2014-01-08

1月8日 Big wave in Atlantic

大西洋の出来たストームヘラクレスが大波をヨーロッパにもたらずだろうという事で世界のビッグウエイブサーファーがヨーロッパに向かった。マウイからもイアン・ウオルシュ達がいったみたい。ジェイミー・ミッチチェル、シェイン・ドリアンらもバスクと呼ばれるビッグウエイブで知られる南フランスに向かった。そこでの波はおそらくサイズ的に言えば今までパドルで挑戦した波の中で最大だったように思う.このサイズの波をテイクオフするときあの植から見える景色ってどんななんだろう?おそろしや。


動画も早速アップされていた。写真も動画も昔だったらサーフィン雑誌がでる数ヶ月先まで見れなかったけれど最近では下手したら会場で撮ったそばからインターネットに繋ぎ安比で来ちゃったりする。ほとんどライブ感覚で見れるのだ。
この日神様がエランンだのハジェイミーミッチェル.この場合誰が一番うまいというよりその日誰が神様や海と一番いい感じコネクションしていたかっていうは無しなのではないかと思う。誰にでも今日はなぜかいろんな事がうまくいく、とか,すべてが思う通りに動くって言う日があり、この日は一番いい波がジェイミーの物だったのだろう。ジェイミーは私がいつも良く言うマスターの条件(やってる事に優れているだけでなく人間的にも素晴らしく謙虚で誰に対しても親切で傲慢さが全くない)をしっかり満たす素晴らしいアスリートだ。大人も恐れるモロカイクロッシングのパドルボードレースで10回も優勝している彼だが、去年はビッグウエイブにもっと重きを置いて活動したいから、とレースにはでなかった。でも誰よりもパドル力には優れているだろうからそれはビッグウエイブをつかむ時にもアドバンテージになっているだろうな.(もちろんそれだけではないけれど)

彼もパタゴニアが開発中のインフレータブルベストを着ていたようだ。コール、シェイン、ジェイミーとトップの中のトップが絶対必要だと思う物をパタゴニアと開発しているというのが嬉しい。

グレッグロングが去年コルテスバンクスで巻かれた時の事を書いた記事西手も今回の事をインタビューした記事も内容は波自体の事というより彼らの生き方や考え方が素晴らしいことに感銘を受ける。所詮ビッグウエイブに乗る事はサーフィン、波に乗るという行為なんだけれど、その波に乗れるところまで行き着くまでには相当のコミットメントと多くの学びが必要で、それだけの事をやってきた人たちだからこそ話す言葉や考えもある意味悟りに近いものがある。

死を間近に、リアルに感じ取る事で生の輝きが増し、普段見過ごしている事が見えてくるそんなこともあるんだろうな。
それにしても最近のビッグウエイブサーフィンの急激な発展はエキサイティングでもあり、恐くもある。私には関係ない遥か遠い世界の事だけど。

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