(3月11日、南のはての島から東北に向けて)
八重山の新聞にレースの記事が載っていた!朝保安庁の人が話をしたいとの事で津村サンのオフィスへ。入ってきた時はとっても低姿勢だったけど,実はあの強風下で無理矢理レースをやって危なくなかったのかと言いたかったようだった。でも彼の方が全くスタンドアップやウインドサーフィンに関する知識がなく,何を行ってもあまりにらちがあかない事を言うのでそのうち津村サンが着れそうになり,横で私と山下さんはヒヤヒヤ,結局3人でしっかり説明して風の強さだけで決められる物ではなく,コンディションすべてを見て,レースの危険性を判断するのだと言う事を理解してもらった。でも後で保安庁の人に,『こてんぱんにやられました』と言ってたらしい,あんなに何も勉強しないできたら当たり前,せめて一回くらいやってみてほしいなあ。
今回運営スタッフの中心になっていろいろ動いていた山下さんは石垣でスタンドアップやカヤック,およびいろんなアウトドアアクティビティーのガイドapunea adventure をやっている。
津村サン、新聞記事をチェック。『あれ,写真俺じゃないじゃん』
保安庁とのミーティングが長引いたけれどフェリーに乗ってぎりぎり西表島に間に合った。
今日は3月11日震災から3年目。朝テレビをちょっとだけ見ていたらどこもかしこも震災の内容、でもこの日だけこんなに特集するんじゃなくて,被災地の人は毎日毎日この事を考え,復興していない土地を見ながら生活しているんだから,せめて毎週一回とか特集で何がおこっているかテレビで伝えていけばいいのになあ,と思った,なんだか3月11日がイベント化しているような寂しさがあった。
とはいえイベントと言うわけではないが,西表の海の仲間と花輪を捧げ,海に祈る事を毎年しているので私もせっかくだから一人で祈るより皆で祈る輪の中に入りたいとその時間に間に合うようになんとか西表へ。うちなんちゅうのヒロシ君と皆が作った花輪。皆が少しずつ思いを込めて花をさしていく。
こんな小さな花,普段は気づかずに通り過ぎていってしまいそうだけどけなげで美しい。
仕事を抜けられた仲間だけだったけれど西表の海の仲間,そしてたまたまこのきれいなビーチで黙祷をしようとしていた旅行者の方なども一緒になって時間に会わせて黙祷した。東北の方に向かって(海と反対側)祈るか,海に向かって祈るか迷ったけれど,海は繫がってるから海に向かえば大丈夫だよという事になった。
西表の人たちのみんな優しいハートの持ち主ばかり
徳チャンが大きな花輪をボードに乗せ沖まで漕いでいく。
さあ,これから1週間ほどは西表でのんびり離島タイムの生活かな?
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