2015-05-07

5月7日 ありがっさまりょうた、奄美


(今回彼と話さなかったら奄美にすらきてなかったかもしれない、ひょんなきっかけが大きな出会いや変化に繫がることもある。今回何から何までいろいろお世話になりました、ゆっくりいろんなことが話せて、なんだかお互い大家族の中で育った共通項があるように感じた。家族のみなさんともいろいろ話したり楽しい時間を過ごせて良かった、感謝感謝)
夕方の飛行機まで昨日の夜来れなかったチャーさんが迎えにきてくれ、結局また今回毎日一緒に板仲間が集まった。そしてもらってきたまんまるに人ってぴちぴちのハマチをさばいてまたもや豪勢なランチ。

25年ものの貴重な黒糖焼酎を頂いたらしい竜君。昨日開けたはいいけど自分はまだ飲んでないのに、今日見たらもうそこにちょっとだけ残っているだけ。エーーー?と見ている横で、お母さんが、これ本当においしい!皆おいしいおいしいってエンジョイしていたわよ、だから良いじゃない.と最後の一滴を自分のグラスに注いでぐいっと一気に飲んで、にこっと笑いかけていた。最高!
奄美大島前からいいところだといろんな人に聞いてイアが、あまのじゃくな私はみんなが好きなら皆行くから混んでていやだな、とか,思っていったことがなかった、でももちろんいつも気になっていた。今回きて奄美がいかに豊かな島かを実感した。
お金があるという意味ではなく生きているうえで豊かであまりあるのだ。例えばもし、地震が起こったらと櫂ではまず食べ物がなくなってパニックになる、前回の震災でもとたんにコンビニが空っぽになった.でも奄美だったら山や海に幸がある.そしてそれは島民全員がとってもまだ足りなくはならないほどあるから、コンビニで買い占めるようなことは起こらず、みんなで助け合って分け合ってもまだ自分の分け前も充分にあると思えるのだ.それが奄美の豊かさ。サーフィンだってそう。いい波のところにはけっこう人が集まるかもしれないけどそれでもまだ他にあちこちに波がある・一人で乗りたいと思えばいくらでもそう言うところがある。だからビジターがある程度きてもひどいマナーで雰囲気を壊さない限り、自分の波がすべてなくなってしまうという不安はない。だから気持にもゆとりがあるし、外から来た人を受け入れ、迎え入れる余裕がある、これが豊かさ。
もう一つ気づいたのは大きな川はそれほどないけれど小さな清流や小川はあちこちにあること。それが海にちょろちょろと流れている。その水の豊かさ,山から流れてくるミネラルが海を豊かにしている。水が豊かであることが、海をも豊かにしている。人間究極なところは生きていくことが一番の優先順位、そこが安心できるこの島はじつは凄ーく豊かで、だからすんでる人も気持にとっても余裕があり、それが人への優しい態度に繫がるんじゃないかな。
自分もゆとりを持って人に優しくいられる人間になりたい。お金ではなく、生き方が豊かな人間になりたい.そしてそんな豊かさのある場所で暮らしていきたい、と思う。

奄美を発ち、成田からそのままバッタバタの状態で羽田に移動、ぎりぎりホノルル行きの飛行機に間に合った・明日あたりから奄美には台風のうねりが届くらしい。波を待っていられなかったのは残念だけど、たぶんまた来いよってことなんだろうと思う・波なんてなかったし、雨も風邪も凄かったし、自分の体調も最悪だったけどこんなに楽しく充実したたびになるなんて本当の凄いことだと思う。
ありがっさまりょうた、奄美!

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