2020-06-26

WIndy Summer

毎日毎日これでもかというほど風が吹いている。そしてダウンウインド、ウイングフォイルを楽しむ人が大勢。

何よりすごいのは1年半前に生まれたウイングフォイル、そして去年の夏は道具すらほとんど手に入らず、持ってる人だけがなんとか練習できる特権を持っていたようなスポーツだったのに、今ではおばあちゃんから子供まで大勢の人が楽しんでて上手な人はフリースタイルやものすごいスピードのダウンウインドをやってる。上手い人は30分でカナハからホキパまで上って行き、そこからまた元出てきたところまでダウンしてしまう。

ただ私やキッズのように小柄な人間には3mでは大きすぎて、私はいま2.2mのウイングのプロと対応を借りたまま、返却したくなくて、手元に置いたまま。ウインドのプロ、サラフジャーもそれを見て、使わせて〜と言ってきた、彼女も小さいから3mじゃあ大きすぎるのだ。メンズが3mを使うくらいだから。
そんなわけでこの夏はウイングフォイル大流行、多分マウイだけで100人以上がウイングフォイルを始めたはず。カフルイハーバーはウイングフォイルのビギナービーチとして人気で、大勢の人が流されながらも頑張って練習している。

私は強風に翻弄されながら、いろいろ道具を変え、変えるたびに全然乗り心地が変わってしまい、さらに悩むという悪い沼にはまったような気分でスランプではあるが、続けていればきっとぴったり合うセッティングが決まって、自由にみんなのように大海原をダンスできることを信じて、毎日通っている。最近はサウスに波乗りすら行っていない。

現在の私の目標はマリコランができるようになることなんだけど、まだまだ先は長い。
上手な人の様子はこんな感じ。これはパイアにあのアランキャディツとケンウイナー。でもスムーズに見えるけど海面がバンピーですぐフォイルが抜けるしものすごいスピードが出るので怖いし、常に踏ん張っているので膝が痛くなってる。

冬に毎日会うフォイル仲間もそれぞれサウスの早朝波乗り組、ウイング組、夕方波乗り組、キヘイダウンウインドフォイル組、マリコダウンウインド組、マリコウイング組と好みが分かれて滅多に会わない人もいる。
マリコランよりちょっと短い距離のスタート地点、岩場の隙間をぬって出て行くんだけどそれだけで私はドキドキ。

波がなくて寂しいけど、それでもドキドキさせてくれ、毎日何かしら学べる新しいスポーツが出現したことで夏が楽しめる。

日本にもなかなか帰れないし、お金のやりくりも大変だけど自然は変わらず相手をしてくれるからありがたい。
Mahalo ke akua.







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