なんともう1月最終日。2016年1月はきっとしばらく語り継がれるだろう素晴らしい波の毎日、そしてうねりが来るたびに、記録を塗り替えるような素晴らしいライディングの連続、感動と興奮で休む間もない感じだった。
そして私自身に関して言えば、そういう大きくパワフルな波を前に何にもできず逃げ回るばかり出、全く精神的にも肉体的にもスキル的にも準備ができていないことを目の当たりにしへこみまくった一ヶ月でもある。でも落ち込まないと次に向かわないから、できてないことを実感しただけでも進歩なのかもしれない、それをこれからどう克服するかが大事なのだ、と思う。
全く誰のためにやってるわけでもこれが仕事になって稼いでいるわけでもないのに、なんでこんなに必死にやってるんだと思う時もあるけど、たぶん自分でもそんな自分が好きなんだと思う。変人であることは認める。
昨日今日は久々にサイズダウン、と言ってもホキパ方面では充分頭以上のサイズはある。そして本当に久しぶりに風が吹いた。11月12月は風が吹いても雨まじりでレインズで乗ることがなかったので夏以来かもしれない。ちょっとオフショア気味の風でインサイドが弱い。ランチング、そしてリーフを横切る時が怖いけれど、今日のカナハはきっと久しぶりに乗れるカイトサーファーでものすごい混雑になってるだろうから混雑するフラットウオーターよりはリスクのある人がいないウエイブスポットを選択。
出てみるとやっぱりガスティー、波が大きなサイズだったらこの風の日は出ないだろう。でも波が小さかったし天気も良かったのでそれはそれなりに楽しめた。途中ブローがきつ過ぎて、小さなカイト使ってるのに引っ張り上げられてなかなかボードにたどり着けないくらいの時もあったけど、まあショートセッションを楽しんで終了。
カイトのスピード感はサップとは全く違う。これはこれで本当に楽しい。実はこのスピードで波を突っ切るのが一番好きかも。ピアヒのサーファーならこれクラインスピードは出てるかもしれないが、私のサップなんてカタツムリみたいなスピードしか出てないから、テイクオフも波に押された時にスピードに体が追いつかず怖い。これくらいのスピードがサップで出せたらサイズのある波も少しは克服できるんじゃないかなあ。
ちょっと乗っただけなのに、足腰かなり筋肉痛。結局体はなかなか休められられない。笑
2016-01-31
2016-01-30
1月30日 みんなほっと一息?
朝起きるとオンショアに雨。やっと今日は海はお休み?とジャンクなコンディションのことを喜んでいる自分に笑ってしまう。
9時半から久々にフィットネスに行こうとかなちゃんを誘ったものの、出かけようとしたら風は弱くなってる。あれ?と不安になって連絡したけど、良いわけではなかったようなので二人で大汗かきながら足腰強化。
今日はゆっくり体を休ませて仕事をしようと二人で行ってたのに、出てきたらまた風が弱いような、、と二人でカナハに直行。ありがたいことに風はオンショアで吹いていたので安心して二人とも諦めがついた。なんという貧乏性。でもお互い様なので気が合う。
こういう仲間とだと波がよければ全てドタキャンもOKだし、波が良い日が続けばみんな付き合いも悪く、集まったりすることもない。でもみんながそういう感覚なので楽なのだ。
仕事をしながらシェインドリアンのインスタグラムの投稿を読んで笑った。
「エルニーニョ効果でものすごい波が次々やってきて、たくさんの歴史に残るライディングがここで起こった。この冬これからもまたこんな大きなうねりがたくさん来るのか、それは嬉しいことなのか、嘆きたいことなのか。」
そりゃああれだけの波を毎日毎日相手にしていたら疲れてくるのは当たり前、少し気楽に一日を過ごしたいと思わないはずはないんだけど、同じ人間と思えないような彼らでもそうなんだなとちょっと嬉しかった。
私なんてろくに乗ってもいないのに、今日はリラックス、と思うし、日本人男塾、潤くんも津村さんも今日は少しのんびり、もとはしくんはお昼にはすでにビールを飲んでいたらしい。そういう日もないとね。
それより何より仕事溜まってるからやらなくちゃ!
