エキスパートサーファーの中村さんと竹本さんは朝すぐ出動して8時には目的地方面につき、レポートをくれた。誰も入っていないスポットがあるのでそこで先に乗っているという。私達が到着したときはすでに彼らは1時間ほど乗りまくっていた。風はちょっとだけオフショアが吹いていたが波は小さめでクリーン。良い練習になる。
昨日何度もやった前の方にパドルを入れる漕ぎ方の練習のおかげでテイクオフで今まで逃していたような波でも乗れるように。
完璧に前傾しててばっちりのフォーム。普段はすかした感じに見える中村さんだけど、実はものすごく謙虚に努力をするタイプ。今日も一日中この体力を使う漕ぎ方で汗だくになって練習していた。そしてそのフォームをマスターした事で惚れていない波にもどんどんテイクオフでいているのを見てジーンと嬉しくなってしまった。
何しろ彼らは乗ってしまえばこっちのもの。波にさえ乗れば負かしとけ!っていう感じ。ややパドルが邪魔そうではあるけれど笑、次回はパドルを活用する方法も是非一緒に。そして私は反対にお二人に波乗り教えてほしい。
竹本さんは波の選択眼があり過ぎで必ず一番いい位置にいるのでそこまで頑張って漕がなくても乗れてしまうし、良い波を選ぶので波乗りも最高。何もわたしに言える事なんてありません、って感じだった。
波乗りはほとんど初心者の真吾さん、でも一番大事な回りの人の邪魔にならないと言う事を凄く意識したポジショニングをとっていて、巻かれてもすぐその場にいると他の人が波に乗ってきたとき邪魔になるので回り込んでまたアウトに出る事をしっかり守って、シフトしてくる誰もいないところで割れる波に果敢に挑戦、良い波にも数本乗れていた。
私のスノーボードにとって大きな影響を与えてくれた太朗さんも登場。なんて良い日!お互いに腰を痛めて板敷きもあり、二人とも一緒に海に入って楽しめる事に何度も何度も喜びをかみしめた。思えば太朗さんと初めてアラスカの山を滑り、人生が変わってしまうほどの経験をしたのはもう20年も前のことになってしまう。あのときの自然に押しつぶされるような感覚、興奮はビッグウエイブと凄く似ていると思う。(もちろん私にはそんな大きなの波は乗れないが)そしてそこに集まっていたスノーボーダー達もまさに同じメンタリティーだったのを良く覚えている。
嬉しい再会の記念撮影横で見てると竹本さんと中村さんがきっちり奥から繋いで乗ってくる。
無料体験はあるけどちゃんとしたレッスンははじめただったと言うペーターはスノーボードも上手。沖でまず基本の漕ぎ方を伝授してからその応用編としてはじっこの小波エリアでテイクオフの練習。波乗りも結局は基本の漕ぎ方が大事だと言う事を実感してくれたと思う。でも後半は結構波に乗れたし、最後まで体力振り絞って頑張ってくれた。これではまってくれるかな?
波を取り逃したまきよちゃんとそれをさくっと乗って行った太朗さん、二人の表情が面白い。
シーサーも去年よりもさらにパワーアップ。
3日間バラエティーあふれる楽しみ方を最高のコンディションで出来た今年。あまりに良かったからそれを越えるツアーが来年出来るかどうか自信ないけどでもどんなコンディションになっても皆で楽しめる自信はある。
永ちゃん好きの中村さんの真似して皆でヨロシクポーズ。来年もヨ、ロ、シ、ク。
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