2017-01-19

1月19日 ガスティーウインドホキパで〆られる


(おっとっと!風が安定せずインサイドでカイトが落ちそうに、お願い落ちないでー、と慌てて操作しているが、この後スープに巻かれていたが離れてしまう)
波はサイズアップ、ただし風は相変わらずのイーストよりの風。だから朝はまだか古い方面には風が入っていない。
風が入ってくるのは時間の問題なので急いでカナハまで行ってちょっと乗ろうと思ったら、ビーチについてから、昨日車からボードを下ろしておいたことに気がついた、あーあ。もう一度家に帰ってまあ戻ってきた頃には風が吹いてるだろうなあ、やることたくさんあるし、もう諦めようかなと思っていたら上がってきたチンタさんがまだまだいけるよというので、意を決してもう一回家まで戻りボードをとって戻ってきた。ちょうどマウイに昨日とうちゃくした櫛本夫妻、そしてけんご君とたまちゃんもいた。
今年のもっ君はいつも以上に気合いがはいっている。調子も良さそう。練習も熱心で妥協がない。
パワーのない波でもある波でも安定してかっこいい。
クリス、いろんなところで一緒になり、プッシュしてくれる。
映画MOANAの中のマウイにそっくり。

幾つになっても綺麗なカリーン、彼女とマヌーはまさにワールドトラベラーサーファー。
人がいないピークに二人でポツンと仲良く波待ち。

でもそこが実はいい波がくるピークなんだよなー、さすがよくわかってらっしゃる、沖からテイクオフして延々とロングボードでクルーズする氣サーフボードの櫛本さん。最近冬によくマウイに来てくれる。
(上の写真の続き)このままさらに延々と乗りつないでいた。
いつもはサップで出ているキャシー、今日はサーフィンで、『まだ45分しかやってないのにクタクタだわー』だって、彼女でも疲れることがあるんだ。

時間との戦いだーと急いでアウトに出て最初の2、3本は良かったが一気に風が上がってきた。波のサイズがそうあるわけではないので波もバッタバタ、これはカイトの出番だとすぐ見切って上がったけど、みんなも同じタイミングで上がってきた。

さてそのまま今度はホキパへ。
まだそれほど風が上がっていなかったけど見るからにガスティーなオフ気味の風、でもできないわけではない。そして波はそこまで大きくなく、たま〜にくるセットがクローズする程度、サイズ的にはバッチリなのだが、なんせ風が手強そう。
しばらく見ているとスティーブがやってきて最初に出てくれた。彼を見てますますガスティーなことを確信。集まってきたカイトサーファーもみんな、二の足を踏みつつ、でもカナハじゃ物足りないし、と待機。


でもガスティーな日に練習しないといいコンディションの日に楽しめない。
絶体絶命のセットはこないから、とりあえず出てこの風になれる練習をしようと意を決して出た。かなりきつかったけどとにかく安全にカイトを落とさないように乗った。
ただインサイドで風がなくなるのでまともにインサイドまで怖くて乗り繋げない。とにかくいい位置にいることができないまま行ったり来たり。
そのうちウインドも何人か出てきたが、みんなうまい人ばかり。

(ケビン)
(リーバイ)
リーバイ、ブラウジーニョ、ナットギル、ケビンプリチャード、キース、アレックスとか今年のワールドチャンプもいたかな。うまい人にはこの風は大きなエアリアルをするのにいいセットアップの筈。とにかく彼らの邪魔にならないように。
同じ波に乗りそうになったらすぐに譲り、ここにいてもカッコよく波に乗れない私が乗れる人たちに波を乗ってもらえるよう、気にして乗りにくいことがないよう気を使いながら自分なりにその場にいることの練習をした。
最初は空いていたので下手なりに何本も乗れ、そろそろ疲れたから上がろうかなと思いながら、慣れてきて少しアグレッシブにインサイドまで乗ってきたら、風がなくなり、カイトが落ちそうに。。
慌ててなんとかしようとカイト操作をしているところにクローズのセットがきてそのスープにのまれてワイプアウト、ラッキーにもなんとかカイトを落とさずに済んだけど、ボードは足から離れてそのままストレートにロックに入ってしまった。
仕方ないのでレインズまで吹っ飛びながらボディードラッグしてくるまでホキパまで行った。
カメラマンのジミーさんがいて、「遅れてきたから巻かれた一本しか撮ってないからもう一回出てこい」って言うけど、もう疲れたー。今日はもう無理ですーと逃げた。笑
優しいおじさんが、丘で見つけやすいように私のボードを縦に立てておいてレールのところで待っていてくれていた。ほんとうにありがとう。この赤いボード今まで何本もカイトボード作ってもらったけどこれ以上の板はできたことがない.2005年に作ってもらってから今まで乗り続けている。最近は壊したら嫌なのでよっぽどいいコンディションの時以外は他の板に乗ってるほど、だからロックしてしまった、あーこれであの板も終わりかと思っ他くらい。今度新しく板を作る話なんてしてたから拗ねちゃったかなあ、なんて海の上で考えたりした。
でも今までも海の上で何度なくしても私の本に戻ってきてくれる愛しい相棒なのだ。
戻ってきてくれてありがとう、まだまだこれからも一緒にいい波に乗らせてね。

ちなみにノースはかなりいい波らしいけどウエストがあまり入ってこないマウイはそれほどサイズアップせず。でもホキパがあれくらいのサイズでもピアヒもかろうじて割れていたらしい。風が強い中トウイン二組やっていたそうだ。

今日もクタクタ、だけど充実した1日だった。
Mahalo ke akua

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