9時半から久々にフィットネスに行こうとかなちゃんを誘ったものの、出かけようとしたら風は弱くなってる。あれ?と不安になって連絡したけど、良いわけではなかったようなので二人で大汗かきながら足腰強化。
今日はゆっくり体を休ませて仕事をしようと二人で行ってたのに、出てきたらまた風が弱いような、、と二人でカナハに直行。ありがたいことに風はオンショアで吹いていたので安心して二人とも諦めがついた。なんという貧乏性。でもお互い様なので気が合う。
こういう仲間とだと波がよければ全てドタキャンもOKだし、波が良い日が続けばみんな付き合いも悪く、集まったりすることもない。でもみんながそういう感覚なので楽なのだ。
仕事をしながらシェインドリアンのインスタグラムの投稿を読んで笑った。
「エルニーニョ効果でものすごい波が次々やってきて、たくさんの歴史に残るライディングがここで起こった。この冬これからもまたこんな大きなうねりがたくさん来るのか、それは嬉しいことなのか、嘆きたいことなのか。」
そりゃああれだけの波を毎日毎日相手にしていたら疲れてくるのは当たり前、少し気楽に一日を過ごしたいと思わないはずはないんだけど、同じ人間と思えないような彼らでもそうなんだなとちょっと嬉しかった。
私なんてろくに乗ってもいないのに、今日はリラックス、と思うし、日本人男塾、潤くんも津村さんも今日は少しのんびり、もとはしくんはお昼にはすでにビールを飲んでいたらしい。そういう日もないとね。
それより何より仕事溜まってるからやらなくちゃ!
2016-01-29
1月29日 疲労蓄積?
(メローなカナハで楽しく友達とセッション、あやちゃん)
サイズダウンしたので一人でピアワンに行って巻かれながらピークで待つ練習をしようと思ったら朝篤くんたちから連絡が来た。昨日は車の中で二人で寝たらしい。朝どこかでリラックスサーフィンしてからダカインに行こうと思うというのだが、ひろなりくんは足の切り傷が心配なので海には出ず。篤くんはスタンドアップをやってみたいというので私の板を貸してあげてカナハに行くことにした。今日はカナハ的にはメローで誰でも楽しめるコンディション、つまりかなり混んでいる。でもまあ、インサイドの人のいないところなら大丈夫だろうとパドルアウト。私の8’4は私にとっては大きめのボードとはいえ、普通の8’4よりずっと絞って薄くできてるのでバランスとるのは難しい。でもふらつくー!と言いながらしっかり立って漕いできた。さすが。
フラの先生もしているゲイルはいつ見てもとーっても優雅な波乗り、そして絶対人の邪魔になる動きが一切ない。
ニコニコしながらインサイドで自分のところに来る波を待ち、乗ると素晴らしく無駄のない女性らしい素敵なライディングを見せてくれる。
キャシーも好きなサーファーの一人、彼女についていけば必ずインサイドでいい波が割れるところにいるから自分もいい波を取れる。結局沖まで出てきた篤くん。肩頭のセットが来ると、「やべ、どうしよ、」と焦っていたが、昨日バスが入りそうなチューブに中暑せず突っ込ん出た人なのに、と笑ってしまったが、慣れない大きな板に乗ると周りにぶつけそうで怖い気持ちは良くわかる。それでもセットに乗ってこの通り、さすがです」
午後はたまった仕事に取り掛かるべく机に向かったけどここ数日の疲れで集中できない。昨日良く寝られなかった分、今日はコンピューターの前で居眠りばかり笑
篤くん、ひろなりくんお疲れ様でした。今回は今まで以上に得るものが大きかったと言っていた。来ればくるほどみんなが受け入れてくれるし、友達も増えてくる。波に乗ること自体だけでなく、ここでのベースが築かれていく。また来れたら来てね。
2016-01-28
1月28日 世界各国から集まってくるビッグウエイブ好きたち
(トウインで夜明け前にテイクオフしたアンドレア・モーラー、レディースではもちろん多分メンズでもこの波に乗れるサーファーは数えるほどしかいない。その上彼女シングルマザーで消防署のレスキュー退院の仕事もして、スタンドアップでもパドルインでもジョーズで乗っていて、ロングディスタンスパドルレースモロカイでもなんども優勝している凄い女性なのだ)
