日本でもここハワイでもSNSでいろんな人がいろんな意見を言ったりしている。今回のコロナは今までにない(少なくとも私たちの年齢では)事ばかりで不安もたくさん、そしてストレスも溜まる。だからみんななんとなくトゲトゲしくなってしまいがちなのを感じる。
特に自分と違う考えの人や行動をする人に対しての許容量がなくなっている。もちろんみんなで協力して一致団結しないとこの状況は収束しないので勝手なことをしてる人がいたら困るのだが、基本みんな真面目に考えたりしていると思う、中には考えて考えて悩んで自分なりに決断してどう行動するか決めた人もいると思う。この一ヶ月でいろんなことを考えたけれど、私にとってコロナより怖いなと思ったのはコロナの影響で起こり得る人間関係の分断や差別、魔女狩り的な弾糾や批判。すでになんとなくそに近いものを感じている。
先日友人がこんな投稿をしていた。彼女は看護士で今は病院で修羅場にいる。
「若くて健康な20代の皆さんへ。
この状況はみなさんにとって本当にたえがたい時期でしょう。夢と希望に満ち溢れたはずのこの時期に旅立ってしたいだろうし、大学での目標を達成したかったり、身体能力のピークにいる自分のトレーニングを思い切りしたいでしょう。友達と一緒に過ごしたり、パーティーを楽しみたいに決まっていますよね。なのに、今ここで家の中でじっと座り込み、両親の家で、あるいはどこかしらに隔離されているのですから。もし私があなた方の年齢だった頃にそんなことになっていたら悪夢だと思ったでしょう。
もちろんこれはコミュニティー、社会全体のために良しとされる行為で感染者の痛みや苦しみを思えば大きなことではないのです。でもそうはいっても辛い状況に置かれているあなた方の気持ちはよくわかるし、努力を心から感謝しています。あなた方一人一人のその協力と努力のおかげで変わってくるのです。」
確かに今子供達、若い人たちの気持ちになってみれば、なんて不運なんだと思うだろう。それぞれが他の人の立場や考え方になって考える、自分の正義を周りに押し付けず、それぞれの考えを理解しようとすることも大事だと思う。そしてそうはいっても一番大事なのはできる限り感染者を増やさない、そしてできるだけ早く収束させること。
看護師である彼女もギリギリの中で頑張っている、でもそれを押し付けずにそれぞれの立場での気持ちを理解し、共感しようとしている。お互いにいたわり合い、理解し合おうとすることがとっても大事な気がする、そして寄り添えるよう、あの人も頑張ってるから、我慢してるから、私もここは頑張ろうmとか我慢しよう、っていう気持ちになれるんだと思う。
そう言ってる間にも医療関係は大変な状況に入っている。
とうとう医療関係者15人感染、そして新しく昨日3名ナースが感染。ER(救急)などで働いている友人たちがちゃんとしたマスクが手に入らず使い捨てでなくてはいけないマスクなのに3日間は同じものをつけなさいと言われているという。
これだけ島全体をシャットダウンしててもこうなのだ。
ほんとに医療関係者、消防、など最前線で働いている方たち、またスーパーやガソリンスタンドの人たちも毎日多くの人と接触するから恐怖と戦いながら仕事をしている。ほんとに感謝しきれない。
No comments:
Post a Comment