(Mitu and Djo,二人で共同経営でカイトスクールをやっている、とってもナイスガイで6ヶ国語しゃべる)
朝7時にローカルチャンピオンミツからモーニングコール。8時半に宿に迎えが来る。
彼もここのところ忙しくて前々回とができていないらしく、今日しか休めないので、やる気満々、でも波はあまりないらしい。
まずは大会が行われる予定のプンタプレタに行ってみるが、まったく波はないので次の目的地シークレットスポットへ。シークレットと呼ばれて入るがみんな知ってるところらしい。ジョッシュアングロはリトルホキパと読んでるとMituがいっていたけど確かにプンタプレタほどオフショアでないのでマウイっぽいコンディション。私には乗りやすいかもしれない。とはいえかなり弱くて難しそう、そのうえ風下に下ってしまったら帰ってこれるビーチがない。(シークレット)
まずはミツが出て行ったけれど彼は本当に上手でカボベルデでのコンディションを熟知している。だから彼が乗れたとしても私たちが乗れるとは限らないことはわかっていたし、白波一つ見えないので私はちょっと様子を見ていた。どうにも乗りたそうなオアフから来ているフィリックスとカリフォルニアのベアーは無理やり出て行ったけど結局フィリックスは風下に流されベアーはカイトを落として波に巻かれ岩場から上がった。出てみたかったし人よりは小柄なので走るだろうけど大きなカイトを使ったことがないのですごく不安。でも出なくて正解だった。
その後もいろんなところを回ってみるけれど結局どこもだめ。いったんサンタマリアまで帰ってきてランチ。ぺペロンチーノを食べてもう一度プンタプレタヘ。波はほんのちょっとだけサイズアップ、でもここは岩場で割れるのでサイズがないと割れた瞬間岩場という感じでとても危ない。先ほどのシークレットスポットよりも風がない状態だったけれどミツとジェシーはセッティングをして出て行った。はっきり言って完全なるオフショア、そしてた分5mくらいしか風はない。10mのカイトで出て行ったけどパンピングしてもプレーニングはまったくしてないしオフショアなので岸になかなか戻れない。そんななかでも無理やりセットの波(頭ちょっとはあるのだが、それでも小さすぎて岩の上で割れる感じ)にミツは何本も乗った。ジェシーは1時間半くらい苦労してやっと一本何とか乗ったけれど二人ともカイトを落としたり流されかけたりしてやっとの思いで帰ってきた。あんなに上手なワールドチャンピオンたちで大変なのだからとても私が出られる状況ではない。
今日も一日なんとなく具合が本調子でなかったのだが、お昼を食べたら昨日と同じくらいお腹が危険な状態になってきた、かといってプンタプレタニはトイレはない。ラッキーにも一見ビーチの先のほうでレストランをやってるところがあったのでそこまでなんとかこらえてトイレを貸してもらったが、このお腹の菌はいったん下しそうだと思ったときにはホールドできないほどで大変。本気でもうだめかと思った。(プンタプレタ、スタンドアップもタイミングをいてすぐプルアウトしないとそのまま岩場に乗り上げてしまう、でも乗りたいなあ)
夜はどこかにディナーに出てまたそんな状態になったら怖いので家で休んでいた。隣の宿でマウイから来ているベジタリアンのパトリがマウイから持参したビーンズとライスを料理していると聞いてジェシーが私にも分けてくれるように手配してくれたので、ちょっとだけもらいに行ったけど、食べて10分もしたらまたお腹がぐるぐる、あわてて自分の部屋のトイレに戻ってきた。
これじゃあ怖くて家から出られない。気分が悪いわけではないのでお腹はペコペコなんだけどなあ。
なんだかこれでもか、これでもかと困難が押し寄せてくる。根性つけるための旅だったんだろうか?
No comments:
Post a Comment