今回のビッグススウエルは個人的には前回15日のものより、そしてピアヒチャレンジの大会の時よりも凄い波だったんじゃないかと思う。急激にアサイズアップし、早くにサイズダウン、そして一番のピークは夜の間に過ぎて行ってしまったが、それでも翌朝夜明け前はみんながトウインしていたほどだからかなりのサイズだったはずだし、何より、サイズだけでなくパワーがあってバカっと掘れリップの分厚いものだったように見えた。実際自分が乗れるところでの波もサイズの割りにいつもよりずっとパワーがあり、また海の動き、カレントの流れがとても激しかった。
朝は自分も海に出たし、夕方は他の用事があったので一日中見て入られたわけではないのだが、28日は前日の午後に比べてサイズダウンしたせいでみんなたいしたことないように話していたが、あんな凄いのはサイズがダウンしたって凄い波には変わらないそして前日手がつけられていなかったセットの波に、何人かのサーファーがテイクオフ、そして鳥肌が立つようなチューブをメイクしていた。
(写真はひろなりくんのフェイスブックから拝借)
昨日はワイメアでチャージして、それから今朝マウイに到着した日本人サーファーあつし君とひろなりくん。お昼頃からパドルアウトしたのは正解だった。昨日の午後、今朝でかなりみんな疲れてきて、どんどん夕方にかけて空いていったからだ。パドルアウトした時には多分30人以上入っていたが、すぐに20人くらいに減り、最後は夕方はシェイン、イアン、グレッグロングなどと一握りのサーファー達で間近に彼らの動きを見ることができ、話をし、特別なソウルセッションを共有することができたようだ。友人たちと一緒に丘から望遠鏡で必死にさがす。いたいた。
結構はじのほうに陣取っていいカンジでラインナップの様子を見ている、と、篤くんがまずテイクオフ、彼は相変わらずはじの一番ほれる波からテイクオフ、だからテイクオフはすごく難しそう。
(今の所唯一手に入っている写真、(ビデオからのスナップ)これは一本目の篤くんの波。エアードロップ半端ない、ブルースリーみたいだけど躊躇は感じられない。)
今回も一回目は上から10メートルくらいの(に見える)エアードロップで降っていた。続いてひろなりくんも一本目はミディアムサイズでボトムでワイプアウト。でも二人とも巻かれながらも落ち着いてラインナップに戻っている。だいたいセットが来ると乗ってるメンツは決まっていた、その合間に来る波もみんな乗りたくてもなかなか乗れないように見えた。いつもより波が掘れて、リップが厚い感じに見える。だからか、テイクオフで失敗したりリップでふってる人も多いし、ギリギリでバックオフする人も多い。
波のはじ方でも巻かれるとかなり引きずられるし、2発くらい巻かれるともう随分インサイドまで行ってしまう。その頃にはジェットも来てくれて助けてくれる。
シェインドリアン、グレッグロング、イアンウオルシュはさすが、ベテランらしく、本当にいい波が来ると必ずその3人が乗っている。
(グレッグロング)
若手タイラーやアルビーは波の大きさより自分が乗りたい波、そしてテイクオフの位置をよく知っていて、他の人たちの何倍も波数に乗っている。しばらくするとひろなりくんがかなりいい感じの波にテイクオフ、同時にもう一人の人もテイクオフしたのだがひろなりくんの方が奥だったのでよけてくれた、ひろなりくんが急に掘れてそそり立った波に板を合わせ,急にスピードを増したような感じで掘れたセクションを抜け切った、向けた後彼は信じ難いと云った表情で両手を上にあげた。
いい波だった。パワもあり、パンチも効いていた。
(フランスから来たベンジャミン、バスク地方では知られているのだろうが、こういうアンダーグラウンドのビッグウエイバーがこのようなチューブ一本で世界に名前を知られるようになる)
(大きなうねりの合間、それほど大きく割れていないときでも、とはいえジョーズで割れていれば十分大きいのだが、乗っていた面々、左からローカルのショーンの板に乗ってる子、サウスアフリカのソロモン親子、このシーズンでしっかりジョーズに名前を刻みつけたジョッシュレッドマン、もう一人サウスアフリカの人、そして一人置いてビクターロペスの息子、ショーンロペス それにしてもビッグウエイブやる人は大柄な人が多い、みんなこれ190センチくらいの巨漢)
