また波がサイズアップ。そこまで大きくはないがフキパだったら十分楽しめるサイズ、ほんとに今年の冬はいいスタートで、すでにジョーズが何度もブレイク、波のない日が少ないくらいコンスタントにある。
が、私は療養中。今回こそは先生に言われた通り我慢して肩を休ませしっかり直してしまおう。予報によるとずっと風は吹き続けるようで、あまり吹きすぎて、波がつぶされるのも困ったものだが、自然に合わせて楽しめることをやれるようになるまでまずは体を直してしまおう。
昨日インタビューしたビッグウエイバー、タカさんから聞いた話はほんとに興味深いものばかりだった。そして自分を振り返り。こうした方がいいとか、こうするのは良くない、と自分が今やりたいと思ってることに対して純粋な気持ちでストレートに追求しているか、問いただすきっかけを与えてくれた。
まだまだやるべきこと、努力すべき部分がたくさんある、というかありすぎるくらい。
(photo by Hiroさん)
彼の乗ってる波とは比べ物にならないが、自分のレベルではソリッド6ftのアウターリーフで巻かれたときに息ができないのが怖い。自分が巻かれたらヤバいと思うサイズがわかって来た、というのはいいが、ではそのサイズのときに出たいならどうやって巻かれたときに対処できるようになるのかもっと考えればいいのだ。 彼が一つ一つのステップを飛び越えず一歩一歩進みながら時間をかけてビッグウエイブまで辿り着いた過程を聞いていて、自分が彼が乗るほどの大きな波に乗りたいわけではないが、自分なりにより大きな波に乗れるようにするには何をしたらいいか、すごく明白になって来た。できる人は見えないところで小さな地道な努力を続けている。彼も朝の5時半から毎朝5キロほど泳いでいるという。泳ぎができること、体力があること長続きすることがどれだけ自分の恐怖心を減らし、パニックしなくなるかは私にも良くわかる。大きな波なんて乗れないけどそれでも私にいろいろ親身になって教えてくれたことに大いに感謝したい。今年は自分なりに今までよりもうちょっとだけでもいいから大きなサイズの波に乗れるようになりたいそのための努力を惜しまないよう頑張ろうと思う。
限界を作るのは他人ではなく自分自身。限界を超えるのももちろん自分次第だ。カイトではビッグウエイブの中で逃げてばかりでなくちゃんといい波乗りをすること、スタンドアップではアウターリーフでもうちょっとピークからテイクオフし、大きな波に巻かれることへの恐怖心を小さくすること、それがこの冬の目標かな。早く肩なおらないかなあ。なおったらこれやろう、あれやろうと妄想で頭がパンパンだ。
今日、日本は11月11日。もう震災から20ヶ月。
いろんなことが変わったし、全くかわっていないこともある。
一つわかったのは絶対に変わらないものなんて何一つないということ、そして自分はどんなものにも執着するべきではなく、自分に与えられたものを感謝し、大事にすべきだということかな。
今でもいろんなことで被災者の方々を助けようと頑張っている人たちがいる。今日もそんな一人と話ができた。自分も忘れては行けない、こうしている今も本当にたいへんな想いをしている人がたくさんいる。
それにしてもほんとに心ない政策やニュースが多すぎる。もし自分が被災者の立場だったら、と考えたらとてもGOできないような決断や法律がたくさん出てくることにとても憤りを感じる。結局は自分とすべてのことはつながっている、そう言う意識があればそう言う結果も起きないのかもしれない。自分さえよければ,ではなくみんなが良くなければ自分も幸せではない、その意識が必要なんだろうな。
でも仏陀が言う通り、怒ることでポジティブなことは生まれない。むずかしいな。
11日は毎月祈りの日。自分のいろんな思いを心の中で振り返り、整理し、感謝し、祈る。自分の人間の小ささ、無力さに自己嫌悪になりながらもせめてこの地球においていいエネルギーに貢献できる存在でありたいと、心から祈っている。
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