コロナチャレンジ#10は妄想のススメ笑
(このシリーズいつまで続くのか!?頼むからそろそろ終わりにしたい、終息して海に好きなだけ行きたい。日本に帰っていろんなイベントやらせてほしい!)
妄想というとあまりイメージにならないかもしれない。でも私たち仲間の間では、妄想妄想と言って、何かできないときにやりたいことを想像する、目標まで程遠い時でも自分がそれを達成してる様子をイメージする。ほしいものを手に入れる、そんなことを思い描いで毎日過ごしている。
だって、思い描くような波なんてなかなか来ないし、お金もないのに壮大な冒険なんてなかなか行けない。運動音痴なのにかっこいいプロみたいにリッピングできない。自分の作品写真集や本にしたいけどどうやったらできるの、このオンラン時代に!?と障害だらけ。でもだからと言ってやりたいことが消えていくわけでもなく、でもじゃあ、夢ばっかり見ててもしょうがないのか?いや、妄想を真剣にやることこそ、夢の実現への近道、だと私は確信しているし、周りにいるすごい人!と言われてる人たち見てても、みんな妄想、というかビジュアライゼーションに長けている人ばかり。
つまり、
1やりたいこと、目標を持っている
2やりたいことが何かをはっきりビジョンに描ける
3妄想に妄想を重ねてそれが現実になっていくには何をしたらいいかがはっきりしてくる
4妄想にこれをバックアップする努力と準備を加える
5タイミングが熟すまでその妄想を持ち続け諦めない
本当にこれだけでいろんなことが実現する。死ぬまでに行きたいと思ってる場所はいくつもある、本当に行きたい!と心から思ってるところ、そこに行ったらこういうことをしたい、こんなことを見て見たいってずっと夢見ていたら、ふっと行けるタイミングというのがやってきたことは何度もある。
例えばスノーボードではベラクーラ、どこかの記事でそれこそend of The road隔離されたような、それでいて昔からのインディアンの文化や太平洋を手作りの筏で渡って自分の文化人類学的考えを証明しようとした学者がそのつながりで訪れた場所でもあり、とにかく憧れていた。それもふとしたタイミングで行けることになった。
最高の波が割れるという大西洋にポツンとある島カボベルデ、ウインドサーフィンで憧れていた場所だけど、ずっと憧れていたけど、カイトをやり始めてから行けるチャンスがやってきた。一ヶ月いて、いいコンディションは数日しかなかったけどそのぶんローカルたちとも深く知り合え、今まで見た中で一番美しい波にの出会えた場所。
でもハワイや日本からではあまりに遠いから、外れるとかなり辛い。2回目に行った時は大会のために行って波がなく、もうあそこまでお金と時間かけていかなくてもいいかなと思えた。
飛行機の上からしか見てないけどあそこには素晴らしい波があるはずだ、とマウイのサーフカメラマンから聞いていたマーシャル諸島。いつかいつか行って見たいと思ったら、日本のサーフィン雑誌の編集者から、そういう場所から取材に来てくれと依頼があったんですけど波なんてあるんですかねえ?と相談がきた。
神のお告げのように聞こえ、絶対に行かせてくれ、自分でお金払ってでもいいから取材させてくれと頼み込み、結果、大先輩のレジェンドサーファー、抱井さん、田中としさん、陸さん、そして最高の写真を撮るチャーさん、当時ビッグウエイブでもショートでもどんな波があっても対応できるだろうということで抜擢された田中むねとよくんと一緒に予備知識一切なしで向かった。
本来のサーフトリップの醍醐味、波があるのかないのか、どこにどんな波が割れるのか、そんなところを探っていく楽しみ。グーグルアースで地形を調べてウネリの向きを見比べて波が割れそうなところに船で行く、そしてビンゴ!いい波が割れていた時の気分はサーファーが受け取る最高のギフトだと思う。
さてこんな感じでもう20年くらい行きたいと思ってるけどまだ行けてないところもある。
アリューシャン諸島、これは行きたい場所ナンバーワンでもう何十年も待ってるけどまだタイミングがこない。でも死ぬまでに必ず行きたいし、未だにアリューシャン関係の本や記事は必ず読んで、妄想に励んでいる。
カムチャッカ、キリバツ(クリスマスアイランド)、チベット(無理ならダラムサラでもいい)モンゴル
いつかはきっとこんなタイミングで来たかーとわらいながら訪れることができると信じている。
ちなみに日本では、佐渡島、壱岐島、喜界島、徳之島、宝島(をはじめとするトカラ列島)に是非行きたい!いつそのタイミングが来るかなあ。
もちろん妄想は旅だけではない。まずはやりたいこと、自分の理想の生活、理想の自分を思い浮かべて、それをずっとイメージすれば、だんだんそのために今何をすべきか、何ができるのかって見えてくる気がする。