去年も一昨年も世界中から大波乗りがこの波に乗りたくて集まっていたのは同じなのだが、今年はさらにそれを感じた。特にあまり知られていない無名の若者、あるいはあまりサーフィンで知られてはいない国(というかワールドツアー選手などがいない)からのサーファーなども単独で乗り込みとにかく乗りたくてジョーズに張り付き、小さくても大きくて割れてれば出る、そんな人が目に付いた。地元の若者でもそういう子がいた。割れる変われないか、あるいは割れはじめの空いてるときに、自分はビギナーだから今行かなくとと急いで出て行く、波がなさそうなときに見に行っても、彼がまたいてでて行くところだったり、そして海の上でも派手さはないけど着実で、毎回見る度に上達していて、28日にはものすごい波にテイクオフのトップから振り落とされ、ボードごと白い滝にのも混まれ、その後、2本大きな波にやられてかなりインサイドまで引きずられていた。最後はジェットに助けられてチャンネルに戻ってきたけどそれでもインフレータブルを引っ張っていなかったのには感心した。
メキシコプエルトエスコンディートのローカル、ココ・ナゲイルズ。
「人生最高の日、長年の夢がかなった。感謝の気持ちしか湧いてこない」と感動していた。
イギリスのトム・ロウ、実はイギリスやアイルランドには彼のようなさむーい海のビッグウウエイブ好きが結構いる。
(同じくトム、いい波を乗るにはリスクも大きい)
ニカラグア、チリ、ブラジル、サウスアフリカ、オアフ、サンタクルーズ、みんなジョーズの波に乗ることを夢見て集まってきて、そして夢を実現させてるのだ。いい表情にならないわけがない。
日本からは篤君とひろなりくん、他の海外のアンダーグラウンドチャージャーたちとともに今回は特にジョーズに強い印象を残していった気がする。
篤君とひろなりくんが岸に戻ってくる最後まで見届けたかったけれど、3時過ぎにピアヒを離れた。
車まで戻る途中にちょうど海から上がってきた様子の若い男の子がもう、天国にでもいっちゃってるような目をしてものすごいハイになってる空気を放ってそこに立っていた。小さなレンタカーに今脱いだばかりのベストやラッシュガードを置きながら、見も知らぬ行きすがりの私でもいいから何かこのすごい気持ちを聞いて欲しい、そんな顔をしていたので、「お疲れ様good job、 Congratulation」と声をかけた、あまりの彼のオーラに思わず手を差し出して握手までしてしまった。まだたぶん20前後だろう。オーストラリアから来たのだそうだ。少なくとも私が知ってるような有名な選手ではない。でもきっとどうしても乗りたくて一人でドキドキしながら出て行って、巻かれたのかいい並に乗れたのかはわからないが、無事にあのショアブレイクもクリアして帰ってきた。それだけでもあんな顔にさせるほどの経験なんだと思う。
(ゼインシュワイツァー、レフトのビッグウエイブ。彼のおじいさんはウインドサーファーを発明したホイルシュワイツァー、お父さんはウインドサーフィンチャンピオンのマット、そしてゼインもウインド、サップ、サーフィンすべてに長けている)
ジョーズでのセッションを終えて上がってくるサーファーはみんな同じ顔をして帰ってくる。日常生活ではなかなかあそこまでのハイは経験できないのではないかな、私には見ることのできない何かものすごい力や魔法を見ることができるんだろうなあと羨ましく思う。こういう顔はアラスカでもよく見る、たぶん自分もしたことがある。世界中の全てに愛を感じ、すべてを肯定できるような気持ちになる。それこそエベレストに登った人とかもこんな顔になって帰ってくるんだろうなあ。
写真のほとんどは28日でなく、27日の午後のもの、やはりサイズが大きかったのでその日の写真のアップが多く、28日のものはあまり出てこない。
でもイアンウオルシュの完璧なチューブやグレッグシェインなどうならせるように上手なサーフィンなどたくさんあった。
なんだか凄い波やライディングがありすぎてみんな麻痺してきたような気もする。
ピアヒの波にパドルでは乗れないという概念が覆され始めたのがまだ5年前。それが今やこんな凄いことになっている。
