2010-02-27

2月26日 Defeated by Mother Nature

波はまたもやサイズアップして4-6くらいだろうか。風は朝からごうごういっていた。今日は人が入ってくる前にカナハで乗りたいと思い早めに出発した。11時前にレインズに突くと思ったよりは波が大きくなく、そのうえカナハまったく風がないというのでここで乗ることにした。とはいえ、見るからにオフショアガステイー。そのうえセットの波は巻かれたらかなりダメージが強いので失敗は許されない。こういう風はほんとにいやだ。いくら注意していても途中でまったく風がなくなったり、あるいは急に波に乗ってるときにものすごいブローで吹っ飛ばされたり、平水面で波があってもこの風は怪我しやすい危険な風。

インサイドはまったく風がなさそうだが起きは確実に風がある、大柄なデイランが6mで出て行くので私も5,5を張った。彼が苦労しながらも出て行き、次は私、なんとなく気乗りがしないけれどここ数日毎日そんな感じでがんばりが足りない気分だったのでとりあえずでてあまりに良くなかったらすぐに上がろうときめた。
カイトをあげてもらい岩場まで来たがあまりにガステイーでブローがはいるとカイトがブハブハと息をする。そのうえかなりきつい、何とかブローがきても踏ん張っていたが岩場を歩いているときにブローが来たり反対にカイトが落ちて又風をはらんだりしたら吹っ飛ばされて岩にたたきつけられる。そのイメージが頭にわいて、もうちょっとで海に出れるというところでやっぱり気を変えてカイトの向きを変えて、ビーチに下ろした。周りの人にも、「お前が途中まであるいて引き返したの見たの初めてだよー」と言自分の弱虫ぶりに恥ずかしくなったが、でも吹っ飛ばされたら絶対怪我をするし、実際そのせいで指の神経を切り、冬中海に入れなかった人もいる。引く勇気も大事だ。
結局デイランとブラッドもすぐ上がってきた。沖でも大きな波の間で急にまったく風がなくなり会とが落ちそうになったり、波のうえでコントロールが聞かないほどオーバーになったりしたらしい。ほかの人もでたけれど結局カイトを落とし大巻かれして流されていた。もしかしたらあの時ユーターンして岸に戻ったのはでるべきじゃないというサインだったのかもしれない。でもここのところ毎日そんな調子なので自分の弱虫ぶりにちょっと落ち込んでいる。思い切り突っ込んでも恐くないような小さな波もたまにはやりたくなってきた。情けない話だが。

今日も尻尾を丸めて家に戻り、友人宅に持っていくサラダなどの準備。後できいたらカナハはその後風が上がったらしい。行けばよかった。

久々に夜キヘイまでドライブ。いつもお世話になっているヒロさん、かなちゃんの斉田家でのバーベキュー。地元鎌倉つながりの人たち中心に坂ノ下の石川さんファミリーを囲んでの食事。いろいろおいしいものをご馳走になった。あやちゃんのご主人タカさんの火曜日のピア1アタックの話を聞いて、どきどきした。ピアワンの中でもあの日はほんとにこれ以上はないというほどいいコンデイションだったらしい。ああいう波が好きな人は年に数回来るかこないかだからほんとに待ち遠しいのだろうな、でもそこまで大きければ選ばれた人しかはいれないので混雑も少なくいらいらもそんなにしないのだろう。
そんなときに危ない人や邪魔になる人がいたらやっぱり失礼なことだと思う。今日もそうだけど自分をプッシュしながらもいるべき、あるいはいるべきでない場所をわきまえることが大事なのだと自分に言い聞かせた。それにしてもすごい。ああいう波のラインナップはもの海も人もものすごいエネルギーがぐるぐる巻いている感じなんだろうな、そこにいるだけでハイになれるというか(乗ったらもっとハイだろうけど)

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