１１月７日 急激なサイズアップ

朝起きると久しぶりにカナハの沖では波が割れていない。つまりかなりのサイズダウン。風はないけどカナハで乗れないので少し家で仕事をしていたらだんだんオンショアではあるが風が上がってきた、万が一もおちゃんのヒートがあったらまずいとパイアに急いで向かったところ、ちょうど今日は1日キャンセルというアナウンスがあったみたい。
まだビーチにいたもおちゃんとみなちゃんとおしゃべりをしながらのんびりしていた。
サーファーも久々のオーバーヘッドくらいの小さめの波を楽しんでいる、、、と思いきやなんだか急にサイズアップしてきた！巨大なスウエルなので実際のうねりの前にフォアランナーと言われr前触れの波が入り始めたのかな？それにしてもホキパでダブルくらいの波がどんどん割れ始めた。

これだけここで割れててカナハで何もないはずはないので急いでカナハに行くと、ちょっとオンショアが強い。うーん、サップよりフォイル向きかなと思ったけどここのところずっと風が強かったので車から降ろしてしまっていて持ってきていなかった。残念。
ここまできて何もしないよりはちょっとだけでも漕いで筋力を戻そう、５本だけ乗って上がろうと出ていった。

思ったより風は弱かったが海面がバタバタしてバランスを崩しやすい、その上オンショアなので波はイマイチ。そしてあっという間にクローズアウトのサイズの波が入り始めて、ドカンドカン巻かれる。
５本乗ったら上がると決めたので一本乗るたびに何回も巻かれながらアウトに出て、５本乗って上がってきた。上がる頃にはぶあつく黒い雲が空全体を覆い始め暗くなり、ひとりきりだったのでサメが強くなってきた。

無事帰ってきてほっと一息するともおちゃんたちがワイルクの家に遊びに来るというのでケーキを買って帰宅。

二人ともずっと緊張していたのが少し緩んで疲れた顔をしている。私の部屋でストレッチ道具やマッサージピローを貸してあげたらさらに緩んじゃったみたい笑

みなちゃんは明日日本に帰る。短い間だったけど二人の葛藤や頑張り、喜びや緊張、いろいろ見て、私も勉強させてもらった。

夜はホットセールパーティーへ

ジェシカは私より三つくらい年下、でもキャリアはとてつもなく長い、なんて言ったってロサンジェルスのオリンピック（８４年！！）に１４歳で出ていて、今でもヒートでレディースにヒートに男がひとり出てると言われるような突っ込むライディングをするのだから！まさに私と同時期にマウイに来て選手として一緒に戦ったけど彼女に買ったことはなかった気がする、大会だけでなく、実力的に確実に上だったし彼女の思い切りの良さ、センスの良さ、そして勝気ではなるけど嫌味がなくさっぱりして、いつもジョークばかり言ってた明るさが大好きだった。同じチームだったのでいろんなたびにも一緒に行けたのも今となっては本当に財産。そして何年も連絡取らずにいてもこうして再開すると元のまんま、気兼ねなく話ができるのが嬉しい。

日本の若手メンズが彼女のライディングにビビっていたときいて嬉しかった。これからもどんどん頑張ってほしいな。

パーティーで撮った記念写真、右は８歳の女の子でドイツから何ヶ月も家族で来ている女の子、もうすでにウエイブをやってるそうだ。３人でウインドの話していたら目がキラキラしていてそこでジェシカの話を聞いて同等に扱ってもらってることが嬉しくて本当に可愛かったな。

大雨の中帰宅、明日は確実のジョーズ割れてると思うけどオンショアでアグリーな感じになるだろう。