(何年前の写真だろうか、かよちゃんと将軍がマウイに来たときに撮ったもの)
キーンと晴れ渡った冬の朝、自転車で名越の坂を越えて逗子の会場へ。
かよちゃんの告別式には今日も大勢の人が集まっていた。
来ている人の平均年齢がかなり低いのがつらい。
昨日あれだけ泣いたから(それを覚悟で私はお化粧をしていなかったけれど、大勢の仲間が目の周りを真っ黒にしていたり、ほっぺたに化粧が流れた悲惨な顔をしていて、みんなで笑い泣きしながらからかいあった)今日は落ち着いてお別れができると思ったけどやっぱり涙は出るものだ。
かよちゃんの見つめながらずっと彼女に語りかけているショーグンを見て、まだまだやりたいことがたくさんあって心残りだった出あろうかよちゃんだけど、これだけ愛されていたことは本当に幸せものだなあと思った。挨拶で
「みんなが言ってくださったとおり本当に佳代がいつも笑顔でみんなを明るくする人だった。そしてその彼女の恩恵を一番受けていたのが僕でした。佳代と知り合った19年間、結婚してからの11年間のすべてが本当にすばらしかった!最高だった!」と強く語っていたショーグンは本当に素敵だった。
心から愛することはときに傷つきやすくもなるだろうけれど絶対に人を強くする。
涙は浄化作用があるというけれど、こんな大きな悲しみはなかなか浄化されるものではないかもしれないけど、それと同時にかよちゃんがいかにみんなに愛されていたか、家族やショーグンとの絆が深かったか、感じることのできるお別れ会だった。
今年は本当に愛や生きること、死ぬことについていろいろ考えさせられた年だった。でも結局は人生がどんなに短くても長くても、他人から見て平凡でも悲惨でも、自分が一生懸命生きていればそれが一番なんじゃないかと思う。一日一日がいかに貴重で大切なものか、それをクリスマスイブに実感させてくれたかよちゃんに心から感謝。
仲間内で話していたことだが、春暖かくなったころ、ちょうど100日になるころに、今回来れなかった仲間たちにも集まってもらって、海でかよちゃんを思って花をささげられたらいいね、というアイデアが生まれた。ショーグンにも来てもらってみんなで、かよちゃんと一緒に春の海で集合しようと。
実現しますように。
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