでも結構乗れる波になるので私たちにとってはありがたい。
ボトムターンで足が疲れてふらふらになってきたので上がると、なんとまだ1時過ぎだった。まだまだもう2セッションくらいできるけど体力が持たない。もっと脚力、体力つけないとなー。
午後何ヶ月かぶりにヘアカットに行き、夜はクリステイン、スカイ、ブラッドが夕食に来てくれた。
バハ帰りということでメキシカンビュッフェデイナーにバハフォッグ(コロナビールにテキーラショットを加え、ライムを入れるとキリのように永代がもやもやしてきてそれを一気にのどに流し込む)でお迎えした。
クリステインはベストのライダーで元ワールドチャンピオン、スカイはノースカイトのライダー、今回はすばらしいコンデイションで撮影もできたりして大当たりの滞在。7日にマイホームを建てた西オーストラリアに帰るまでずっと波は続きそうだ。
スカイとブラッドはギターセッションをしてくれた。でも明日に備えて早めのお開きとなった。
明日はどんなコンデイションがまっているのかな。
私も昨日は、決まってるカラマボウルズで、ドロップさせたサーフインストラクターを思わず怒鳴ってしまったよ。人にやられて嫌な事は、他人に決してしてはいけない!という日本では当たり前の教育をアメリカはしないんだろうかねぇ??
ReplyDeleteあ!!書き忘れた。今日Hookipaを通りかかった時ねーさん見つけたので写真撮りました。カッコよかったよ~~。ブログに乗せたのでチェキラ!
ReplyDeleteどうもどうも、写真ありがとー。今日はちょっと波が落ちたから、リラックスしに久々に1000ピークス行ってめちゃくちゃ楽しかったよ、また一緒に波乗りしたいねー。今日からまと彼の息子も入っていたけど、息子にきっちりルール教えてて、彼自身もものすごく周りの雰囲気を見て、確実にみんなに波が回ってから自分も乗ることを続けてて、それだけで周りの雰囲気がものすごく良くなるんだよね、みんながニコニコで、サーファーもスタンドアップもみんな譲り合って、最高に楽しかったです、その人がいるだけでその海の雰囲気が良くなり、みんなが譲り合うようになる、これこそほんとのプロだな、と感心しました。ああいう人を目指したいね。
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