例えば友人のヤーマンこと山田博行、今では日本を代表する写真家で、賞ももらってるし、大学でも教えてる。けど彼は自分が思い描いたような写真集を出したくて、自分でアップルブックでお金払って一冊の写真集を作ってたりしてた。写真集出す妄想しながら。それを大事そうに眺めてるの見て、なんか、可愛いなと思ったけど、そういうはっきりしたイメージを作るのって結構大事なのだと思う。
(ヤーマンの写真集の中で最も好きな一冊、アラスカの小さな町に住む人々のポートレートや普段の生活を撮りためたもの)
今では彼も何冊も素晴らしい写真集を出している。(でも今でも次はこんなの出したいなって自分用にアップルフォトブック作って妄想してるかもしれない)
サーフィンも海には入れなくてもビジュアルトレーニングが大事だってことはどんなコーチングでも言われているし、実際本当にそう。この時間、波乗りできない人も多いと思うけど、そういう時こそイメトレ、自分がかっこよくリッピングしているイメージを浮かべたり、乗りたい波のイメージを膨らませてみると、じゃあ今何をすべきか、何ができるかも見えてくる気がする。
その気持ちの切り替えが上手ければ上手いほど、やれることをなんでも努力できる人ほど成功している。その顕著なれいがKai Lennyで、彼を見てると、すべてのことが無駄じゃないと確信できる。
さ、今日の私の妄想すべきは、原稿の内容がどんどん浮かんできていくらでも書き続けることができるイメージ、、かな。頑張ろう。
Gratitude Journal
1 続々と友人や仲間たちが自分の普段の活動に工夫してオンラインで発信したりするようになってきた。
免疫をアップさせ、健康にいいと言われるコンブチャのワークショップ、毎日ちょっとの時間にリフレッシュも兼ねて出来るヨガエクササイズ、こないだのケニーのオンラインライブもまた3日の金曜に第2回が9時からある。
宿泊施設や飲食も苦しい中で悩みながら何か方法を考えて、呼びかけ始めている。例えば宿泊前売り券とかテイクアウトなど、普段も違うスタイルに切り替えるのは大変だし、収入も減るかもしれないけど、出来ることを少しでもやろうという気力が感じられ、こういう時こそ助けられる人が助けられる場所を応援する時じゃないかと思う、そしてその応援したことが後できっと自分にも何らかの形で返ってくるから。
2昨日のブログで読み返した本を紹介したら、何人かから今読んでるという本のコメントが来た。こうやってまた読みたい本を紹介し合えるのは面白いなと思った。おすすめ本大募集!
3次の選挙は何かが変わる!そんな希望を感じてワクワク(ドキドキもあるけど)
今回日本政府に大いに不満を持った人は多いと思うけど、選んで来たのは私たち。コロナに対する対応だけでなく、国民のことを本気で考えてないって思えるような行動やことばなどに傷つくことも多い。次の選挙はきっときっとみんなで何かを変えられる、そんな気がする。他の人も頼りにならないから自民党になっちゃうんだっていうけど、まずは良心を持ってる人を選べば、政治力が足りなくてもその力は育てることができる、でも良心を育てるのは今からでは難しいかも。だったらもっと国民が一丸となって政治に関わり、足りない部分を補っていけばいい。人を欺くことを平気でできる人、心から国を良くしていこう、国民みんなを幸せにしたいと思っている人に政治を委ねたい。
4家の周りにSocial distancingを実践できる空間がたくさんあることに感謝。これが例えばイタリアの都会に住んでいる人だと、家から一歩も出られない、カリフォルニアでも散歩すら1時間と決まっていて、海も出たら1000ドルの罰金。ありがたいことに家の周りは森ばかりでいくらでも散歩できるし、最近実際歩いてる人、自転車乗ってる人を前より多く見かけるようになった。庭仕事や畑仕事、草取りだって家に閉じ込められてるよりはずっとありがたい。この環境に感謝。
5 大好きな映画Mountains of Stormがオンラインで無料で見えるようになっていたー!
これはPatagoniaの創立者、イボンとその仲間たちが60年代に旅したパタゴニア遠征の時の映像、結局冒険っていうのは何をしたかじゃなくて、そこに行き着きまでのプロセスが大事なんだってことを再確認できる、そういう意味では、地元の海だって、都会にだって冒険はある。自分のcomfort zoneを抜け出して未知なる世界に挑戦することこそが冒険!まだ字幕のある日本盤は出てないかもだけど、ぜひ見て欲しい作品。
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