カウアイでの12日間はすばらしかった。期待していたとおり、あるいはそれ以上に海にいる時間が多く、観光らしきことはほとんど出来なかったけれど、それが理想だったので大満足。波も地元の人が「シーズン中とおしてもこの1週間ほどはすごくいいよ」と言ってくれたほどすばらしかった。
今朝はカウアイ滞在中で一番波が小さかったので、急いで乗ってあせってパッキングする代わりにのんびり散歩してゆっくり掃除やパッキングを済ませた。
旅の良し悪しはその場所の雰囲気と同時に人とのふれあい、そこに住む人たちが快く迎え入れてくれているかが大きく影響する。
今回サーフィン、波のクオリティーの高い写真は載せないことにした。そうしてほしくないと言うカウアイの人たちの気持ちを尊重したいから。大勢の人がどっと押し寄せて地元の人たちが今のようにのんびり楽しめなくなってしまったら困るし、そうなったら今度は私たちが訪れても快く受け入れてはくれないだろう。島を宣伝して多くの人に来てもらいたくはないと思っていても、来た人を温かく迎えるだけのアロハにあふれているこの島と人々に心から感謝しているから。カウアイに興味を持ったら、どこに行けばいいのかを知ったり、そしていい波が取れるかどうかは自分で、謙虚に観察したり、少しずつ地元の人が自発的に情報を漏らしてくれるのを待つのが正しいような気がするから。
カウアイに住む人たちはほかのハワイの島よりも、自分の島を大切に思い、その良さ、ハワイらしさを保とうとしている。すばらしいことだと思う。
どこに行ってもにこっと笑顔が返ってきたり、困った様子でいると向こうから声をかけてくれたり、ラインナップではじっこのほうであまってる波を待ってるとこっちにおいでと手で招いてくれたり、こうやって多くのビジターたちをやさしい気持ちにしてきたのだろう。アロハスピリットとはこういうものだ、というのを示してくれたローカルの人たちに対して私たちも心から感謝し、できるり限りこの島の良さをぶち壊しにしないように気をつけなくては、と思う。
アロハに満ちたこのトリップでもらったエネルギーをマウイにもって帰り、仕事に海に、またがんばらなくちゃ!
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