目覚めると雨はすっかり上がっていてそのかわりきーんと寒い朝だった。夜明けとともにもぞもぞ動き出し波チェック。あれ,昨日よりずいぶんとサイズダウン。その分クリーンにはなっているが気合いいれたのにちょっと空振り。なんかしたメンズグループに聞くと向こうも波はちょっとよれていて風もぴったり合ってるわけではないというので,波が目の前にあるときは他をチェックするよりそこで乗れという,ジェリーロペス先生のお言葉に従って近辺でチェックした中では一番サイズがあって乗れそうな場所でパドルアウト。ただしここは大きな河の河口なので昨日の雨で流れが強くなってるのは確実。出てみるとやはりチャンネルだと思っていたところの流れがものすごく,小魚がのむねかなと思うくらいばちゃばちゃ海面が荒れている。その上レフトの波にテイクオフしようとしてもその流れで戻されてテイクオフできなかったり、ただたってるだけでコロンコロンと落っこちたり大変。レフトの波もその横のライトの波もどちらも流れがきつくて難しく,もうちょっと先にあるレフトが一番乗りやすかったかな。テイクオフがピンポイントであまりウオールが張って来ないので難しかったが,久々に巻かれるくらいのサイズに乗れて,変な話だがちょっと気持ちよかった。
上がる頃に一人サーファーがパドルアウト。この流れの強さではサーフィンではさらに厳しいようですぐ上がってきてしまったが,とっても気持ちのいい青年でこの町に住むローカルサーファー.とってもウエルカムな笑顔で迎えてくれるのはほんとにビジターとしてはありがたい、だからこそ彼らがいやな思いをしないようにシェアさせてもらわなくてはと改めて思う。
しばらくして風が入ってきてしまったので終了。
(左からジュンペイ君、ケン君、わたし,おさむちゃん、オーム君、ニセコのスノーボーダーでありゲンテン仲間、ケン君とオーム君は今年からパタゴニアのアンバサダーでもある)
南の方から北上してきた仲間達、そして札幌から走ってきたと大久保さんも合流,結局このままそれぞれ波チェックしつつ北上することになった。
途中お好み焼きの屋台に惹かれて小休止,隣に地元で取れた銀鮭とカレイが干してあった。おいしそう!店の中も地元で取れた野菜やそれを加工した漬け物や瓶詰めなどばかり。
次に入ったところはチェックした時点では風が入っていなかったのだが,大久保さんがいそいそとは行ったとたんに風が入り始め,かなり強風になってきた。でもせっかくなので一緒に乗るだけのろうと私達も出ることに。
シーサーのジャケットと野の花の色がマッチしてとてもきれい。
波は結構ストーミー.でもまあまあサイズはある。
大久保さんはこういうコンディションに慣れている様子
シーサーも果敢にチャレンジ。
結局風が強すぎるので場所を移動しようと言うことになり早めに終了,私も朝とここの向かい風のパドルで腰が限界になってきた。
いろいろチェックしながら北上してみたら結局北海道の湘南と呼ばれている浜厚真が一番いいコンディションだった.ここは普段混んでいてサップで出るのはちょっと気が引けるところだが,今日はオフショアの風が強いからか夕方だからか結構人も少ない。大久保さんはいい波を何本ものって楽しそうだった。
強風の中無理して乗ったのがちょっと悔やまれる。
シーサーも何本か乗れたようで流れている木屑の汚れがすごいと,上がってきた。
移動と波チェックが多い一日だったけどこんな日もある,それにいろんなポイントがチェックできて楽しかった。
このままニセコに戻ることはせず,明日まで待ってどちら方面に動くか決定することにして、温泉で終了。北海道は寒いけれど温泉がどこにでもあるのが素晴らしい。いたむ腰も温泉に入るとずいぶん良くなるから不思議。
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