６月１６日 データ博士

（朝のコーヒータイム、カナダチームも疲れが見られる）

午後は風が強くなりサーフィンできないというのが良ーくわかってきた種子島のサーファーガール智ちゃんは、だったら出来る時には思い切りやってやろうじゃないか，と言う感じで私が起きた頃にはもうすでに海に入っている。

そして長い時は５時間くらい海に入りっぱなし。結構冷たい水温の中、がつがつするでもなく、誰か入ってくればシェアしつつ、一人でもいい波のところのパドルしてマイペースで乗ったりとスタイルッシュなライディングでサーフィンを楽しんでいる。スタンドアップは普段あまりしてないそうだけれどテイクオフも上手だし、波に乗ってしまえばこっちのものという感じで上手。

午前中引き潮の時間にアサリのあるところを探してみた。後で聞いたところに寄るとある年は沢山あり、またないとしもあるらしい。いくつか見つけたけど昔のようにザクザクと言うほどではなかった。腰がいたいのでかがめないけどローカルスタッフのグレゴリオが大きな医師をいくつも転がして捜してくれた。石を転がすたびにタコがいてびっくり。アサリの酒蒸しはできないけど、タコポキなら出来そうだ。

疲れているからと気分をかえて自転車ライド、でも結局疲れ果てて帰ってきた後風が吹いている中、皆セールをセッティングして海に出て行った。ウインド好きばかりでほほえましい。

さてメンバー紹介、今日は釘崎さん。御前崎から参加の釘さんはもうバハには何度も来ているので慣れたもの。普段からよる熟睡する事はあまりないそうでほとんど寝ずに朝は３時から起きている。栄養バランスを考えているようだが，すべてサプリや粉のプロテインなどで補給しようとしていたり，健康何だが不健康なんだか。完全にオタクだが，皆のライディングを一生懸命とってくれたり、記念になるDVDを作ろうと頑張ってくれたり，年下の私達にいろいろからかわれても動じずニコニコ気にしない釘さん，そして海に関しては熱い。

とにかくいろんな事に知識があり、何でも説明してくれる。バハに関してはどんな事でもメモし、後でまとめてDVDを作ってあげるからすべての写真をくださいとあったとたんに宣言。それからずっとデータを集め、リサーチも欠かさず、そんなところからデータ博士のニックネームがついた。

自転車に乗りに行ったみんなにカメラを渡し、臨場感あるライディングのゴープロ映像を手に入れて「これでデータが手に入ったから僕はもういかなくてもいいや」と言ったのには笑えた。オフィスの前に張ってある波と風予報の上は３日ごとにしか更新されないのに毎日少なくとも６回くらいそこの前に立って眺めているし，皆の使ったギアや時間などまですべてノートにメモしている。

（実はビリヤードもうまかった！）

健康のために栄養バランスを考えて入るけどそのバランスをすべて料理は面倒なのでプロテインや粉末の栄養剤などでまかなっていたり、なんだか健康なんだか不健康なんだかわからない釘サン笑、でも５６歳でこれだけウインドが上手く、情熱的でいられるのはさすが。

１週間の前半は何となくゆっくり時間が過ぎるのに、後半はあっという間。やっと体が慣れてきたかなという頃に帰らなくてはならないのが辛い。

夕食後のだんらん