(トウインしかなかった頃のピアヒにパドルで何年も一人で挑戦し続けていたマルシオ・フェレーリ、仲間は大勢に増えたが、彼のチャージもどんどん進化している。Living the dream with nighmare bihind it 夢に見た人生を生きているけど悪夢が後ろで追いかけてくる、と言う彼の言葉に大笑い、まさにそうだろうな)
先ほどの写真に載ってた、ソロモン親子のお父さん、28日の朝一発目のワイプアウト。
少なくても55歳以上ではあるはず。凄いなあ。人形みたいになってる。
昨日も今日も一番大きな波に乗って抜けてきたのはサンタクルーズのニックラムじゃないかと言われていた。
グレッグロングの教科書のようなチューブライディング
ジェイミーオブライアン、彼も人生最大の波にパドルインで乗ったと言っていた。
カイ、スタンドアップ。
弟のニコロのワイプアウトで一躍有名になったイケイケのポルチェラブラザーズ、グーフィーは兄貴のフランシスコ。
ローカルのストローダー、メイクしている写真も凄いけどこの波でワイプアウトして死なないのが不思議。ビッグウエイブはただのアドレナリンジャンキーから始まるかもしれないけど、あのジョーズの波を前にしてみて、ただアドレナリンだけでは乗れないと思う。自分のちっぽけさを目の当たりにしたときに感じる自然のパワー、その中で生かされていることを感じる喜び、あのものすごいパワーで動く並に自分を合わせて一体になること、どんな感覚なんだろう?一生私は想像することしかできないが、それでも間近に見せてもらえることでビビッドな想像ができる。
1月28日 Unbeliebable Maui winter season
なんどもしつこいかもしれないけど、こんな冬マウイに来始めてから30年近くにもなるのに、経験したことがない。エルニーニョは確かに波が多いことが多いけれど、ここまで風が止まることはない。夏ほど吹かないにしろ、朝風がなくてもだいたい10時くらいには風が吹いてくるか、こなウインドが強くなって一日中風がない日なんて年に数回もないのがマウイ。なのに今年はそんな日ばかり。
昨日は自分には大きすぎるかなと思っていながらもピアヒをチェックする前にいつも行くアウターリーフをチェック。セット間が長く、確かに大きいけれど、自分が安全に入られるエリアはある。ちょっと出て行って、あまりに無理だったり、周りに迷惑をかけそうだったらすぐ帰って来ようと、見るだけ漕いで出て行ってみることに。
ウインドサーフィンを練習していた頃もそういう日は結構あった。ホキパで大きな波の日。出れるかどうかも波に乗れるかもわからなけど、とりあえず出てミドルズでチキンジャイブを延々と練習して行ったり来たりインサイドでして万が一アウトにでる隙間があったら出る。でれなければあきらめて上がり、カナハに行く。実際出れずに終わってカナハにいくこともなんどもあった。人の邪魔さえしなければ、そして自分が無理して怪我することがなければ、それはある意味自分の判断力をつける練習にもなるし、自分が安全に入られることにフォーカスする練習にはなる。
波に乗らないから波乗りは上手くならないけど笑。
そんなわけで行ってみないとなんか一日中気になるので、when in doubt, paddle out と師匠の言葉を思い出してパドルアウト。
でも実際一人で漕いで行ってみると途中のチャンネルの潮の流れが半端ない。泡立っていて流れで白波が立っている、そしてピークに近づいて行ってみると明らかに水の動きが違う。はるか沖でプローンサーファー(スタンドアップでない普通のサーファー)が何人かとスタンドアップが一人。(本橋くんとタカさんの車があったので先に出ていることはわかっていた)でもセットに乗ってる様子を見たら、これは私が居るべき場所ではないなと感じた。
安全なところにいたとしても例えば上級者のポイントに全くのビギナーが一人入ってくるとなんだこいつとその場の雰囲気が変わってしまうことがある。そういうきっかけになりたくないので上手な人が大勢いるときは遠慮して帰ることも今までもあった。そんな感じのサイズ。私が喜んで出てくる日には決して出てこないけど私が出るべきじゃない日になるといそいそと出てくる本物のビッグウエイブサーファー達がいる感じだったし、みんなぴっちりテイクオフしていいライディングをしている。さっさと一本小さめの波を乗って帰ったほうが身のためだという気持ちになってきた。
