2014-01-24

1月24日 引き続きNo wind , Big waves

相変わらず早朝に目が覚める、波の音も聞こえる。まだサイズはありそうだ。
少し明るくなってからポーチから波チェックをするとピアワンはしっかり割れている。巨大ではないけど十分大きい、風はないけれどこの間ほどクリーンではなくちょっとだけよれている。まあ、どちらにしても今日は腰が痛いのでできないが。
やっぱり腰の調子が悪い、確かにこの間転んだところがものすごい痣になってきたのでその反動で腰にきてるのかもしれない、それなら少し休めばまたなおるだろう、今日は泣く泣く家で安静に。

タカさんは今日なら空いていてサイズ的にも自分にはちょうどいいのでは、とジョーズを狙っていてバディーのジョナサンと一緒に朝からピアヒチェック、電話があって十分サイズはありそうだし、僕らとマット木下以外丘の上に人すらいない、と喜び勇んで出て行った。
自分は今日はどうせ海に入れないし、せっかくだから見に行きたかったけど、hiroさんが写真を撮りにいくというし、それより何より早く腰を直したかったのでとにかく炎症を抑えるためにもピアヒまで行くのもやめておいた。ほんとに、とほほ、という気分。
(たかさん、板のボリュームが足りない事に悩んでいたが今日乗ってはっきりもっとボリュームのあるパドルスピードのあるパドルスピードの出るものにしないと無理だと確信したと言う。photo by Hiro)

(100%信頼できるボードでも乗るのが大変な波だし、一回のワイプアウトが大いなるダメージを与える。もうこのボードではここには入らない、と決めたそうだ。)
結果的にはその後セット間隔はどんどん長くなりそれほど波は来なくなったらしいけどそうはいっても3人だけでジョーズに入れるのだし,たかさん曰く『ボクにはでっかいのは乗れないし、これで十分だし人がいないのが一番』というくらいで、こういうコンディションこそ、何度も経験できるのはラッキーだと思う。やはりこの間は前評判が高すぎた。50人以上ラインナップにいたら普通のポイントブレイクだってストレスになる、ましてジョーズでは論外だろう。

タカさんも今までなたんでいたボードデザインについての問題が今回乗った事ではっきりし他らしく、これからその対策にむけてまた行動しなくちゃ、と言っていた。小さなジョーズだってジョーズ、彼は波がない時にあの湾の事を知るために何時間も潜ったりもしている。乗れば乗るほどいろんな事がわかってくるのだろうし、自信にも繫がるのだろうな。
(ジョーズの波に乗りたくて宮崎から右も左も分からないままマウイにたどり着いたひろなりくん)
(テイクオフでのワイプアウトも思い切りがいい、それにしても大柄なライダー用に作られた12ftの板を買ったけど、大きすぎないのかな?)
ラッキーボーイひろなり君も今日はカウアイのサーファーから買った12ftの板が直ってきて出たらしい。彼のラッキーぶりはマウイでももうかなり証明されたけど、マウイに着いてしょっぱなジョーズに出れる根性とスキルはすごい。ワイプアウトしてボードは折ったとは言うものの、多分今まで日本人が残した波乗りのショットの中でもトップクラスのものが残ったはずだ。友人のカメラマンやフィルマー達が水中陸などいろんなアングルのものを持ってると声をかけてくれた。
 でも着いて1週間で4日もジョーズに入れるなんてラッキーボーイ以外の何者でもない。
(と思っていたらさきほど聞いたところ、また板を折ったらしい、さすがにラッキーもそこまでは続かなかったようだ)

ちなみにマーベリックスではさむく冷たい海の巨大な恐ろしい波でビッグウエイブワールドツアーのコンテストが行われた。
(優勝のグラントベイカー)
地元のチャージャーも多く、ものすごい巻かれ方をしている人も板、マウイから行った人たちも多分ジョーズで乗ってからそのまま行ったような人ばかり早朝につく飛行機で行ってそのままあの冷たい海へ直行してこのヘビーな波でのコンテスト、全くたいしたタフネスだ。
優勝したTwiggy ことグランドベーカーは冷たい水には慣れてるサウスアフリカ出身。実はカイトもかなり上手でカイトのワールドツアーにも参戦していたほど、そしてカブリナカイトのライダーなのだ。

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