寒がるひよこたちを温めたり、他の外敵から守るためお腹の下に隠すお母さん鶏。なんと11羽入っちゃう。
(レスキューされたひよこ。箱に入れると寂しがって泣き止まないので日が当たってあったかいうちは私の机に置いてるがまだ歩くのもままならないし、食べることもよくわかってなくて無理やり飲ませたり食べさせたりしている。)
ここのところの大雨で生まれたばかりのひよこたちが地面にひっくり返って動けなくなっていたり、親とはぐれて死にかけていたりするのを見かけ、何羽もレスキューしている。でもやはり死にかけていたひよこなのでまだ食べ方を知らなかったり、濡れて冷えて死んでしまうことも多く、ここ数日朝起きるとはこの中でひよこが死んでいるという悲しい経験を繰り返してる。
このお母さんはとってもいいお母さん、同じ鶏でも子供の世話をよくして守る母親もあれば、子供ほったらかしにして、ひどいのになると突っついていじめたり。餌も自分ばかりとって子供に回さなかったり、なんだか人間社会と変わらない鶏の社会がある。
コーヒー豆の処理をしていても懐いているひよこは私の周りにウロウロ。
Pecking order(階級社会)と言うだけあってペッキングというのは鶏が突っつくことを言うのでが、鶏は強いものが弱いものを突っついてどちらが上かをはっきりさせている。弱いものは逃げ回ってなかなか餌に有り付けない。そして強いものが来ると私の方や膝に逃げて来る。
この子はまだ寒くて、仕事中私の手の中に潜り込んで暖を取ろうとする。お母さんのお腹の下に似ているところを探してタオルにも潜り込む、なんか健気で可愛そうで、愛しくなってしまう。
かなり元気になってきて自分でもご飯を食べれるようになってきたので安心していた、夜も寒いので電気の熱の下とタオルにくるまりながら私のそばで過ごしていた。もう元気だなと思ったのに朝起きたら死んでいた。
暑すぎたのか、寒かったのか、ご飯が食べれてなかったのか後ひとつ心配だったのが、お尻に分がこびりついていて取れなかったのでもしかしたら分が詰まって死んでしまったのかもしれない、(鶏には結構ある、卵が出なくて死んでしまうことは多い)
一番愛着のあるひよこだったので死んじゃった時は悲しかったなあ。
と最近鶏を可愛がりすぎて大家のまりちゃんやクリフからチキンレイディーとからかわれている。
でも鶏も犬と一緒で、長く付き合うと何喋ってるかわかるようになってくるしほんとに可愛いんだよなー。
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