もとはしくんがテイクオフ、すごくいい波、そしてすごく波にあったダイナミックなライディングをしている。
タカさんはいつも一番奥にいてだからものすごいセットにものすごい巻かれ方もしてるのだが、全く意に介さない様子。「うわーあんなところに居たくないなあー」と思いながら後ろにいた本橋くんを見ると私と同じ気持ちでいるのが表情でわかった。二人で「6分息止められる人は違うねー、実はやられるの好きなんじゃないの?」と全く平気なタカさんを羨ましく思いながら笑った。いや、本当に正直言ってうらやましい。
もちろんワイプアウトばかりではなくセットの波をしっかり掴み奥からロングライドしてくる。
私は乗ってくる人たちの写真を撮りながらインサイドで割れそうな自分にもハンドリングできるサイズが来そうになると乗ろうとすることを繰り返す。
何本か小さい波に乗ったけど一回巻かれた時の引きずられ方はカナハでは考えられないほどもパワー。私が巻かれた波のサイズは彼らが乗ってるセットの波の半分くらいだろう。ああ、目標設定高すぎかな。
セットは怖いんだけどセット間は長く、何も割れない時間もすごく長い。
津村さん、潤くんもしばらくすると出てきた。私はしばらくそこにいてから早めに上がり、そのまますぐピアヒへ。
篤くんとひろなりくんがまたマウイに来ているので見に行ったのだが、彼らの今日の様子は別に書くことにする。
お昼過ぎにここで待ち合わせをしていた高瀬さん夫婦とも無事合流。
彼らもこのジョーズの波を見ることができてラッキー。
高瀬さんは広島で花屋さんをしている。で、花束を持った人たちのポートレートを撮るプロジェクトしていてハワイでもやりたいということを知ったのでマウイに来ればと声をかけたらプランを変更して強行一泊だけマウイに来ることになったのだ。
(いい湯だな、とばかりに水に浸かってるわんちゃん)
ピアヒから近いお花を仕事をしているちかちゃんトランスのところにお邪魔し、お庭を見せていただき、花束を作らせてもらい、彼らの撮影をさせてもらった。
そしてその後キヘイまで行き、ギリギリサンセットに間に合い、夕日を眺めてこの長い一日を感謝し、居酒屋斉田でみんなで食事。かなちゃん、忙しい中ありがとう。
価値観や考え方が似てるもの同士なので話をしていても気楽でとても楽しかった。
帰ってきたのは10時だったけどなんだか疲れすぎてて興奮してるのもあってか、寝付けず、1時まで起きていた。早く寝ないと明日も忙しそうだ。
昨日は自分には大きすぎるかなと思っていながらもピアヒをチェックする前にいつも行くアウターリーフをチェック。セット間が長く、確かに大きいけれど、自分が安全に入られるエリアはある。ちょっと出て行って、あまりに無理だったり、周りに迷惑をかけそうだったらすぐ帰って来ようと、見るだけ漕いで出て行ってみることに。
ウインドサーフィンを練習していた頃もそういう日は結構あった。ホキパで大きな波の日。出れるかどうかも波に乗れるかもわからなけど、とりあえず出てミドルズでチキンジャイブを延々と練習して行ったり来たりインサイドでして万が一アウトにでる隙間があったら出る。でれなければあきらめて上がり、カナハに行く。実際出れずに終わってカナハにいくこともなんどもあった。人の邪魔さえしなければ、そして自分が無理して怪我することがなければ、それはある意味自分の判断力をつける練習にもなるし、自分が安全に入られることにフォーカスする練習にはなる。
波に乗らないから波乗りは上手くならないけど笑。
そんなわけで行ってみないとなんか一日中気になるので、when in doubt, paddle out と師匠の言葉を思い出してパドルアウト。
でも実際一人で漕いで行ってみると途中のチャンネルの潮の流れが半端ない。泡立っていて流れで白波が立っている、そしてピークに近づいて行ってみると明らかに水の動きが違う。はるか沖でプローンサーファー(スタンドアップでない普通のサーファー)が何人かとスタンドアップが一人。(本橋くんとタカさんの車があったので先に出ていることはわかっていた)でもセットに乗ってる様子を見たら、これは私が居るべき場所ではないなと感じた。
