2015-10-21

10月21日  From Moutain to the Sea

やっぱりカイトはバンバン来る振動が腰に良くないのか、今朝はちょっと腰の調子がイマイチ、ストレッチをしてみるが朝サップトレーニングに行こうと板を持ち上げた途端、やばい!っという感じになったので諦めて休むことにした。調子に乗ってはいけないのはわかるけど、なかなか思うように練習できないのがもどかしい。

そんなわけで引越しで必要なものの買い物をしてから山へ。コーヒー豆を取りに行ったのだが、去年もそうだったけど業者なのか、以前はいくらとっても余るほどあったのに、まだ、熟れてないうちから根こそぎ取って行ってしまう人がいる。熟れた実を一つ一つ取るのではなく、枝を掴んで葉っぱから何からみんなザーッと取ってしまい枝が葉だけになっているからわかるのだ。ひどいことするなあ。みんなが少しずつ楽しめればいいのに、それにあの取り方は気に対して、コーヒー豆に対しての愛情が感じられない、一個一個ありがとうと思いながらとっていない気がするのだ。農業でもそうだけど大量にしようとすると自分の作った作物たちと親密な関係ができなかったりする。ヘリコプターで農薬巻いて巨大な機械を使って作った作物のひとつひとつ二声をかけていくのはどうしたって無理だ。でも自宅の農園だったらできる。もちろんみんなが自家栽培できるわけでもないので夢を見ていると言われそうだが、自分でも作れれば少しでもつくって、あるいはどこかの収穫を手伝わせてもらってその感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思う。

そういうことひとつひとつが今の世の中に足りなくなっている気がする。不便でも時間をかけることで感じることができることもいろいろあるんだと思う。

そんなわけでコーヒーは残念ながらほとんど手に入らず、でも手ぶらでハイクから帰ってくるなんて私にはできないのでguavaを持ち帰り、ソースを作った。シャンプーには最高のアワプヒも何本か手に入れ、それだけでまあちょっとは得した気分。

イワオニードルにお祈りを捧げて雨でぐちゃぐちゃになった道を歩くのも、「まあいいもんだ」と気分スッキリで帰ってきた。
海もそうだけど、どんなにジャンクなコンディションでも、行かないより行ったほうがいい。自分がどこに属している生き物なのか、再確認できるから。


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