ここのところずっと風が強い日が続き、ウインドスポーツ中心の生活。
マウイにいてウインドスポーツをしなかったら、本当にフラストレーションが溜まると思う。ハワイ諸島の中でもダントツに風が強く、波乗りに良いコンディションを待ってたら待って待って待ちぼうけになってしまうだろう。そんな場所だからこそ風のスポーツが盛んなのだ。
というわけで波が上がった日は久々にカイトサーフィンをしてみた。風が東寄りのガスティーな風(強くなったり弱くなったり大きく息をしている風)であまり良いコンディションではなかったのとずっとカイトしていなかったこともあり、レインズのビッグウエイブにしょっぱな出て行く勇気が出ず、カナハヘ。
さすがにカナハはドキドキするほどの波ではなかったが、そのぶん久しぶりに心から楽しめた。
ここのところずっとフォイルやウイングで板の下に大きな鎌がついてるようなものに乗ってたから波がないところでも怖い。変なひっくり返り方したら怪我をすると思うといつもドキドキヒヤヒヤだったのが、今日はその恐怖がなく、リップに当て込んだり、思い切りスピード出して乗れたりして、カイトってこんなに楽しかったっけ?っていうほど楽しめた。こんなコンディションで無理にウイング出してても波の中には入れなかっただろうし危険なだけなので、やはりコンディションに合わせてそれにあったものをやるのが一番だなと実感。
さて1日カイトできたけどまた波がダウンしてウイングに戻る。
毎日吹きすぎで怖い怖いと思いながらもちょっとずつは上達し、また道具も自分にあったものがわかってきて(みんなよりウイングもフォイルも小さいもので十分)少しだけ楽しくなってきた。
けど、その過程で何度か空気を入れる部分に穴が空き、その修理で手間取ったり、練習したいのになかなかできずにイライラする日も多い。
カイトサーフィンが始まった頃もそうだった。毎日のように壊したり壊れたり、直し方もその度に自分たちで考えたり。
なんだかカイトを始めた時に戻った気分。(少なくともカイトのおかげでビニールの空気を入れるブラダーという部分を修理する方法は知っている)
今日は久々に風も弱そうで、私が怖い思いをすることなくウイングができそうだとワクワクしながら空気を入れて、さて行こうとしたらボムっと嫌な音がしてウイングがフニャっとなった。いつものような小さな穴ではなく、リーディングエッジの先っぽのベルクロが開いてそこからビニールがはみ出してそこが破裂したようだ。
その場で友人に手伝ってもらってガムテープで直してはみたけど、(そして治ったかのようにしばらく空気が入った状態だったけど)海に出てはるか沖まで行った時点で空気が抜けはじめ、戻ってくる頃にはかなりふにゃにゃ、浮くどころかかなりしもまで流されて歩いて帰ってきた。
みんな楽しそうにやってるのに、お店に行っても換えのブラダーはないらしい。注文したら一ヶ月くらいかかるんじゃないかという。思わず声を荒げてしまいそうになった!
誰か助けて、私の3mを直してください!泣き笑いの気分。
明日からは大きめのウイングはないのでバンバン風吹いてください!あるいは全く風なしで波乗りできるかどっちかにして。(自分勝手なことばかり言ってるのはよくわかるけど)
というわけで上達してやったーと思う日もあれば、今日みたいにガックリくる日もある。
Some day you win, some days you lose.
それでも毎日頑張るしかない。
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