朝から一日中ばたばた。まず朝早くパドルをしようと思っていたのに、父がごみと勘違いして、麻宅急便で送ろうと玄関においてあった荷物をごみ収集場にもっていってしまった。大きな勘違いだったのだが、あわててごみ収集上に駆けつけるとすでにごみ車に投げ込まれていた。市役所に電話し、ごみ処理場につなげてもらい、その車の番号を調べ、大急ぎでごみ処理場まで自転車で行くと、親切にもその車のごみだけコンクリートの地面にばら撒いておいてくれてあり、そのなかから探せるようになっていた。
その荷物とはマウイから岩手におくるよう頼まれてもって帰ってきた赤ちゃん抱っこバッグ5点。自分の持ち物ならあきらめもつくが人に頼まれたものだからいい加減なことは出来ない。軍手とぼろぼろの服で何時間もごみのなかを探す覚悟で行ってみたが、ありがたいことに簡単に見つかった、アー本当によかった!スタッフの方は皆さん本当に親切に対応してくださり、こちらのミスなのにいやな顔せず手伝ってくれた、心から感謝。そんなことで時間をとられ、午前中にやりたかったことはほとんどできずに風が強くなってきた、今日も結局パドル練習できず。
パタゴニアストアに寄ってから横浜へ、去年NAGISAという雑誌でお仕事させていただいたときのスタッフ田代さんと伊藤さんと会った。二人は環境問題にも深い関心を持っていて、いろいろ面白い話を聞かせていただいた。
夜10時にカービーと今回彼とともに東北を回ってきた仲間が鎌倉に寄ってくれた。来週から東北に行く私に多くの情報をくれ、現地の状況、変化などを詳しく教えてくれた。3日間フルに東北各地を回り、大きな団体には手が届かない小さなところを回って来てふらふらに疲れているだろうに、申し訳ない気持ちと同時に心から感謝、やはり実際に行ってきた人たちの意見はとても貴重だし、どんどん状況が変わってきているのを話を聞いていて感じた。いい意味でも悪い意味でも精神的にすごくインパクトがあるので、数日間で自分のキャパシティーがいっぱいいっぱいになるとも言っていた。だから無理をせず間にオフデイをおいてもいいだろうし、パンパンになり過ぎないようにしようと思う。
今回彼が一緒に言ってきた仲間のひとりは昔からの大先輩戸田友康プロ。サーフィンはもちろん、ウインドサーフィンもプロコンテストに出てい他人で、YUの植田にお世話になっていたころからの付き合いだったけれど、ここ数年、いや、十数年あっていなかったのでは?懐かしい再会だった。もう一人のマツ君は鎌倉育ちのカメラマン、なんと幼稚園のときのお友達のいとこさんで、キヘイのヒロさんかなちゃんともお友達らしい、まったく狭い世界。
うちの母が送ったTシャツもしっかり牡鹿半島のおばちゃんたちに届けてくれた。
(photo by Shinsuke Matsukawa)
夜遅く、海はまだ南風、今日は日中結構強く吹いていたようだ、月も満月からちょっとかけたくらいで大きく輝いている。
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