３月１日 上がったり下がったりの風

昨日の夕暮れ時ビッグウエイブサーファーのタカさんと宗豊君はジョーズをチェックにいったようで、今朝は私からもこの辺の情報を伝えながら、ジョーズを朝一でチェックしにいった二人からもレポートをもらう。なんだか昨日の夕方よりサイズダウンみたい。風は昨日よりちょっと北よりになり、うねりはかなりウエストでジョーズはかろうじて割れるけれど乗れる感じではなく、今日はキャンセル．その後タカさんは仕事、宗豊君はホノルアへ。
私はばたばたしながら１１時頃レインズへ。途中カフルイでも雨が降ったりしていたのでいやな予感がしたが、案の定レインズの風は安定していなかった。波も昨日よりサイズダウン、とはいえ今日くらいのサイズの方が私にはありがたい。
雨が降っては風が落ち、また風が上がってくると雲がやってきて雨が降る、の繰り返し。それでもホキパで８機くらいのカイトが上がっていた。風が安定していないのと、波も結構ストーミーなのでカナハに行けばよかったかなと後悔したが、来るまでにパイアでものすごい渋滞だったので今から引き換える気になれない、その渋滞にまたはまって少なくとも３０分はロスをする。

ということで悩んだ末小さなカイトで行くことにした。出て行くときにリーフを横切るときに２回ほどカイトを落とし、『なんか今日はでるなよって言われているみたい』とジョーダン混じりに言っていたが海にでたものの風がどんどん弱くなっていくばかり、ケ局セットの波に乗ったときにあまりの風のなさに後ろから来る波に巻かれそうになり、このままだと風上をキープできなくなると判断し、必死の思い出ビーチに戻った。今日は昨日以上にダメな私だったが、でも体も道具も無事にビーチに帰れたのでよしとしよう。その後１時間ほど風が安定するかどうかまってみたがなかなか変わりそうにないのであきらめて帰ろうとしたところ、宗豊君から電話があった。

 ホノルアは２−６ftで８０人くらいはいっていたとのこと、そして戻ってきて今フキパを見ているのだが誰もでていないけどこれは何か理由があるのだろうかと訊ねてきた。私は今まで風が強く今風が落ちてカイトサーファーも上がってきたところなのだと説明し、今日は風が上がったり下がったり何だというと、風はあるけど乗れないわけじゃないからでようと思うというので帰りにホキパに寄ってみた。風でぐちゃぐちゃの海にはちょうど他にもパビリオンにサーファーが二人出て行くところだった。

そして宗豊くんもパドルアウト、初めての場所でこれだけストーミーでもさすがに難なくアウトまで行き、しっかりいるべき場所を把握し最初にテイクオフした波をロングライド．宗とよくンがでていてしばらくたった頃、風がまた吹き出して、ウインドサーファーやカイトが走り出した、だからさらに波には乗りにくくなったはずだけれど一人でミドルズのかなり沖に陣取って波に乗っていた。

その後夕方はタカさんと合流してパドルボードの練習をしていたらしい。

私が前にタカさんに宗豊くんみたいに謙虚で普段は人当たりのいい感じのにこやかな人がジョーズの波の前でいざビッグウエイブに乗るときのゾーンに入ったような表情や態度、そういうのを見るのが好きなんだと話したことがあるのだが、タカさんが
『今日ジョーズをチェックしにいった時宗豊くんの顔はいつもと全然違ってましたよ、あんなに暗くなりかけてたけどあそこで自分の板持ってたらそのまま出て行きそうな勢いでしたよ』
とこっそり教えてくれた。やっぱりな。

波は明日また新しいうねりがヒットする予定、そして３日後、１週間後にも来る予定なので当分波には困らなさそう、そして風も。。風はそんなになくていいんだけれど。

雨に当たったからなのか、疲れがたまっていたからなのか、家路は車を運転するのも辛いで、家に戻るとちょっと寒気がしたので横になり、そのまま８時過ぎまで眠りこけてしまった。やっぱり疲れていたのだな。