１２月２４日 クリスマスイブ

波はサイズダウン．ホキパはいい感じにはいっているのだろうけれど，カナハはかなり小さい。それでも風がないのと，ニューヨークから久しぶりに友人が来ているので一緒に海に出ることにした。腰くらいの波だったけれど１０人くらいしかいなかったのでのんびり楽しめた。
上の写真，左はマッサージセラピストのデヴリ．スラーとしたルックスでロングボードを優雅に乗るいつもニコニコの素敵な女性．右のスーザンはアメリカで一番所得税を払っている女性（とどこかで読んだ）のオフラ・ウインフリーの右腕であり、オフラの雑誌Oマガジンの編集長をしている。レアードの本のゴーストライターでもあり，彼女自身の著作も数多く出ているし、競泳の選手でもあり，長距離のオーシャンスイムにも積極的に参加している文武両道のスーパーウーマン。

彼女がニューヨークで働くようになったいきさつには面白いエピソードがある，オフラのゴーストライターをしていたころ，気に入られて彼女の雑誌の編集長のポジションをオファーされた時，スーザンはニューヨークに行って働くのが嫌だった。でも稼げるチャンスではある。どうしようか迷っていたときに，当時レアードのマネージャーをしていた凄腕のジェインに相談したところ、
『じゃあいくらだったらニューヨークにいく？』と聞かれ，莫大な金額を言って『これだけくれれば行ってもいいけどねえ』とジョーダン混じりに言ったところ．ジェインは『じゃあその金額を提示して、これなら編集長になりますって言えばいいじゃない？』と返され、まさかと思いながらもその金額を提示したところ，向こうがそれを承諾したのだ。３年だか５年契約で、あっと驚くような金額だが，もうすぐその契約も終わり，彼女はクアウにマイホームも購入し，もうすぐマウイで自分の書きたいことを執筆しながら泳ぎ、サーフィンする生活に戻る。

今夜はクリスマスイブ，このカードを作っていて，飾りの赤い実（ペパーコーン）を取りに外に出たら，きれいな月が上から照らしてくれた．そして月の周りにはきれいな輪になったムーンボウがかかっていた。

クリスマスに向けて本当にたくさんのことを感謝する夜をすごしたい。