ノーウインド、穏やかな一日。なぜかサンドパイルはかなり波があると聞いて仕事をしてから9時半頃行くとすでにちょっとオンショア気味、その上波は思いのほか大きく、誰も出ていない、オーバーヘッドはある。右のショートボードポイントのところでは上手なサーファーが何人かリッピングしている。これはちょっと厳しそうだったのでカナハにいってみたが、こっちは全く波がない!
でもそんな時でも出来ることはいろいろある。鯨に会えるシーズンなので少し沖の方まで一人で漕ぎ出した。ちょうど漕ぎ方のフォームを矯正したいと思っているところなので、フォームと使う筋肉に気持ちを集中させながらゆっくり漕ぐ。早く漕ごうとするとどうして元のフォームの癖がでてきてしまうのでゆっくり漕いで、体に新しい漕ぎ方を覚えさせてしまいたい.これにはとにかく漕ぎまくるしかない。
というわけで沖まで呼吸とフォームを意識しながら漕いでるとそれはそれで楽しい。そのうち呼吸じゃなくて歌を歌居ながらになってしまった.だって誰もいないから恥ずかしがらずに大声で歌える、ただ私が歌える歌って言うのは限りがあるのでどうしても昔から家族で歌いなれているサウンドオブミュージックのレコードにはいってる曲のメドレー、なんてことになるのだが。
残念ながら鯨さんには遭遇できず。岸に戻ったところで沖でジャンプする鯨が見えた。
『期待せずに来ないとダメだよ』と言われている気がした。
写真は去年のもの。去年は何度か触れるくらい近くまで来てくれ、鯨の赤ちゃん(たぶん私のボードとあまり変わらない大きさ)が挨拶代わりに海面に上がってきてボードにこつんとぶつかって、その後私の小さなボードの周りを2週回っていったことは、一生忘れないと思う。
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