2014-01-25

1月25日 Classic Kona Day

ほんとにこの夢みたいなコンディションはいつまで続くのだろう?
(今朝のホキパ、風が上がる前は弱いコナウインドでパーフェクトホキパだったようだ)
朝起きると夜の間にちょっと新しいうねりが届いてまた昨日よりサイズが上がった。それほど大きなものではないが、ピアワンもかなり良さそう。夜明け頃はちょっと海面がざわついていて、これからコナウインドがすぐ強くなってしまうのかと心配したけどいったん風が完全に止み、波のシェイプのきれいになっていった。
(こちらはレインズ)
セットは大きかったけれどわたしでも十分入れそうなくらいのサイズで、終始一握りの人しか入っていない。ある意味ジョーズフィーバーのおかげで他のアウターリーフにくる人が減った事はとってもありがたい話。ピアワンで今年15人以上の人を見かけた事は一度もない、まあ上手な人たちが喜んで出てくる波が来たらそれはわたしには大きすぎるのでわたしも喜んでビーチに戻るし。
とはいえ腰が痛いので出て行けない。あまりにいいコンディションなので無理して出て行きたい気分があふれてきたが、ここで焦ったり無理したら、いつもそういう事はすべきでない、自己管理ができなくてはと言ってるくせに自分ができてない事になるし、入っても海を甘く見るなよと波に反対にしめられてしまうだろう。
こういう時は家から見える事が反対に拷問にもなる。
ルームメイトのランディー、デイブ・カラマとロックの3人はピアワンにパドルアウト他にサーファーが数人いるだけ。最高のセッションだったらしい。タカさんはサーフィンではちょっとテイクオフしにくいかもしれないとスプレックスをチェックしにいったらすでにスプレックスから先は風が強すぎたらしい。でも朝のホキパはコナウインドマジックでものすごくきれいだった。
(コナウインドになるとあの良くない波のレインズがいいポイントに変身、ミッキーかな)
ついでにピアヒを見に行ったらここもやはりオフショアが強くて10人くらいでていたがテイクオフが厳しそうだったらしい。ゼーンがスタンドアップでトライしていたが風が強くテイクオフでリップから降っていたらしい。波が小さくてもオフショアが強ければまた難しくなる.今日もリップから降って板を折っていた人が数人いたとか。
 こちらはジョーズ、まだまだ十分割れてます、っていうか怖い。
 これは多分ブラジリアン、ティアゴ、この後レインズでカイトもしていたはず。
 スタンドアップパドルで乗っていたゼーンはお父さんがウインドサーフィンのワールドチャンピオン、おじいちゃんがウインドサーフィンを発明したホイルシュワイツアーというロイヤルファミリー、この間オンショアの日にホノルアでウインドサーフィンしたという話を聞いて、『すごいじゃん、ウインドサーフィンでは初めてじゃない?』と聞いたら『いや70年代にうちの父さんがやってたって」とのこと。


そんなわけで今日はいろんなところでいろんなアクションがあったけれど、強いコナウインドと言えばレインズでのポートタックセッション、その上今日は波もかなりサイズが会ったのでポートタック好きのウインドサーファーやグーフィーフッターの会とサーファーが待ちわびる年に数回のクラシックレインズデーでもあった。

コナウインドは波のシェイプをきれいにし、海の色がいつもより青く見えるのだが、実はオフ気味でめちゃくちゃガスティーでアウトに出るのは難しいし、もしとラブてしまってもオフショア気味なので岸に戻って来れない。オフショアに流されてかえって来れないという事も結構あるので、わたしはいつも敬遠している。
ジョーッ氏はもともとオアフのダイアモンドヘッドでウインドしていたためポートが得意、今日は息子のハーレーにレインズの乗り方を伝授しながら一緒の波に乗ったりしていた。

今日は久々のクラシックレインズデー。一年にあっても数回のコナウインドでのセーリングはすばらしい。


 5年ぶりにマウイに遊びにきたマーリーはグーフィーなのでコナウインド好き、滞在中にこんなコンディションになってラッキー
(ジェイソンは終始リッピングしていたが最後道具ブレイクで延々と泳ぎ、最後にはヘリにぶらさがってかえってきたらしい。)

(普段バックサイドで乗らなくてはならないグーフィーフッターはコナウインド好きが多い、これはパトリ)
(カイトでばれるにも入っちゃう、レインズでばれるなんてコナの日以外あり得ない、パトリ)
それにしても毎日毎日こうもエピックデーと言われるような日が続くと精神的にも肉体的にも休まらない。このまま波はずっとこの先1週間くらいはありそうだが、こんなの前代未聞だ。エルニーニョおそるべし。
 明日もまた落ちる事なく波がありそうで、コナウインドが吹きそうだ。
(日本を代表するビッグウエイバーの一人、田中宗豊)
話は変わるが、去年マウイに来てくれてジョーズの波に乗った田中宗豊君、去年はまっすぐマウイに来たのだが、今年はまずオアフ、そろそろくる頃だなーと思ってたら着いたとたんにワイメアでこんなセットに一人でドロップしている写真がカラーズマガジンに出ていた.いつのまに!さすがやるときはやる、の宗豊くん。
マウイに去年来た時もあまりに謙虚で低姿勢すぎて「知らなかったらサーフィンなんてできない人なんじゃないのかと思っちゃうよー」って皆に言われて笑っていたが、ほんの2週間の間に皆に愛され、尊敬され、マウイのオハナ(ファミリー)として受け入れられてしまった。はじめはショーン(今ジョーズの最先端のボードを削っていると言われているSOSのシェイパー)にもかなり厳しいことを言われ、覚悟や準備をしっかりしておかないとジョーズに入ってもらっては困る、くらいのことを言われたが、最後にはショーンも心から応援し、滞在中にジョーズがブレイクし乗る事ができた事を自分の事のように喜んでくれていた。また彼が来る事をみんな楽しみにしている。

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