安全なところにいたとしても例えば上級者のポイントに全くのビギナーが一人入ってくるとなんだこいつとその場の雰囲気が変わってしまうことがある。そういうきっかけになりたくないので上手な人が大勢いるときは遠慮して帰ることも今までもあった。そんな感じのサイズ。私が喜んで出てくる日には決して出てこないけど私が出るべきじゃない日になるといそいそと出てくる本物のビッグウエイブサーファー達がいる感じだったし、みんなぴっちりテイクオフしていいライディングをしている。さっさと一本小さめの波を乗って帰ったほうが身のためだという気持ちになってきた。
もとはしくんがテイクオフ、すごくいい波、そしてすごく波にあったダイナミックなライディングをしている。
(朝焼けの光が綺麗)
大きなラインを描き、深いボトムターン、なんだかこの冬に一気にピアワンでもライディングがチューンアップされた感じ。タカさんはいつも一番奥にいてだからものすごいセットにものすごい巻かれ方もしてるのだが、全く意に介さない様子。「うわーあんなところに居たくないなあー」と思いながら後ろにいた本橋くんを見ると私と同じ気持ちでいるのが表情でわかった。二人で「6分息止められる人は違うねー、実はやられるの好きなんじゃないの?」と全く平気なタカさんを羨ましく思いながら笑った。いや、本当に正直言ってうらやましい。
もちろんワイプアウトばかりではなくセットの波をしっかり掴み奥からロングライドしてくる。
私は乗ってくる人たちの写真を撮りながらインサイドで割れそうな自分にもハンドリングできるサイズが来そうになると乗ろうとすることを繰り返す。
何本か小さい波に乗ったけど一回巻かれた時の引きずられ方はカナハでは考えられないほどもパワー。私が巻かれた波のサイズは彼らが乗ってるセットの波の半分くらいだろう。ああ、目標設定高すぎかな。
セットは怖いんだけどセット間は長く、何も割れない時間もすごく長い。
津村さん、潤くんもしばらくすると出てきた。私はしばらくそこにいてから早めに上がり、そのまますぐピアヒへ。
篤くんとひろなりくんがまたマウイに来ているので見に行ったのだが、彼らの今日の様子は別に書くことにする。
(ジョーズの波と向き合う前にまずサーファーたちはこのショアブレイクを前にしなくてはならない)
ピアヒに到着する2分くらい前に今から行きますとメッセージがあったのできっとショアブレイクで少なくても20分くらいはかかってるだろうと急いで降りていったらもうすでにいなかった。すんなり出ていけたらしい。よし、二人とも頑張って。
お昼過ぎにここで待ち合わせをしていた高瀬さん夫婦とも無事合流。
彼らもこのジョーズの波を見ることができてラッキー。
高瀬さんは広島で花屋さんをしている。で、花束を持った人たちのポートレートを撮るプロジェクトしていてハワイでもやりたいということを知ったのでマウイに来ればと声をかけたらプランを変更して強行一泊だけマウイに来ることになったのだ。
(いい湯だな、とばかりに水に浸かってるわんちゃん)
ピアヒから近いお花を仕事をしているちかちゃんトランスのところにお邪魔し、お庭を見せていただき、花束を作らせてもらい、彼らの撮影をさせてもらった。
(仕事で使う材料を取りに散歩に行くランス)この敷地にあるほとんどの植物焼きは何年もかけて彼が植え、育てたものらしい)
それにしてもちかちゃんのところは自宅も敷地も本当にそこにいるだけで平和な空気が流れていて癒される。ここ数日アドレナリンにまみれてばかりで擦り切れかけていた神経を優しく撫でてもらった感じだった。そしてその後キヘイまで行き、ギリギリサンセットに間に合い、夕日を眺めてこの長い一日を感謝し、居酒屋斉田でみんなで食事。かなちゃん、忙しい中ありがとう。
価値観や考え方が似てるもの同士なので話をしていても気楽でとても楽しかった。
帰ってきたのは10時だったけどなんだか疲れすぎてて興奮してるのもあってか、寝付けず、1時まで起きていた。早く寝ないと明日も忙しそうだ。